おしっこの検査(尿検査)で何がわかるの?

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新年度を迎えると、健康診断の時期になりますね。

身長・体重の測定や医師の診察など、さまざまな検査がありますが、その中のひとつに尿検査があります。

 

トイレでおしっこができる年齢のお子さんなら比較的スムーズですが、まだ難しい場合は、

『朝のおしっこを取るのが大変…。これ(尿検査)って必要なの?』

と感じることもありますよね。

 

そこで今回は、尿検査でどんなことを調べているのか。

そして、尿検査で何がわかるのかということについて、お話していきます。

尿検査で何がわかるの?

健康診断で行う尿検査は、子どもの体の中の異常を早期に見つけるための大切な検査です。

尿をつくる臓器である「腎臓(じんぞう)」の病気は、初期にはほとんど症状が出ないことが多く、元気に見えても病気が進んでいる場合があります。

尿検査は、こうした気づきにくい病気を見つけるためにとても有効です。

 

尿検査は、痛みもなく短時間でできる検査ですが、実は多くの情報がわかります。

主に次のような点を確認しています。

 

まず、腎臓や尿の通り道(尿路)の病気のサインです。

尿にたんぱくや血が混じっていないかを調べ、腎炎などの早期発見につなげます。

感染症等で腎炎が起こることもあるため、去年大丈夫だったとしても、毎年尿検査は受けるようにしましょう。

 

次に、糖尿病などの病気の可能性です。

尿に糖が出ていないかを確認します。

 

さらに、尿路感染症のサインもチェックできます。

白血球などの異常が見られる場合には、感染が隠れていないかを考えます。

 

尿検査で異常があると、結果報告書に「要再検査」「病院を受診してください」と書かれるため、心配になりますよね。

ただし、風邪をひいている時や病み上がり、激しい運動のあと、水分不足などが原因で、一時的に異常値が出ることも少なくありません。

そのため、再検査では問題が見られないケースも多いため、必要以上に心配しすぎないで下さいね。

 

また、『家族性血尿』といって、体質的・遺伝的に血尿が続くタイプの病気もあります。

ご家族や親族に同じような指摘を受けた方がいる場合は、診察時に医師へ伝えていただくと大切な情報になります。

まとめ

尿検査は、お子さんの将来の健康を守るための大切な検査です。

もし気になる結果が出た場合は、早めに小児科へご相談ください。

一緒に経過を見ながら、必要な対応を考えていきましょう。

必要に応じて、尿の再検査や血液検査を行い、さらに詳しい検査が必要な場合には専門医療機関へご紹介するなど、しっかりフォローしていきます。

心配なことや気になる点があれば、受診の際に遠慮なくご相談くださいね。