何かと出費がかさむ春。
特に3月・4月は、卒業祝いや入学祝い、また、文房具を買い揃えるなどするため、お子さんがたくさんいらっしゃるご家庭は大変かと思います。
そんな4月の春、姉と姪っ子たち(姪っ子3人)がうちに遊びに来たんですが、
「進級祝いちょうだい♪」
と、一番上、中2になる姪っ子から言われました。
『ん?進級祝い?卒業祝いや入学祝いならまだ分かるけど、進級祝いってあげんといかんの?』と、疑問に思いました。
というのも、進級祝いなるものを、私はもらった記憶がなかったからなんです。
もちろん私の姉(姪っ子の母親)ももらったことはありません。
そこで今回は、進級祝いは本当に必要なのか。
今はあげるのが普通なのかということについて。
また、進級祝いをあげる(贈る)としたら、なにがいいのか、なにがベターなのかということについてお話していこうと思います。
進級祝いは必要!?おすすめの物は?
進級祝いですが、”絶対必要!”とまではいかないですが、最近はあげているご家庭が多いようです。
しかし、『おじいちゃんおばあちゃんからもらう』という場合がほとんどで、『親からもらう』という場合は少数。
また、今回の私のように、おじさんやおばさんからもらうというのはほとんどありません。(おじさんやおばさんが自らあげたいからあげているという場合は除いてですが…)
あと、『子どもが小さいときにはあげてなかったけど、中学や高校など、少し大きくなってからはあげている』とか、『兄弟がいる家庭は比較的あげてないところが多いみたいだけど、うちは一人っ子だからあげている』などなど、各家庭によって大きくばらつきがあるようで、全体的に見ると、若干あげている家庭のほうが多いといった感じです。
“当たり前”や”普通”は、時代によって変わっていくということを、今回身をもって知りましたね(^^;
今回のうちの場合、
「ねぇねぇ、中2に学年上がったからお祝いして!何か買い物行こう!」
と、一番上の姪っ子言われたんですが、その時は正直、『また”おねだり”が始まったな…』と思っていました。
というのも、正月にはお年玉、誕生日には誕生日プレゼント、クリスマスにはクリスマスプレゼントと、誕生日や季節の行事には、毎回プレゼントを買ってあげていたので、『今回は”進級”をキーワードにしておねだりしてきたなぁ』と思っていました。
しかし、
「他の子は○○を買ってもらったんだよ!だから私にも買って!」
と続けて話してきました。
自分の時を思い返すと、卒業や進学など、ちょっと大きな節目の時、例えば高校の入学祝いに、私は携帯電話、姉は財布、兄はかばんを、両親からプレゼントしてもらいました。
しかし、学年が上がった時、進級した時に何かプレゼントをねだったり、もらったりした記憶はありません。
たまたまうちの家庭がそうだっただけかもしれないけど、周りでもそんな話を聞いたことなかったので、昔はそれが普通だったんだと思います。
と、自分たちの頃がそうだったということもあり、今回の姪っ子の進級祝いも、『今は進級祝いを贈るのは普通のことなの?』と疑問に思い、あげるのをやめようと思いました。
しかし、『でもなぁ。普段、共働きの両親に代わって、下の妹たち(小5・小2)の面倒をよく見てくれてるもなぁ。・・・。・・・。・・・。・・・。・・・。よし!かわいい姪っ子のためだ!今回は買ってあげるか!』と、心の中でめっちゃ葛藤し、今回は買ってあげることにしました。
私の中では、納得したわけではなく、どちらかと言うと『しょうがないなぁ』という気持ちでしたね。
そして、”一緒に買い物へ行こう!”ということだったので、姉(姪っ子の母親)も含め、姪っ子3人を引き連れていざショッピングモールへ!
向かった先は家電コーナー( ̄  ̄?
「このヘアアイロンが欲しい!」
と…。
「いやいや、進級祝いでしょ!なんでヘアアイロンなん?学校、勉強に関わるものにしなさい!」
と、姪っ子をさとし、結局”文房具セット”に落ち着きました。
もちろんその様子を見ている下の姪っ子たち。
『・・・。下の子たちにも買ってあげんとすねるよね…』ということで、下の姪っ子たちにも、進級祝いということで”本”などを買ってあげました。
と、今回の件で”私”が思ったのは、“進級祝いは絶対あげなければいけないということではない”ということ。
また、進級祝いは親orおじいちゃんおばあちゃんがあげるもので、おじさんやおばさんがあげるものではないということ。(甥っ子姪っ子を溺愛しているおじさんおばさんは除く)
あと、あくまで進級祝いなので、学校・勉強に関わるものを買うこと。
といったところでしょうか。
なので来年、私は自ら進級祝いをあげるつもりはありませんが、ねだられたら買ってあげようかなと思ってます♪
まとめ
今回、姪っ子に言われて、初めて『進級祝い』というものがあることを知り、また、『自分が知らないだけで、どこの家庭でも普通に進級祝いを贈っているの?』、ということが疑問に思ったということもあり、今回この記事を書くことにしました。
あと、今回姪っ子たちと一緒に買い物へ行って思ったのが、“進級祝いを一つのコミュニケーションを取るイベント”として、毎年やるのはいいかもと思いました。
子どもが中学生や高校生になってくると、反抗期等もあり、どうしても親との距離ができてしまいがちです。
欲しい物があっても、
「自分で(友達と一緒に)買いに行くからお金だけちょうだい」
って、一緒に買い物へ行ってくれなくなりがちです(T^T)
そんなときに、“進級祝いを一緒に買いに行く”ということを一つのイベント、子どもとコミュニケーションを取る場として活用するのはありかもしれません。
「何が欲しい?」「それはちょっと勉強と関係なくない?」「それは誕生日プレゼントでだったらいいよ」「それはちょっと高い!」などなど、いろんな話が、行きの車の中、ショッピングモール、帰りの車の中でできるかと思います。
『普段、子どもとあまりコミュニケーションが取れてないなぁ』と感じているご家庭は、進級祝いを活用するのもありかもしれません。
また、4月は、学年が変わり、子どもたちの環境も結構ガラリと変わったりします。
「学校はどう?」「友達は?」「先生はどんな人?」などなど、進級祝いを口実に、子どもの状況・心境を確認するのもいいかもしれませんね。