梅雨の時期は、雨であまり外で遊ぶことが出来なくて、子どもも基本家遊び。
炊事洗濯掃除をしていても、
「ママ~、ママ~」
「バタン。ドシン」
「ガシャン。パリン」
「コラーー!!(`□´メ 」
と、なかなか家事がはかどらないというお母さん、多いんじゃないでしょうか。
小さい時は手がかかって当然と思えるんですが、これがまた、大きくなったら大きくなったでまた違う意味で手がかかるんですよね~。
ホント、子育てって大変です(ーー;
と、そうこう言っているとそんな梅雨が明け、季節はもうすぐ夏。
夏は梅雨の反動もあり(?)、天気がいいだけでワクワクして、お外で遊びたくなるお子様も多いのではないでしょうか。
そんな時、お母さんやお父さんにとって心配になるのは、熱中症にならないかどうかですよね。
あと、熱中症と風邪の見分け方って、正直難しいですよね。
そこで今回は、熱中症の症状や風邪との違いについて。
そして、熱中症と風邪との見分け方についてお話していきます。
熱中症の症状って?風邪との違いや見分け方は?
熱中症の症状って?
熱中症とは、体が暑さに耐えられなくなり、出てくる色々な症状をまとめて熱中症と言います。
そのため、熱中症の症状というのは一つではありません。
いくつか熱中症の症状を見ていきましょう。
■口がすごく渇く
■めまいや立ちくらみ
■顔がほてる
■あくびが頻繁に出る
■手足のけいれんや足がつる
■体がだるい
■頭痛
■吐き気や嘔吐
■汗が出すぎる、又は全く出ない
■まっすぐ歩けない
■呼びかけに反応しない
■自分で水分補給が出来ない
下に行けば行くほど重症で、このような症状が出たら熱中症の疑いがあります。
症状によってはすぐに病院を受診しないと、命が危険にさらされる場合があります。
熱中症はあなどらず、日頃から予防や対策をするようにしましょう。
熱中症と風邪との違いや見分け方は?
難しいのは熱中症と風邪との違い、見分け方です。
5月ぐらいからどんどん気温もあがり、熱中症ではないかと、心配して病院に受診するお母さんたちも増えてきました。
お外で遊んで帰ってきてからぐったりし始めたり、熱が出たり、吐いちゃったりすると、それが”熱中症”なのか、それとも”風邪”なのか、お家ではなかなかわかりませんよね。
熱中症と風邪との大きな違い・見分け方は、”喉の炎症”や”咳”です。
夏風邪の場合は、お腹を冷やしてという場合もありますので、”下痢”といった症状もあります。
熱中症では、喉の炎症や咳などの症状は出ません。
熱中症と風邪を見分ける方法として、子どもに
「お口アーンして」
と言って、喉の奥を見て赤くなっていたり、ゴホゴホと咳をしていたりする場合は”風邪”です。
簡単な熱中症と風邪との違い・見分け方の一つとして覚えておくといいですよ。
まとめ
熱中症の症状や、熱中症と風邪との違い・見分け方についてお伝えしましたが、
「今回の記事の見分け方でみてみたけど、熱中症か風邪か、ちょっとどっちかわからない」
という場合。
お家で一人で子どもをみていると、もし何かあったらどうしようと心配になりますよね。
「少し休めばきっとすぐに元気になる。もう少し様子をみてみよう」
ではなく、まずはすぐに近くのクリニックを受診することをおすすめします。
もちろん、少し休んですぐに元気になる場合もあります。
そういった経験があると、
「きっと今回も大丈夫」
と、人間誰しも思ってしまうものです。
でも、そうでない場合もあります。
そうでない場合、お子さんに苦しい思いをさせることになってしまいます。
また、医師に診察してもらうために、症状が悪化したお子さんをクリニックに行れていかなければなりません。
それはお子さんにとって辛く、親にとって大変なことです。
不安な時は、お家で一人で悩むより、すぐにクリニックを受診し、”不安を安心に変える”ことが大切ですよ。