カレンダーも進み、いよいよ夏本番ですね!
朝も昼も夜も一日中暑いこの季節、パパやママを悩ませるのが赤ちゃんのスキンケアの変化ですよね。
冬は『乾燥するから保湿をしなきゃ!』と気にかけていたと思いますが、夏は『とにかく汗をかくから、あせもにならないように気をつけなきゃ!』と感じる方も多いと思います。
そこで今回は、赤ちゃんのあせもを防ぐための対策についてお話ししていきます。
赤ちゃんのあせもを防ぐには?

あせもを防ぐために知っておきたい赤ちゃんの特徴
昔から『赤ちゃんは汗っかき』とよく言われますよね。
これは、汗腺(汗の出る穴)の数が大人と同じである一方、体が小さいため、どうしても汗をかきやすいからです。
また、赤ちゃんは大人よりも代謝が活発で、体の熱を外に逃がすためにも汗をかく必要があります。
汗をかきすぎない環境を整えましょう
あせも対策としてまず大切なのが、『必要以上に汗をかかせないこと』です。
まずは室温の調整です。
エアコンを上手に使って、快適な環境を整えてあげましょう。
目安としては、外気との温度差を5℃以内にするとよいとされています。
夏場であれば、室温は26~28℃程度が目安です。
ただし、エアコンや扇風機の風が直接当たると体が冷えすぎてしまうため、風向きには注意してください。
次に、服装の調整です。
新生児のうちは体温調節が未熟なため、大人より1枚多めの服装が目安になります。
一方で、生後3〜4か月頃からは、体温調節機能が発達し、汗をかきやすくなるため、大人より1枚少なめでもいいですよ。
また、衣類は汗をよく吸う素材を選ぶことで、肌トラブルの予防につながります。
汗をかいたときは、こまめに着替えさせてあげることも大切です。
汗はこまめに取り除きましょう
次に大切なのが、『汗をそのままにしないこと』です。
着替えだけでなく、シャワーでさっと汗を流してあげるのも効果的です。
このときは、軽く流す程度であればボディソープや石けんは使わなくても大丈夫です。
(洗いすぎると、皮膚に必要な油分まで落としてしまうことがあります)
外出先などで洗えない場合は、清潔なガーゼなどでやさしく拭いてあげましょう。
保湿で肌のバリア機能を守りましょう
さらに、『保湿で肌のバリア機能を保つこと』も大切です。
汗をかいていると肌が潤っているように感じますが、実際には汗と皮膚のうるおいは別のものです。
肌のバリア機能を守るためには、皮脂や油分が必要です。
そのため、シャワーの後や汗を拭いた後には、保湿剤でしっかりケアしてあげましょう。
ただ、軟膏やクリームの保湿剤だと、夏場はベタつきが気になることもあるため、ローションタイプや泡タイプの保湿剤がおすすめです。
まとめ
子どもがあせもになると、かゆそうで、見ていてかわいそうになってしまうので、できることならならないようにしてあげたいですよね。
実際に問診の際にも、同じようなご質問をいただくことがあります。
そこで今回は、あせもを予防するためにできる対策について、いくつかお話させていただきました。
しかし、対策をしていても、完全にあせもを防ぐことができない場合もあると思います。
特に赤ちゃんは、首の周りや手足の関節部分など、どうしても皮膚が重なってしまうところがあるので、そこに汗や汚れがたまると、皮膚トラブルを起こしてしまうことがよくあります。
それは、決してお母さんやお父さんの努力不足ではありません。
あせもなどの皮膚トラブルは、早いうちに対処・治療した方が治るのも早いと言われています。
おうちでできる対応を続けていくことも重要ですが、あせもなどの症状が出てしまった時は、無理せず、早いうちに受診して、あせもの薬などで治療していくことをおすすめします。
皮膚トラブルに限らず、『家で○○していても良くならない…』という時は、その病気・症状にもよりますが、家で様子を見るのは長くても4・5日~1週間で、できる限り一度早めにクリニックを受診して相談して下さい。
4・5日様子を見て治らない場合は、薬の処方が必要な場合がほとんどです。
早期に発見し、早期に対処することで、病気や怪我の治りも早くなりますよ。
