子どもたちにとっては嬉しい夏休み。
しかし、親にとっては魔の夏休みです。
子どもたちは、夏休みということで、朝もゆっくり起床し、宿題もせず、ダラダラとTVアニメを見て、同世代の子の声が外から聞こえたら外へ遊びに行く。
「早く起きなさい!」と言っても起きない。
「宿題やったの?」と聞いても、「うん」と返事はするものの、全然やっていない。
『困るのは子ども自身だから』といっても、夏休みの終わりに泣きつかれると、「もう!本当に!」と言いながらついつい手伝ってしまう…。
もう、我が家の夏のルーティンですね(苦笑)
そんな夏休みの話を母とすると、必ず『ご飯を作るのが面倒で苦労した』という話になります。
長い長い夏休み。
毎日毎日3食献立考えるのって大変ですよね。
私も母になって、夏休みがくるたびに給食のありがたみを感じていました。
そんな私の心境を察してか、母が、簡単だけど栄養満点の、我が家秘伝の夏レシピを伝授してくれました。
私が子どもの頃、夏によく食べさせてもらっていたということもあり、私にとってこの料理は、夏・昔を思い出す一品なんです。
そこで今回は、簡単だけど栄養満点!?の我が家秘伝の夏レシピをいくつかご紹介していきます。
我が家秘伝の夏レシピ
我が家秘伝の夏レシピ、1つ目は“ちょっと変わっためんつゆ”です。
[ちょっと変わっためんつゆ]
①鍋に水を入れ、そこに味噌汁を作るときよりも多めのだしの素を入れます。
②これまた多めに白味噌を入れて、溶いていきます。
③砂糖orみりんを入れて、めんつゆとして好みの味付けをしていきます。
④最後に溶き卵(2~3個分)を落として味の最終確認をします。
以上で完成です。
母も義姉から教えてもらったというこの”めんつゆ”なんですが、とにかく味が濃いんです。
でも、子どもの頃、このめんつゆで食べるひやむぎが大好きでした。
溶き卵と味噌が麺によく絡みつき、甘じょっぱいめんつゆが更に食欲をそそりましたね。
うちでは、これにプラスおにぎり(中身はおかか、たまに梅干し)が夏の定番メニューだったんですが、大満足でした。
(更に、おにぎりにのりが巻かれてあると、その日1日ハッピーでしたね♪)
また、この”ちょっと変わっためんつゆ”。
このめんつゆというか“白味噌つゆ”を、今度は温め、そうめんを入れ、ねぎをちょっと足すと、にゅうめんとして晩御飯に出すこともできちゃいます。
はい。
このつゆで、2食分いけちゃうんです♪
また、この”白味噌つゆ”は、あらかじめ作ってよく冷やしておくと、更に美味しく食べることができます。
冷たいのでモリモリ食べる事ができ、また塩分もとれるので、暑い夏にはピッタリの一品ですよ。
我が家秘伝の夏レシピ、2つ目は“冷やし中華風サラダ”です。
[冷やし中華風サラダ]
①レタス・きゅうり・ハムを細切りに、器に入れます。
②そこに戻した春雨を入れて混ぜます。
③そこに三杯酢をかけ、ちょっとだけごま油を落とします。
以上で完成です。
私の記憶では、夏に、カレーライスと一緒によくテーブルに出ていたと思います。
具材が細切りにしてあるので、結構バクバク食べれちゃいます。
また、春雨が涼しさを感じさせ、更に、食べごたえもUPさせます。
ホント、麺が春雨に変わった、冷やし中華みたいな感じです。
今だと、“これにコチュジャンを足して味変”なんていうのもいいかもしれません。
私は、これにマヨネーズをさらにかけて食べていました。
子どもって、「お肉は好きだけど野菜はちょっと…」って言う子多いですよね。
私もそうでした。
でも、この”冷やし中華風サラダ”は大好きでした。
( ハムがあるからかな(^^; )
私の母は、私たち(子ども)によく作ってくれてたんですが、私は三杯酢を作るのが面倒というか苦手で、あまり自分の子どもたちには食べさせていなかったんですが、気合いを入れて作ると、めちゃくちゃ喜んで食べてくれます。(旦那さんも♪)
『いつもと箸の進み具合が違っている!』というのがわかるぐらいバクバク食べていますね。
酢を使っているので、体に良いのは間違いないですよ♪
我が家秘伝の夏レシピ、3つ目というか番外編は“あまあま牛乳”です。
[あまあま牛乳]
①牛乳を温めます。
②そこに砂糖を入れます。
③コップに注ぎ、よく冷やします。
以上で完成です。
腰に手を当てグイッと!
汗をかいた体に染みた、私の思い出の飲み物です♪
今回、番外編を除き、いずれも子どもがバクバク食べる、沢山食べるレシピというのがポイントです。
夏ってどうしても食欲が落ちてしまいがちですからね。
いくつかヘビロテで回せる、簡単だけど栄養満点のレシピを持ってると、魔の夏休みも結構すんなりと乗り越えられますよ♪
※夏休みの宿題問題は除く(ーー;
まとめ
私が子どもの頃、夏によく母が用意してくれたレシピ2つ(+α)を、ざっくりですが紹介させていただきました。
私も母になり、本当に毎日献立を考え、用意することの大変さを実感しました。
自分ひとりならこんなに苦労しないんですけどね。
でも、“悩むのは家族がいるっていう幸せなこと”なんだと、この記事を書きながら改めて思いました。
食べてくれる人がいること。
そして、それを笑って「美味しいね!」って言ってもらえることって本当に嬉しいことです。
その笑顔を見るたび「また頑張って作るぞ!」って気持ちになります。
子どもが成長して大人になったときに、
「夏になるとよくあれ食べてたなぁ。こんなのもあったなぁ」
って思い出になってくれればと思います。
また、子どもが思い出して自分で作って食べてくれたら、我が家の秘伝のレシピがつながっていく。
こんな喜ばしいことはありません。
そう考えたら、「三杯酢面倒!」とか言ってちゃだめですね(苦笑)
私も近いうちに、また子どもたち作ってあげようと思います。