夏でも保湿剤は必要?べたついて子どもが嫌がる場合はどうしたらいい?

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『今年って梅雨あった?』と思ってしまうほど、2022年の梅雨は、例年以上に短かったですよね。

雨が少ないと、水不足などの問題もあるので、梅雨がないと困ってしまいますが、梅雨の時期って、湿気や汗でべたついてしまって、正直、快適な季節ではないですよね。

逆に言えば、梅雨の時期はよっぽど乾燥することはないので、冬場、お子さんのために保湿ケアを頑張っていた親御さんは、

『これなら保湿はもうしなくて大丈夫じゃない?汗もかくし、お肌は潤ってるみたいだし…』

と、思ってしまいがちです。

しかし、お子さんの肌の状態にもよりますが、夏場でも、季節を問わず、保湿ケアは必要になってきます。

 

そこで今回は、夏でも保湿剤(保湿ケア)が必要な理由について。

また、お子さんが

「ベタベタするからいや!」

と、保湿剤を嫌がってしまった時の対処法についてお話していきます。

どうして夏でも保湿剤は必要なの?

夏場は、比較的汗をかきやすいため、乾燥とは無縁のように思いますが、「汗」と皮膚の保護に必要な「皮脂」は違うものなんです。

赤ちゃんや子どもに保湿ケアが必要な理由として、『大人と比べて皮脂の分泌が少なく、乾燥しやすいから』というものが挙げられます。

『保湿剤』と言うと、肌に潤い・水分だけを与えているように思いますが、皮膚の保護には、水分だけでなく、油分も大切になってきます。

保湿剤は、水分だけでなく、油分も含まれています。

その油分は、不足している皮脂の代わりに、水分が蒸発するのを防ぐ役割があります。

皮脂などの肌を保護する成分が不足すると、皮膚の表面が乾燥するなどで、皮膚のバリア機能が低下して、外側からの刺激を受けやすくなってしまいます。

そうすると、湿疹やアトピー性皮膚炎を発症しやすくなったり、悪化する原因になったりすることもあります。

 

他にも、“水いぼ”や”とびひ”などの、皮膚の病気にかかりやすくなるというリスクもあります。

また、外側からの刺激で、かゆみが起こりやすくなることもあり、それで掻いてしまうとまた皮膚のバリア機能が低下してかゆみがひどくなって…という悪循環に陥ってしまうこともあります。

 

保湿剤には、水分や油分など、肌のバリア機能を正常に保つために必要な成分が含まれています。

『夏は乾燥してないし、保湿はしなくてもいいんじゃない?』とは思わず、お子さんの肌を守るため、保湿ケアは続けてくださいね。

べたついて子どもが保湿剤を嫌がるときはどうしたらいいの?

そうはいっても、夏場、子どもに保湿剤を塗ろうとすると

「べたべたするから嫌!」

っていうお子さんは多いですよね。

そうなった場合は、『保湿剤の種類を変えてみる』という手があります。

 

保湿剤と一口に言っても、実は種類がいくつかあります。

大まかにいうと、フォームタイプ(泡タイプ)、ローション(乳液)、クリーム、軟膏、という種類があります。

フォーム(泡)やローション(乳液)は、塗りごごちとしては伸びもよく、サラッとしているのですが、サラッとしている分、効果のもつ時間は短くなってしまいます。

逆に、クリームや軟膏は、伸びはそこまでよくなく、しっとり・ベタベタしてしまいますが、保湿効果の持ち時間は長めになります。

お子さんが保湿剤のべたつきを嫌がる場合は、夏場はフォーム(泡)やローション(乳液)に保湿剤を変えてみるというのも一つの手ですよ。

 

ただ、塗りやすい反面、先ほどもお伝えしましたが、効果が短いので、冬場の使用はあまりおススメしません。

保湿剤を研究・開発・製造している企業のWebページにも、『季節や好みで種類を選びましょう』と書かれていますので、季節や子どもの好き嫌いに合わせて保湿剤を選ぶ・変えるようにしてください。

 

『子どもがどうしてもクリームだと嫌がって塗らせてくれない…』という場合は、何も塗らないよりは少しでも塗れたほうがいいと思うので、その分こまめに塗るなどという方法も、個人的にはありだと思います。

ただ、お子さんのお肌の状態にもよると思いますので、保湿剤を処方してもらう時に、医師に相談してみてくださいね。

まとめ

先日、自分の肌ケアをしている時に、冬場に使っていたクリームタイプの保湿剤が残っていたので、普段この時期はローションタイプを使うのですが、『もったいないから使おっと♪』って思い、クリームタイプを使用しました。

そうしたら、冬場は気にならなかったのですが、思いのほかベタベタしてしまい『自分で塗ったからしょうがないって思えるけど、これ、子どもだったら嫌がるだろうな~』と思い、改めて保湿剤の種類の重要性に気づき、今回、この記事を書くことにしました。

 

保湿ケアはお子さんのために必要なことですが、『ちゃんとやらなきゃ!』って思いすぎてしまうと、しんどくなってしまうこともあります。

効果としては、クリームや軟膏の方がもちがいいとされていますが、お子さんが嫌がってしまうなどの場合は、他のタイプの保湿剤もありますので、その場合は、

「他の保湿剤も試してみたいんですが…」

と、処方の時に相談してくださいね。