子どもは外遊びが大好きな子が多いですよね。
雨の日って、外で思いっきり体を動かして遊べないので、家の中で体力をもてあましてしまうことってないですか?
うちの3歳の子も外遊びが大好きで、雨の日でもベランダに出て、三輪車でぐるぐる回っています(^^;
こんな時は、好きなひとり遊びも長続きせず、
「ママ。ねぇ、ママ!」
と、甘えてくることが多かったり、駄々をこねることが多かったりで、家事もなかなか進まず、ママのストレスも増えてしまいますよね。
そこで今回は、雨の日でも母子共にストレスを感じない、家での関わり方について。
そして、準備や片付けが簡単な、おすすめの室内遊びなどを、私の経験をもとにご紹介していきますね。
雨の日でも母子共にストレスを感じない家での関わり方や
子どもはいろんなことに興味を持ち、遊びにしちゃう天才です。
でも、そういう時に限って、あまり使ってほしくないものを持ち出してきたりして、
「ちょっとそれはやめてよ…(ーー; 」
って、思わず怒ってしまうこともしばしばありますよね。
『危ないものじゃないから、まぁいっか。』と、諦めることもありますが、片付けの手間が増えるとどうしても、『もぉ~。( ̄□ ̄#) 』となってしまいます。
こんな時は、子どもも外で遊べないストレスと、いつものように家事が進まない、部屋が片付かないママのストレスで、お互いによくないですよね。
なので私は、その対策として、子どもに“楽しいことがある”という目標を持たせ、外で遊べないストレスに目を向けさせないようにしています。
どうするかというと、“今日の遊びリスト”から、今日遊びたい遊びを、子どもに選ばせて遊ばせています。
“今日の遊びリスト”は、もちろん私が考えます。
遊びの本とかもありますが、その本から選ばせてしまうと、準備や片付けが大変な遊びを選んだ時に
私の声:「・・・」
私の心の声:「それを選んだか~。ちょっと片付けが大変だなぁ」
私の声:「それ、やりたいの?こっちも面白そうだよ」
私の心の声:「こっちの片付けが楽なのを選んで~」
と、どうしても思ってしまいます。
なので、自分が負担に感じない遊びをリストアップするのです(^^)v
また、今は本とか買わなくても、ネットで簡単にいろんな遊びが検索できちゃいますからね。
大事なのは、”子どもが自分(子ども自身)で選んだ”ということです。
私たち大人もそうですが、人から
「これ、やって。」
「そっちお願い。」
と言われてやるより、自分が興味を持ち、自分で選択したことの方がやる気が違いますよね♪
そして、もうひとつのポイントが『すぐ、やらせない』ことです。
朝から雨が降って、外で遊べないような日は、朝ごはんを食べる前に、今日遊びたい遊びを選ばせます。
『なぜそんなに早くから?』と、少し疑問に思いませんか?
答えは、“目標があるとメリハリができるから”です。
そして、“焦らすことで、その遊びで遊びたいという欲求が高まるから”です。
3歳にもなると、子どもは一日の流れがある程度わかっていて、お昼前になるとアンパンマンが見れるとか、ママは朝ごはんの後、掃除機をかけるとか、意外とわかってくれてたりします。
たまに、小さい体で掃除機を運んできてくれることがあるんですよ。
気が向いた時だけですが、とってもうれしく思います。
だから、子どももわかる感覚で、例えば
「ママがお洗濯をたたんで、タンスにしまってからしようね。」
などと伝え、母子一緒の目標を作るのです。
一緒の目標を作ることで、思いやりの気持ちが生まれ、お互いに『もぉ~!』となることが少なくなり、お子さんのストレスも、ママさんのストレスもかなり軽減できます。
うちの子には、このやり方がとっても合っていて、洗濯物を干していると、となりで真似して洗濯ばさみをハンガーに挟めようとしたり、息子なりに私の用事が早く済むように手伝おうとしてくれるんですよ(^^)
準備や片付けが簡単なおすすめ室内遊び
雨の日は、外で体を動かすことができないので、少しでもストレス発散になる遊び、そして、目標達成がわかりやすい遊びを選ぶようにしています。
ここで、我が家で重宝するのが新聞紙です。
子育てをするようになってから、新聞紙は読むものより、玄関のお掃除に使ったり、果物の皮をむく時にそのまま包んで捨てたりと、違う活躍をしています(^^;
そして、子どもの遊び道具に。
まず、新聞紙一面を、子どもと一緒に適当にビリビリ破いて、泥だんごのように丸ませます。
何個作っても構いません。
サイズも、大きいものもあれば、小さいものもあっていいと思います。
お家に余っているシールがあれば、シールを貼った新聞紙ボールが何点と決めます。
点数は身近に感じやすい、1~10までの数がいいのかなと思います。
理由は、指の数と一緒だから。
「○○くん、すご~い!10点だから、両手の指の数と一緒の数字だよ。」
という感じで、お子さんが体感しやすい数字を選んだ方が、会話も弾み、盛り上がりますよ。
シールがなければ、カラーペンで色によって点数分けしてもいいですね。
遊び方は簡単!
その新聞紙ボールを、大きい洗面器にただ投げ入れるだけです。
はじめは短い距離で手前から、だんだん慣れてくると、距離を伸ばして少し遠い位置に設置。
また、洗面器を置く高さを変えてもいいですね。
洗面器の中に新聞紙ボールを入れるという、単純で明確な目標。
入ったということが目視でわかり、目標達成がわかりやすい。
何より、新聞紙を思うようにビリビリ破けるって楽しいですよね。
慣れてきたら、洗面器を2個用意して、1個は新聞紙。
もう1個は広告用と分けて遊んでみるのもいいですよ。
ママが手渡しし、
「このボールどっち?」
と、ゲーム感覚をもっと出してみるのもおすすめです。
一通り遊んで、お片づけの時に必要なのは、可燃ごみの袋だけ。
あ~、楽ちん(^^)
車好きな息子に合わせて、可燃ごみの袋を、ゴミ収集車に見立ててポイポイ。
子どもと一緒に、楽しくお片付けまでできるって最高ですよ。
まとめ
1日とかならまだ我慢できますが、“恵みの雨”と思っていても、梅雨などの雨が多く降る時期なんて、『ちょっと、連日の雨は勘弁してください。明日は晴れますように(ー人ー) 』と、天気予報を見ながら、大げさですが、祈る気持ちになります。
だって、『いやだな~』と思いながら過ごす1日ってもったいないと思いませんか?
だったら楽しく過ごせる方法を考えてみるほうがいいですよね。
子どもさんとの関わり方は、ママさんの気持ちの持ちようで、少しずつでも変わってくると思います。
この記事を書きながら、改めて大切なことに気付くことができました。
三人寄れば文殊の知恵といいますよね。
クリニックへ受診の際には、ぜひ、気軽にご相談くださいね。