現在、うまれて早々に接種できる主なワクチンは6種類。
「えっ!6種類もあるの!どうやって打っていけばいいの?」
と、数の多さにびっくりし、ちょっと不安な気持ちになりますよね。
でも心配することはありません。
当院・しいの木こどもクリニックでは、ママさん・赤ちゃんにお会いする前から、“少しでもママさん達のお力になりたい”という思いを大切に、ワクチンの接種スケジュールを組ませていただいています。
ママさん達が安心して受診できるよう、当院・しいの木こどもクリニックが大切にしていることを交えながらお話していきますね。
赤ちゃんの予防接種で打ち忘れがないワクチンスケジュールって?
打ち忘れがないワクチンスケジュールってどんなの?
育児書などでも詳しく取り上げられることが多い予防接種。
でも、
「難しそう。自分で管理できるか不安」
と、育児書を読みながら思ったことのあるママさんも多いと思います。
それぞれのワクチンで接種する回数が異なり、間隔もバラバラ。
「ちょっと書き出してみれば、頭の中も整理できてわかるかな?」
と思い、手帳に書いてみるものの、
「う~ん、いまいちよくわからない…(ーー; 」
そんな経験ありませんか?
実際、新しく入ってきたスタッフも、ワクチンの勉強をすると、ママさんと同じような思いを感じています。
「これじゃママさん達大変ですよね。赤ちゃんの世話や家のことをしながらだと、何か忘れていることがあるんじゃないかって、心配になりますよね。」
と、皆同じような感想を教えてくれます。
そういうこともあってか、今では予防接種のスケジュール管理ができるアプリも出てきています。
登録すると、いつに何を打てばいいか、自動的に組んでくれるので助かります。
でも、システムで組み込まれたパターンでしか対応ができないため、例えば、体調を崩して延期になってしまった場合など、
「その後の予定って、どうしたら(どう変更すれば)いいの?」
と、実際に困った経験があると、ママ友が言っていました。
実は、体調不良で延期になった場合、かかった病気によって、空ける間隔(次、打てるようになるまでの期間)が違うんです。
さらに、病院さん(診てくれる先生)によっても、その間隔が違うんです。
こうなってくると、システムだけでの対応では、正直難しいというのが現状なのです。
「そこまで対応してくれるシステムってないのかな?あるとすごく助かるのに。」
というママさん達の心の声が、私たちスタッフにはちゃんと聞こえてきました。
ということで、
システムをつくっちゃいました。
その名も
予防接種のプランニング
この、予防接種のプランニングには、こんないいことがあります。
■打てるワクチンをできるだけ早期に接種できる
■接種忘れがなくなる
■ひとりひとりのお子さんの置かれている状況、抗体面、流行状況などの環境面、考慮すべき全ての事柄を総合的に判断し、その子にとって最善のプランができる
■ママさんのご希望に沿うプランができる
それが、私達が胸を張っておすすめできる、当院・しいの木こどもクリニック独自の“予防接種のプランニング”なのです。
体調不良で予防接種が延期になった際も、その後のプランをすべて組み直し、ママさんにお伝えしています。
1度組ませていただいたプランは、もちろん最後まで全てフォローさせていただいてます。
それが、お子さんの未来も考えた、私達がすべき役割のひとつだと思っているからです。
しいの木こどもクリニックが大切にしている取り組みについて
当院・しいの木こどもクリニックがある愛知県岡崎市では、第2回乳児健康診査の受診率が低いといわれています。
(岡崎市では、第2回乳児健康診査を10ヶ月健診として行うことを推奨しています。)
定期の予防接種等と違い、時期が来たら送られてくるわけではなく、妊婦さんの時に配られる冊子に受診券がついているため、時期を逃しがちになることが原因のひとつのようです。
そうですよね。
赤ちゃんとの生活にも慣れてきた頃。
寝返り、お座り、ハイハイとできることが増え、活動的になっていく我が子。
「あれ?そろそろ○○してもいい時期なのに、全然する気配がないけど大丈夫なのかしら?」
と、心配なことがないと、なかなかそこまで覚えておくことって難しいですよね。
当院・しいの木こどもクリニックでは、予防接種・健診の後、ママさんに次回のご案内を行っています。
「この時期には○○が打てるようになるので、○月○日以降にご予約してください。」
「次の健診は、10ヶ月健診になるので、○月○日以降のお日にちでご予約していただくのがベストです。」
など、説明をさせていただくと共に、ご自宅に帰ってからも困らないよう、メモをお渡ししています。
ありがたいことに、このシステムを喜んでくださるママさんがとても多く、会計が先に終わっていたとしても、私達が説明に伺うまで待ってくださる方がほとんどです。
最近もあるママさんから、
「帰ったらいつもすぐ、カレンダーに記入しているんですよ。兄弟が多いし、ほんとこのメモがないと忘れちゃいそうで。いつも助かっています。」
と、ありがたいお言葉をいただき、先生・スタッフ皆で「よかった!」と喜んだことを覚えています。
次回のご案内は機械的に行うものではありません。
なので、少しお待たせしてしまうこともありますが、“ひとつひとつ丁寧に、尚且つスピーディーに、そして確実に”ママさんにわかりやすく、正しい情報の提供を心がけ、日々の業務に取り組んでいます。
【赤ちゃんの予防接種はいつからできるの?種類や接種間隔は?】
まとめ
当院・しいの木こどもクリニックでは、予防接種・健診のご予約を、専用ダイヤルでのみお受けしています。
ネットでなんでも申し込みができる今、なぜ電話予約での対応にこだわるのか。
“どんな状況においても、その時の最善のプランをご提案したい。”
“ママさんが不安に思っていることを少しでも解消したい。”
“スタートラインから、ママさん・ご家族の方と一緒に歩んでいく姿勢を大切にしたい。”
このような想いからそうさせていただいています。
予防接種のスケジュールプランに、算数のような、100%決まりきった正解なんてありません。
なので、私達スタッフの知識と経験、力量にかかっているのです。
これからも、未来あるお子さんの将来を守る仕事に携われることを幸せに思い、ママさん・お子さんと真摯に向き合いながら、ひとつひとつの経験を大切に、日々学ばせていただく姿勢を忘れないでいたいと思います。