うちには4歳の息子の上に、2人の兄と姉がいます。
兄は全く水に対して恐怖心がなく、4歳の時には立ったまま、頭の上からシャワーをかけても平気でした。
一方、姉は水が大嫌い。
今はもう中学生になったということもあり、水に対する恐怖心はゼロになりました。
そして4歳の息子。
兄に似てほしかったのですが、姉に似て水が大嫌い。
今も格闘する毎日です(ーー;
「う~ん、子どもって何でシャンプーが嫌いなんだろう」
ということから今回は、子どもはなぜシャンプーを嫌がるのか。
また、その原因・理由についてや、子どもがシャンプーを嫌がらない、おすすめのシャンプーのやり方をご紹介していきます。
子どもがシャンプーを嫌がるのはなぜ?おすすめのやり方や私の失敗談
子どもがシャンプーを嫌がるのはなぜ?
子どもがシャンプーを嫌がる理由はいくつかあります。
うちの4歳の息子の場合は”顔に泡がつくから”です。
顔に泡がついてそれが目に入ると、ものすごく痛いですよね。
うちの4歳の息子は、髪の毛を洗う・シャンプーは大嫌いなんですが、水遊びは大好きなんです。
保育園での水遊びや、お風呂での水遊びで顔に水がかかっても、全然怒らずにキャッキャキャッキャ言いながら遊んでいます。
その調子で、シャンプーもキャッキャキャッキャと楽しんでほしいところなんですが、なかなか親の思うようにはいってくれないものです。
一方、娘・姉の小さい頃。
姉がシャンプーを嫌がる理由は”水が嫌い・怖い”でした。
水が鼻に入るとというか、水をすすってしまうと、ツーンとして痛いですよね。
また、水が耳に入り、中々抜けないときとか、なんだか気持ち悪いですよね。
娘・姉の場合は、泡どころの騒ぎではなく、水嫌いということもあり、中々苦労したのを覚えています。
と、その他にも子どもがシャンプーを嫌がる理由として、”洗うのが痛い”というのもあります。
自分の頭を洗う時って、痛かったら弱く、痒かったらちょっと強くなど、いくらでも加減・調整ができますよね。
でも、子どもの頭となると、
「痛いかな?もう少し強くても大丈夫かな?」
など、どうしても探り探りになってしまいます。
そして、子どもの頭を洗う時に気をつけてほしいのは、”爪”と後もう一つ、”指輪”です。
先ほどお話したように、自分の頭だったら”痛い”ってすぐにわかりますが、子どもの頭になると、すぐにはわかりません。
「爪が伸びてないかな。指輪が当たって痛くないかな」
と、ちょっと気にかけてあげることが大切です。
うちの場合、
【兄】水 OK シャンプー OK
【姉】水 NG シャンプー NG
【弟】水 OK シャンプー NG
と、三者三様でした。
お兄ちゃんがこうだったから、お姉ちゃんがこうだったから、となんでも決めつけるのではなく、その子その子の個性・性格、今回で言うと、シャンプーを嫌がる理由を、しっかり見つけてあげることが大切ですね。
子どもがシャンプーを嫌がらないおすすめのやり方
子どもがシャンプーを嫌がるからといって、シャンプーをしない訳にはいかないですよね。
ということでお次は、子どもがシャンプーを嫌がらないおすすめのやり方について、うちの三者三様だった子どもの、それぞれのやり方をご紹介していきます。
■水 OK シャンプー OK の兄篇
水もシャンプーも大丈夫な兄の場合は、何の不自由もなく洗髪出来ていました。
もちろん、赤ちゃんの頃は寝かせて洗っていましたが、幼児期・1歳前後には、もう立った状態で、頭のてっぺんからシャワーをかけて、シャンプーもそのまま立った状態でやっていました。
顔に泡が流れてきても
「目、ギューだよ」
と言って、苦労することなく出来ていました。
そう考えると、水もシャンプーも嫌がらなかった長男よ、お前は偉いぞ!
■水 OK シャンプー NG の弟篇
弟・4歳の息子は、水は大丈夫だけど泡がダメなので、今でも髪の毛を洗う時は私の膝の上に寝かせて、美容院のようにタオルを顔に乗せて、泡が顔にかからにようにして洗っています。
もちろん、耳に水が入らないように、耳も抑えて洗っています。
我が家の浴槽の広さもあるかもしれませんが、4歳ということもあって、壁と浴槽に頭と足が当たり、いっぱいいっぱいの格好です。
どんどん体重も増えてきているので、最近は私の足がしびれてきてしまうこともしばしば。
もうそろそろこの美容院スタイルを卒業してほしいんですけどね~。
水遊びやお風呂は大好きなのに、髪の毛を洗うことだけは嫌いという4歳の息子。
かといって、
「髪の毛洗うよ~」
って声をかけても、拒否することはないんですよね~。
これがせめてもの救いです。
そして、顔に泡がかからないように洗えば泣くこともないんです。
かかった時には怒りますけどね(^^;
そんな時は急いで顔を拭いて
「ごめんね~。でも泡がかかっても泣かなかったね~。泡でお顔がピッカピカになってかっこよくなったね」
と、激褒めします。
すると息子はごきげんに♪
泡がかかった時の声掛け、対処・対応は大切です。
■水 NG シャンプー NG の姉篇
さてさて、我が家で一番大変だった娘・姉なんですが、4歳の息子と同じ美容院スタイル、これを5歳まで続けていました(ーー;
そして、5歳の時に
「さすがにいつまでもコレではダメだ!なんとか水嫌いを克服させなくては!」
と、夏季スイミングへ1週間通わせることにしました。
5日間スクールへ通うことが出来るんですが、最初の1日目は、プールに入ることも出来ず、スイミングのコーチに抱っこされて終了( ̄□ ̄;
この時、正直
「本当に水嫌い治るのかな」
って、心配になりましたね。
そして2日目。
なんとか抱っこされたままプールに入ることは出来たもののそこで終了。
そして3日目。
なんと!
ななななななんと!
自分でプールに入ることが出来ましたヽ(´▽`)ノ
あ、あんなに水嫌い・水怖いって言ってたのに~~!!
たぶん、周りの友達が楽しそうに遊んでるのが羨ましかったんでしょうね。
そして、毎日プールが終わるたびに、その日に出来たことをめちゃくちゃ褒めまくってました。
それがよっぽど嬉しかったのか、娘は毎日その日に出来たことをお父さんに報告してました。
4日目には、鼻の下まで顔を水の中につけることが出来るようになり、そして迎えた最終5日目。
なんと!
なななんと!
顔をつけてスーッと浮かぶことが出来たのですヽ(´▽`)/
もちろんゴーグルはつけてですけど、でも凄い上達!
その後は、お風呂の中でもゴーグルをつけて潜る練習をしたりしているうちに、息を止める事もできるようになり、ちょっと洗いにくいですが、ゴーグルを付けたままシャンプーが出来るようになりました。
そして、シャワーを頭のてっぺんからかけても嫌がることもなくなり、自分から下を向いていたら顔にかかりにくいということがわかったようで、いつの間にゴーグルを付けずに洗えるようになりました。
子どもがシャンプーを嫌がる場合、まずはうちでもやっていた(やっている)”美容院スタイル”をおすすめします。
それでも嫌がる場合は”美容院スタイル+シャンプーハット”など、子どもが楽しくシャンプーが出来るよう、子どもと一緒に考えるというのがいいですね。
それでも子どもが嫌がる場合、洗うのが痛いとか別の理由が考えられますので、原因を探り、その子にあったやり方をしていくようにしましょう。
シャンプーを嫌がる子どもが更に嫌がるようになってしまった私の失敗談
番外篇というか失敗談を一つお話しますと、
「子どもの額に、母の手を帽子のつばのようにあてると顔にかかりにくいよ」
という話を聞き、早速4歳の息子に試してみたんです。
しかし、これが大失敗!
美容院スタイルと比べると、どうしても泡や水が顔、目や耳に流れてしまい、翌日から私とお風呂に入ってくれなくなっちゃいました(T^T)
そして、お風呂さえ嫌がるようになってしまうという結果に…。
お風呂=怖いという、子どもに恐怖心を与えてしまったことを非常に反省しました。
ネットの情報も周りの意見も聞くのはいいですが、何でもかんでも実行するのではなく、よ~く考えてから実行するようにしてくださいね。
まとめ
私が3人子育てをしてきて感じたことは”兄弟でも個人差はある“ということです。
兄の場合は手間いらず。
姉の場合はスイミング。
弟の場合はまだですが、現在美容院スタイルでと、皆同じ方法ではなく、その子その子に合わせたやり方・対応をしてあげるのが一番いいと思います。
子どもの成長って早いので、子ども自身からやろうとする気持ちが出てきたら、親として応援してあげれば、きっといつかはできるようになりますよ。