うちには、高2の息子と中1の娘がいます。
まだ二人が小さかった頃は、ご飯を食べないとか、少ししか食べないとかで悩んだり、イライラしたりしたことは、今では懐かしい思い出です。
あの頃はめちゃめちゃ大変でしたけどね(ーー;
現在子育て真っ最中のお母さんお父さん。
あの頃の私のように、毎日悩み・考え、イライラしている人も多いんじゃないでしょうか。
子どもにもそれぞれ性格・個性があります。
そのため、育児書に書かれてあるすべてのことが正解ではありません。
もちろん、ネット上で公開されている情報も、全部が全部正解ではありません。
子育てには正解があってないようなものです。
今回は、私の経験を交えながら、子どもがご飯を少ししか食べないとか、食が細い子どもへの対処法についてお話していきます。
子どもがご飯を少ししか食べない!食が細い子どもへの対処法
食が細い子どもへの対処法(私の作戦)
我が子に共通していたところは、二人とも食が細かったところです。
二人がまだ赤ちゃんの頃は、大きくなったら手づかみでムシャムシャ食べる姿を夢に見てたんですけどね。
成長曲線は、色の付いている下スレスレをいつもたどっていました。
その為、二人とも食が細いのに、低身長でもなく痩せすぎでもない。
そのことが、逆に私は心配でした。
でもその時、
「子育ては、子どもが元気に生きてるぐらいの気持ちで大丈夫」
と母に言われ、肩の荷が下り、ホッとしたのを覚えてます。
あとおまけに
「食の内容や、子どもの様子はちゃんと見ておきなさいよ!」
と、よく注意されてました。
正直、このおまけはいらなかったんですけどね(ーー;
子どもたちがミルク・母乳を離れた頃からは、『ここまで食べたら戦法』で食べさせていました。
その作戦・戦法というのが、親(私)的に、”ここまで食べたらよく食べたねラインかな”って思った時、
「あと1口。あとこれだけ食べたらアイスね」
と、ここまで食べたら○○ねという『ここまで食べたら戦法』を使って食べさせていました。
子どもも”あとこれだけ食べればいいのね”ということを知ってか知らずか、結構この作戦は通じてました(^^)v
そして、子どもたちが幼稚園に行くようになった時に大切にしたのが、”毎朝必ず何かをお腹に入れていくこと“でした。
ヨーグルトでもチョコパンでもなんでもいいんです。
とにかく何かをお腹に入れてから幼稚園に行かせること、これは大切にしていました。
やっぱり朝食は1日の活力ですからね。
とにかく何かを食べさせて、あとは、
「給食いっぱい食べておいで~」
と言って見送ってました(笑)
うちの息子。
今はそんなんじゃないですが、ドラマ『過保護なカホコ』のカホコってぐらい、昔は過保護な息子でした。
自分じゃ食べないけど食べさせてくれたら食べる(ーー;
本当は、自分で食べさせたほうがいいのはわかってるんですが、でもまぁ、食べないよりはいっかなって、その時はポジティブに考え、食べさせてました。
やっぱり我が子は可愛いですからね♪
そして、うちの子は二人とも食が細かったということもあり、パクパク食べてくれた時は、『好きなもの攻撃』をしてました。
チャーハン・ラーメン・うどん・肉じゃが・ウインナーなどなど、子どもたちが好きなものをとにかく食べさせてました。
“これはちょっと栄養が偏ってるな…”と思った時は、納豆ご飯にするなど、そこはちゃんと気を使ってましたけどね。
あと、”食わず嫌いの人生はもったいない”って私は思ってるので、食べれない・口に合わないということになってもいいから、子どもたちが食べてみたい・興味を持ったもので、年齢的に大丈夫なものは反対しないようにしています。
もちろん、極度のアレルギーがあるものはダメですけどね。
昔、家族で北海道旅行に行ったんですが、北海道といえばやっぱり夕張メロンですよね。
せっかく北海道に来たんだから、本場のメロンを堪能したい!
しか~し!
うちの息子。
重度じゃないんですがメロンアレルギーなんです。
メロンを食べると喉がかゆくなるんです。
でも本人が、本場のメロンは食べてみたいということで、恐る恐る食べさせました。
すると
なんと
やっぱり喉がかゆくなりました…(´・ω・`)
本場のメロンだったら大丈夫かなって、ちょっとは期待したんですけどね。
息子は
「本場のメロンはやっぱりおいしいね。喉はかゆいけど…」
と、喉をポリポリしながらメロンを堪能していました。
アレルギー等を心配して、何でもかんでも食べさせない・制御するのもいいけど、めちゃくちゃひどくない限り、本人の意志・自由を尊重するのも大切かなって思いました。
色々お話しましたが、伝えたいことは、私たち大人も、気分や体調によって食が進んだり進まなかったりしますよね。
子どもも同じです。
子どもが食べたくないという時は、無理して食べさせることはありません。
“子どもは育ち盛りだから、毎日たくさん食べさせなきゃ!”と、あまり力まず、しっかり成長曲線をつけて、子どもを見守るというのも食が細い子どもへの対処法の一つです。
ご飯を少ししか食べない子どもへの対処法(息子&娘篇)
それでは、ご飯を少ししか食べない子どもへの対処法を、うちの息子・娘を例に、もう少し詳しくお話していきますね。
ご飯を少ししか食べないといっても、息子・娘、二人とも全く同じだったというわけではありません。
息子は粉ミルクから離乳食、そして、大人と同じ食事へと進みました。
一方娘の方は、母乳から離乳食、そして、大人と同じ食事へと進みました。
はい。
最初っから違うんです。
息子は、3歳ぐらいまで哺乳ビンを使用。
一方娘は、哺乳ビンを受け付けず、2歳まで母乳でした。
最初はちょっとビックリしましたね。
でも、正直不思議だったけど、1つの発見と、子どもによって違うという、子育ての醍醐味というか、おもしろいところだと思いました。
子どもって、本当に好きな食べ物も食べ方も全然違います。
二人とも食が細かったということもあり、とにかく二人が気持ちよく食べてくれるようにしてましたね。
食べさせろと言わんばかりに口をあんぐりと開けて待つ息子。
食べさせようとしても、自分で食べようとチャレンジする娘。
ミルク or 母乳の一件があったからですかね。
何かあっても
「兄妹でこうも違うんかい!」
って、毎回一人で突っ込んでましたね(笑)
それぐらい、子育て(今回は食)に対して余裕を持つといいですね。
うちは、息子が産まれた時、親が近くに住んでいたということもあり、また、子どもが1人目で時間に余裕もあったということで、ちょくちょく実家に帰るというか、親の家に寄っていました。
親も初孫だったので、まぁ可愛がること可愛がること。
「ご飯食べていくだらぁ?泊まっていきん」(←三河弁バリバリですいません)
という親の言葉に、私もめっちゃ甘えてましたね。
■甘えられるところは甘える
■肩肘張らない
■遠慮はしない
だって、子育てってそれぐらい大変ですからね。
そして、娘が1歳になった時に親と同居するようになりました。
祖父母と食卓を囲むので、厳しいとまではいかないけど、箸の持ち方・茶碗の持ち方・食べ方など、ほぼ毎日、子どもが食べるのを嫌にならない程度に、様々なことを私たち親の代わりに教えてもらうことが出来ました。
本当に感謝感謝です(^^)
そのおかげで、外で食事をする時は、子どもたちが他人・周りの目を気にしてくれるので、めちゃくちゃきれいに、お上品に食べてくれます。
でも、家では好きな様に食べるので、今でも
「クチャクチャさせない」
「まんべんなく食べなさい」
「食事中に歌うな」←コレは我が家特有かも?
などなど、美味しいものを美味しく、毎日楽しく食べています。
そこで一つ思ったことは、”子ども達の周りの大人が食べることを好きでなければ、子ども達だって食に興味を持たないだろうなぁ“って。
周りの大人が笑顔でご飯を食べる姿があると、自然と子どもも笑顔になってパクパクご飯を食べます。
息子や娘など、子どもは自分の鏡。
家のことや子育てで疲れ、笑顔を忘れてませんか?
自分もちゃんと食事をしていますか?
時に自分を確認してみることも大切なことかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
少しは肩の力を抜く・気が楽になりましたでしょうか。
私はあまり深く考えず、食べたきゃ食べる的な思考だったので、悩んだことといえば”息子は私が望んでいる身長になるかな?”という、贅沢な悩みぐらいでした。
正直、今回の食事・食が細いということよりも、小さい頃から寝るのが遅いし、起きるのも遅いし、運動嫌いだし…ということの方が悩みのタネでした。
部活は文化系に入ったんですが、一生懸命真面目に取り組んでいるからか、ちゃんとお腹も減り、今ではよく食べてくれるようになりました。
そして、私の贅沢な悩み、望んだ身長にも達しました(^^)
娘はヒョロヒョロで、小学3年生の頃までは、よく保健室を利用する子でしたが、中1で部活が始まり、体を動かすようになってからは、給食でもおかわりをするほど食べてくれる子になりました。
あまりに体重が増えすぎてしまうのは良くないですが、小さい頃は“よく動きよく食べる”が一番だと思います。
「うちの子、成長が他の子より遅いかも?」
と心配な場合は、当院もそうですが、低身長や肥満などの専門医に1度相談してみてくださいね。