錠剤を飲むとき、噛んで飲んでもいいの?

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お子さんの年齢が上がるにつれて、病院で処方されたお薬や市販薬でも、錠剤を選ぶ機会が増えてきます。

ただ、『思ったより粒が大きいけれど、このまま飲めるかな?』と心配になることもありますよね。

そんな時、『割ったり噛んだりして小さくすれば飲みやすそうだけど、大丈夫なの(いいの)かな?』と思われる保護者の方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、錠剤を噛んで飲んでもよいのか、という疑問についてお話・お答えしていきます。

錠剤を飲むとき、噛んで飲んでもいいの?

基本的には、自己判断で錠剤を噛んで飲むことはおすすめできません。

モノ(薬)によっては大丈夫なモノもあるので、薬剤師さんに確認すると良いですね。

 

薬によっては、真ん中に溝が入っていて、半分に割って飲めるように作られているものもあります。

そのような錠剤であれば、割って服用できる場合があります。

しかし、中には胃では溶けずに腸で溶けるよう工夫された薬や、苦味や酸味を抑えるためにコーティングされている薬があります。

また、湿気から薬を守る目的でコーティングされているものもあります。

さらに、1日1回の服用で効果が長く続くように、薬がゆっくり溶ける仕組みになっている錠剤もあります。

 

このように、薬はそれぞれの性質や目的に応じて、十分な効果が得られ、副作用をできるだけ少なくするための工夫がされています。

そのため、錠剤を噛み砕いたり、自己判断で割ったりすると、本来の働きが損なわれてしまうことがあります。

その結果、薬の効果が十分に得られなかったり、思わぬ副作用につながったりする可能性があります。

 

また、お子さんの場合は、噛むことで表面のコーティングがはがれ、薬の苦味や独特の味を強く感じてしまい、かえって飲みにくくなることもあります。

カプセル剤についても同様です。

飲みにくいからといって、自己判断でカプセルを開けて中身だけを飲ませることは避けましょう。

ただし、医師や薬剤師の指示のもとで、錠剤を割ったり砕いたりして服用する場合もあります。

その際は、必ず指示に従ってくださいね。

まとめ

原則として、錠剤は噛んだり砕いたりせず、そのまま服用することが推奨されています。

また、錠剤の中には割ったり砕いたりできるものと、できないものがあります。

見た目だけでは判断できないことも多いため、自己判断で加工せず、必ず医師や薬剤師に確認するようにしましょう。

 

「どうしても錠剤が飲めない」という場合には、粉薬やシロップなど別の形の薬に変更できることもあります。

実際に大人の方でも、

「錠剤が苦手なので粉薬でお願いします!」

と希望されることは珍しくありません。

無理をせず、お子さんに合った飲みやすい方法について、遠慮なく医師や薬剤師に相談してくださいね。