家の中で子どもを守る!家庭内のケガ予防のポイント

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暑くなると、外出を控えて家の中で過ごす時間も増えてきます。

「家の中なら安心」と思われがちですが、実は子どものケガの多くは家庭内、家の中で起こっています。

しかし、少しの工夫や事前の対策で、大きな事故を防ぐことができます。

そこで今回は、ご家庭でできるケガ予防のポイントをご紹介していきます。

家庭内で起こりやすいケガと、予防のポイント

まずは、家庭内で起こりやすいケガと、その原因について見てみましょう。

【家庭内で多いケガ】

■転倒による打撲や骨折
・階段
・段差
・滑りやすい床

■やけど
・熱湯
・コンロ
・アイロン
・お風呂のお湯

■切り傷・刺し傷
・包丁
・はさみ
・破損した家具やガラス

■窒息・誤飲
・小さなおもちゃ
・コイン
・食べ物
・ボタン電池

身近な場所にも、意外と危険がたくさん潜んでいます。

 

それでは、具体的な予防策をご紹介します。

① 家具や室内環境を工夫する

家具の角には保護クッションを
テーブルや家具の角は、転倒した際に頭や顔をぶつけやすい場所です。
保護クッションを取り付けておくと安心です。

滑りやすい場所には滑り止めマットを
階段やお風呂場、廊下などには滑り止めマットを活用しましょう。

ベビーゲートを活用する
階段やキッチンなど、危険な場所への立ち入りを防ぐためにベビーゲートを設置するのも効果的です。

② キッチンやお風呂場でのやけどに注意

家庭内の事故の中でも、やけどは比較的多くみられます。

熱湯やコンロに注意
調理中の鍋やフライパン、電気ポットなどは、子どもの手が届かない場所で扱いましょう。

コード類の管理も重要
ポットやアイロン、ヘアアイロンなどのコードを引っ張ることで、本体が落下してやけどにつながることがあります。
※実際に当院でも、ヘアアイロンのコードを引っ張ってしまい、机から落ちたヘアアイロンを握って手のひらをやけどしたお子さんが受診されたことがありました。

お風呂の温度を確認する
入浴前には必ず湯温を確認しましょう。
温度計を活用すると安心です。

③ 小さなものや危険物を管理する

誤飲しやすいものは手の届かない場所へ
コインや小さな部品、薬、ボタン電池などは、誤飲事故の原因になります。
子どもの手の届かない場所や、鍵のかかる場所に保管しましょう。

刃物や工具は安全に収納
包丁やはさみ、工具類などは、ロック付きの引き出しや戸棚に収納しておくと安心です。

コンセント対策も忘れずに
コンセントカバーを使用して、感電事故を予防しましょう。

④ 子ども自身にも安全について伝える

環境を整えるだけでなく、子ども自身に危険を理解してもらうことも大切です。

安全に遊べる環境を作る
家具の角や滑りやすい場所など、危険がないか定期的に確認しましょう。

年齢に合わせてルールを伝える
・キッチンには入らない
・階段では走らない
・危ないものには触らない
などのルールを、年齢に応じて少しずつ伝えていきましょう。

「なぜ危ないのか」も一緒に説明すると、お子さんも理解しやすくなります。

 

万が一ケガをしてしまったら

どれだけ気をつけていても、ケガを完全に防ぐことは難しいものです。

軽い打撲や小さな切り傷であれば、冷やしたり止血したりといった応急処置で様子をみられることもあります。

 

ただし、

・出血がなかなか止まらない
・骨折が疑われる
・広範囲のやけどをした
・頭を強く打った

といった場合は、早めに医療機関を受診してください。

 

また、いざという時に備えて、ご家庭に救急箱を準備しておくと安心です。

事故予防やケガへの対応については、岡崎市が発行している「こどもの急病ガイドブック」も参考になりますので、ぜひ活用してみてください。

まとめ

最近、ケガで受診されるお子さんを見かけたことから、今回は家庭内での事故予防についてお話しさせていただきました。
※当院ではケガの処置やレントゲン検査が行えないため、ケガの内容によっては皮膚科や整形外科、外科などの受診をご案内する場合があります。

 

大切なのは、「事故は起こってから対応するのではなく、起こる前に防ぐこと」です。

一度、お子さんの目線で家の中を見回してみると、思わぬ危険に気づくことがあります。

また、ご家族みんなで安全のルールを共有することで、お子さん自身も自然と危険を避ける行動が身についていきます。

ぜひこの機会に、ご家庭の安全対策を見直してみてくださいね。