運動すれば痩せるなんてまぼろし~!量より質を重視し効果的な運動を

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運動すれば痩せる。

毎日30分ウォーキングしたら痩せる。

毎日30分ジョギングしたら痩せる。

な~んてこれはまぼろしです。

 

確かに運動すればカロリーを消費しますので、基本的には痩せる方向に向かっていきます。

しかし、何も考えずに長い時間運動すればいいってもんじゃないんです。

ただ単に走る、ただ単に歩くだけじゃ、あまり効果を得られません。

 

特に主婦ともなると、家事や育児に時間を取られ、なかなか運動する時間なんて取れないですよね。

毎日1時間ウォーキングやジョギングをするなんて、とうてい無理じゃないです?

 

痩せる、もしくは体型を維持するためには、短時間でもいいので、継続的に効果的な運動をすることが大事なんです。

 

はい。

運動の量をこなすのではなく、運動の質をあげるといった感じです。

 

今回は、その運動の質、効果的な運動について色々とお話していきますね。

運動すれば痩せるなんてまぼろし!?効果的な運動って?

痩せる、もしくは体型維持に効果的な運動とは、ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動と、筋トレなどの無酸素運動を組み合わせて行うことです。

 

ウォーキングだけ、ジョギングだけ、水泳だけ、筋トレだけというのでは、痩せないことはないですが、あまり効果的ではありません。

 

もう少し、有酸素運動と無酸素運動についてお話ししますと、まず2つの違いは、文字の通り、酸素を使っているか使っていないかです。

って、酸素を使っているか使っていないかと言われても、なんだかピンとこないですよね。

 

両者の違いをもう少し詳しくお話しますと、有酸素運動は、酸素を利用して脂質や脂肪を燃焼させてエネルギーにしています。

よって、体脂肪を燃やしたい時は、有酸素運動が効果的ということになります。

一方、無酸素運動は、筋肉に蓄えられている糖質をエネルギーにしています。

よって、筋肉をつけてメリハリのある体を目指す時は、無酸素運動が効果的ということになります。

 

「ん?じゃあ、体重を落としたい、体脂肪を減らしたいんなら、有酸素運動だけしてればいいってことじゃないの?」

って思いますよね。

あと、なんか筋トレって、ムキムキの体になりそうだし…。

でも、体重を落としたい、体脂肪を減らしたいというだけの場合でも、有酸素運動と無酸素運動を組み合わせて行うのが効果的なんです。

 

というのは、筋トレをすることにより筋肉が増え(つき)、基礎代謝が上がります

基礎代謝とは、内臓を動かしたり、血液を流したり、体温を保ったりと、生命を維持するために使われているエネルギーです。

何もしていなくても、寝ているだけでも消費されるエネルギーが基礎代謝です。

その基礎代謝は、筋肉が多ければ多いほど大きくなります。

 

例えば、同じ体重の人、AさんとBさんがいたとします。

Aさんは、脂肪はあるけど適度に筋肉もある。

Bさんは、脂肪が多く全然筋肉がない。

この二人が同じものを食べた場合、Aさんは太りにくく、Bさんは太りやすくなります。

 

また、この二人が同じ運動をした場合、Aさんは消費カロリーが大きく、BさんはAさんより消費カロリーが小さくなります。

その結果、同じ体重の二人が同じものを食べ、同じ運動をしても、Aさんは太りにくく、Bさんは太りやすいということになります。

 

よく、同じものを食べても全然太らない友達とかいませんでした?

それは、この基礎代謝が大きく関わっていたんです。

 

また、運動をする場合、まず筋トレ・無酸素運動をしてから有酸素運動をしたほうが効果は上がります。

というのは、筋トレ・無酸素運動をすることで、身体が無酸素状態になり、身体から成長ホルモンが出るんですね。

この成長ホルモンが脂肪を燃焼させてくれるので、筋トレ・無酸素運動の後に有酸素運動をすることで脂肪燃焼がアップします。

 

「毎日歩いているのになかなか痩せない」

「毎日家で筋トレしてるけど全然痩せない」

そういった方、結構多いんじゃないでしょうか。

というのも、昔の私がそうでした。

 

「毎日こんなに運動してるのになんで体重落ちないの?」

と、悩み苛立ち、そのストレスからドカ食い。

運動も気づけばしたりしなかったりになり、そしてリバウンド。

ダイエットをしたことのある方ならこの気持ち、わかってもらえると思います(^^;

 

明日から、いや、今日から有酸素運動で体脂肪を燃やし、無酸素運動で筋肉をつけて基礎代謝をアップしと、太りにくい体を作っていきましょう。

量より質!効果的な運動の具体例

「よ~し、やるぞ~!」

と思ったものの、

「で、結局何をどうすればいいの?」

って思いませんでした?

 

はい。

ここからちょっと効果的な運動の具体例をお話していきますね。

 

冒頭に少しお話しましたが、主婦の場合はなかなか運動する時間って取れないですよね。

掃除に洗濯、買い物に料理、子どものお迎えに子どもの遊び相手と、とてもじゃないですがジムに通う時間なんてないですよね。

だからといって、家に子どもをおいて

「ママ、ちょっとウォーキングしてくるね」

なんて無理無理。

 

主婦の場合は、ジムに通うとか、運動する時間を作る、と考えるのではなく、普段の生活の中に自然と運動を取り入れるのが一番です。

例えば買い物。

買い物には歩いて行く、もしくは自転車で行く。

これだけでも十分な運動です。

 

「いや、うちスーパーめっちゃ遠いんですけど…」

という場合、車を駐車場入り口近くに停めるのではなく、近すぎず遠すぎずといった、程よいところに駐車して、少し歩くというのもいい運動になります。

 

また、買い物も買いだめをするのではなく、毎日のように行くことで、自然と毎日運動することになります。

 

あとは、カートを使わず常に手持ちのかごにする。

ペットボトルとか買う(入れる)と、ホントいい筋トレになりますよ。

ちなみにカートと違いかごの場合、体で買う物の重さを感じることができるので、買いすぎ防止にもなりますよ♪

 

このように、買い物一つとっても、かなりの運動をすることができます。

 

あと、洗濯は、何でもかんでも乾燥機にかけずに干す。

掃除は、モップやワイパーばかり使うのではなくクロスを使う。

などなど、家事ってやり方を変えるとめちゃくちゃ運動になります。

かといって、家事の全てにハードな運動を取り入れてしまうと、

「もうやだ!家事やりたくない!」

ってなっちゃうので、自分の無理のない程度に、家事に運動を取り入れてみてくださいね。

 

“家事をしながら運動もするぞ!”というのではなく、”家事をすることで自然と運動してる”という、自分では運動をしてない感じにするのがコツですね。

 

また、言うまでもないと思いますが、育児は運動の宝庫です。

子どもは”飽きる”ということを知りません。

「もう1回。もう1回。もう1回…」

気づけば腕や足はパンパンで、翌日筋肉痛に…。

旦那の腹が出てきたら、子どもとたくさん遊ばせてください( ̄▽ ̄)

 

ちょっと、上記を有酸素運動と無酸素運動に分けてみると

【有酸素運動】
 買い物に歩いて行く・自転車で行く
 駐車場から少し歩く
 毎日買い物に行く
 こどもとおいかけっこをする

【無酸素運動】
 カートではなくかごを使う
 洗濯物を干す
 クロスで掃除をする
 こどもをたかいたかいする

こんな感じでしょうか。

こうやって見ると、洗濯物を干して買い物に行ってというだけで、自然と無酸素運動と有酸素運動をしていることになります。

子どもと遊べばその量は倍増です。

ホント、主婦って運動してますね(^^;

 

このように、家事をちょっと一工夫したり、育児にかける時間を増やすだけで、いい運動になります。

旦那に子どもを見といてもらってウォーキングやジムに行くのもいいですが、運動を家事や育児に自然と取り入れると気持ち的にも楽になりますよ。

あっ、ウォーキングやジムに、”息抜き目的”で行くんだったら全然ありですよ♪

【ながらで出来る簡単エクササイズって?】

まとめ

昔の私は、食事制限をしても全然痩せませんでした。

そして、食事の量を減らせばいいというものではなく、何をどのように食べるかという食事の質を上げることの大切さに気づきました。

また、食事制限だけではだめで、運動も必要ということを知り、運動をしましたが痩せませんでした。

そして、運動の量を増やせばいいというものではなく、質の高い運動をすることの大切さに気づきました。

それらを合わせて実践していくことで、徐々に徐々に体重が落ちていきました。

同じ悩みで苦しんでいる方の力になればと思い、今回はこの記事を書くことにしました。

 

最初は大変でしたが、慣れた今では、運動することも、少し食事に気をつけることも、全然苦じゃありません。

それよりも、”昔の自分に戻っちゃうことのほうが嫌”です。

 

痩せると

「痩せた?きれいになったね」

と、周りの反応が変わります。

そして、自分の着たい服が着れるようになり、おしゃれができるようになります。

また、目標を達成することで自信につながります。

その達成感から、また頑張ろうと前向きな気持ちになり、良いサイクルになります。

体の調子も良くなり、心身ともに健康になりました。

 

色々考えると、ダイエットって結局は自己満足なのかもしれませんね(^^;

【食べる順番ダイエットって効果あるの?】