今年の夏はとても暑かったですね。
しかし、コロナ禍のため、家の中で過ごすことが多かったと思います。
我が家もずっと出かけることなく、コロナ禍を理由に、1日中エアコンのついた家の中で過ごす日がほとんどで、まぁ出たとしても、庭に少しだけとかでしたね。
そんな生活の中にいたということもあってか、うちの末っ子の息子は、習い事の時、熱中症で倒れてしまいした。
その場にいた方の対処法がとても適切で、大事には至りませんでしたが、その出来事は、我が家の日々の生活を見直す、いいきっかけとなりました。
ということで今回は、子ども(我が子)が熱中症で嘔吐した時の、素晴らしかった対処法。
そして、熱中症前後の我が家の生活・生活スタイルについて、赤裸々にお話していこうと思います。
子どもが熱中症で嘔吐!その時の対応・対処法とその後の我が家の生活スタイルの変化
子どもが熱中症で嘔吐した時の対処法と熱中症前後の我が家の生活習スタイル
今年の夏休みは、コロナウイルスの影響で、2週間と短く、本来ならば、息子は学童保育センターで過ごす予定でした。
しかし、私の夏季休暇と重なったということもあり、学童保育センターをお休みしていました。
暑さが大っ嫌いな私は、コロナ禍を理由に、日中は、息子と外に遊びに行くこともなく、多分10分も出ていないぐらい…という日々を送っていました。
でも、運動不足にならないよう、日が落ちた夜に、隣の公園で、息子と一緒に走るという毎日でした。
走るから当然汗はかくんですが、日中の日差しのある中に外へ出ているわけではないので、”暑さが和らいでいる夏”を過ごしていたという感じでした。
そんな日々を送っていた中、息子は、外で走ったり身体を動かすという習い事をしているんですが、時代なんでしょうか。
その習い事では、
■WBGT(暑さ指数、環境省熱中症予防情報サイト参照)を目安に時間や場所を考える
■熱中症対策① スポーツドリンクを1.5倍で薄める
■熱中症対策② 身体を冷やすタオルの持参
■熱中症対策③ 凍らせたペットボトルの持参
■熱中症対策④ 習い事の前夜は早めに寝ること
などなど、ものすごく細かく、そして、しっかりとした対策をされていました。
正直、看護師である私でさえも気づかなかったこともいくつかありました。
そんなきちんとした対策の中、うちの息子も参加していました。
いつもは、仕事のある時以外は付き添って見ているのですが、その時は、たまたま他にも用事があり、コーチに息子をお願いして、私はその場を離れていました。
そして、しばらくした時、そのコーチから着信が入り…
「息子さんが嘔吐しました!すぐに来てください!」
と連絡が!
私はすぐさま駆けつけました。
私が駆けつけた時、息子は木陰で横になり、頭の下から首にかけて、両脇や鼠径部(足の付け根)を、氷でしっかりと冷やしている状態でした。
コーチからは、
「水分をこまめに摂っていたが、急に口唇が真っ白になり、吐き出した」
と説明を受けました。
そして、アレルギーがないかを息子に確認して、すぐに塩分チャージのタブレットをなめさせて、身体中を冷やし、私の到着が遅くなるといけないと思い、車をエアコンで冷やしていたところにお母さん(私)が到着したと教えて頂きました。
私が看護師だということを知っているということもあり、
「対処はこれで大丈夫ですか?」
と確認されましたが、正直、素晴らしい対処に私自身感動しました!
対処がスムーズだったということもあり、息子はすぐに回復。
そしてすぐに
「走りたい!参加したい!」
と…(ーー;
状態も良かったということで、首に冷たいタオルを巻きながら最後まで参加させましたが、その後は、『本当にさっきまで熱中症だった?』というぐらい元気でした(^^;
また、帰宅してからも、コーチから息子の体調を心配する連絡を頂き、本当にしっかりと対策・ケアをされ、教えている子ども一人一人をちゃんと見てくれていることに感動しました。
その後、習い事の時間も早くに開始していただくなど、他にも多くのコーチの配慮がありましたm(_ _*)m
それと同時に、母として、自分の甘え、暑いからと言って、息子(子ども)を外に出さずにいたことを反省しました。
上の子の時は、まだ自分が若かったということもあり、一緒に外に出て、暑い中を遊んでいたということもあってか、熱中症を起こしたことはありませんでした。
しかし、末っ子の息子に対しては、『暑い中、外に付き合うのはちょっと…』という自分の甘えが、今回の習い事での熱中症につながったのではと思いました。
もちろん、例年のように、外で遊んでいたとしても、熱中症になったかもしれません。
しかし、ほとんど外で遊ばなかったということも、熱中症になった一つの要因ではと私は思いました。
ということで、息子が熱中症で倒れた翌日から、『少しは暑さに慣れさせなければ!』と考えを改め、以前から欲しいと思っていた『ブレイブボード』を購入!
朝の涼しい時間帯は自宅の庭の日陰で。
夕方は、車で大きな公園まで行って、汗だくで遊ぶ!ということをほぼ毎日するようにしました。
結果、エアコンの中でだらけた休みを過ごすのではなく、充実した夏季休暇となりました♪
朝夕の遊びの中、汗をかき、暑さに慣れたせいでしょうか、その後、息子が熱中症になることはありませんでした。
外遊びは、子どもに夏の暑さを肌で体感させる、四季を感じさせることが出来るいい機会です。
エアコンの効いた室内で遊ぶのもいいですが、しっかりと熱中症対策をして、子どもと外で思いっきり遊ぶのもいいものでしたよ。
まとめ
今回は、この夏、うちの息子(子ども)が熱中症で嘔吐したということで、その時の体験談や、その熱中症になる前となった後の、我が家の生活スタイルについてお話させていただきました。
暑いからエアコン(冷房)、寒いからエアコン(暖房)と、今は、昔と比べて生活するのに快適な状況になってきています。
それはそれでいいことなんですが、でも、それに甘えすぎてしまうと、子どもが成長していく中で、気候に順応できなくなってしまうと思います。
『どうやって環境に慣れる(慣れさせる)のか?』
『本当に大切なことは何か?』
そう考えることは大切だと、今回改めて感じました。
しかし、『それは必要なことなのか?』と迷うことも多々あります。
今回の私のように、子どもに起こってから気づくこともあります。
今回の熱中症に限らずですが、子育てってやっぱり難しいですね。
患者様からも、
「エアコンの温度って何度にすればいいんですか?」
「今の時期の服装はどんなのがいいんですか?」
などなど、特に夏場や冬場は、気候・環境に対する質問をたくさん受けます。
わからないときは色々聞いて下さい。
きっと、『なるほど!』って思える答えが、先生やママさんスタッフから返ってきますよ♪