年齢が上がると骨折しやすくなる!?40代の親御さんは特に要注意!

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私最近、ついに骨折しました(ーー;

ちなみに骨折した部位は、左手小指で、骨で言うと、小指の付け根。

見た目でいうと手の甲の部分です。

 

今まで、骨にヒビが入ったことはあります。

また、アキレス腱を切ったこともあります。

しかし、骨折は未経験でした。

 

まさか、成人して○十年。

自分が骨折するとは、夢にも思っていませんでした。

 

あと、私、今まで数々の怪我を経験してきたということもあり、

『まぁ、骨折したといっても、お医者さんや、リハビリの先生も驚くほどの回復力で治してしまうだろう』

と思っていました。

 

ところがどっこい!(←古いw)

 

年齢のせい(?)なのか、骨折して現在2ヶ月半、まだ完治とは言われていません(T^T)。

骨折して2ヶ月半も経つと、慣れもあり、ほとんど普通に生活ができるようになってくるので、

『え~、完治って何?どこがゴールなの?』

って、正直思っちゃいます。

というのも、整形の先生の完治と、リハビリの先生の完治の考え方・ゴールが違うんですよね~。

難しいとは思うんですが、ホント、統一してほしいと思います!

 

骨折して2ヶ月半たった今は、強気にいろんなことが言えますが、骨折して間もない頃、固定していた頃は、まぁ本当に色々と大変でした。

左手小指(の付け根)は、あまり生活に支障のない部位ですが、それでもかなり不便でした。

 

ということで今回は、私と同じ、40代の親御さんは特に要注意!

年齢が上がると、骨折しやすくなる、治りにくくなるというのは本当なのか。

そして、実際に私が骨折した時の状況や、骨折中の生活の大変さについてお話していきます。

年齢が上がると骨折しやすくなる!?

年代・年齢が上がると、若い時に比べて、骨折しやすくなり、また、治りにくくなります。

まず、なぜ骨折しやすくなるかと言うと、骨密度の低下、骨粗鬆症などにより、骨が弱くなるからです。

それに加え、筋力の低下、柔軟性の低下、バランス感覚の低下など、体力の衰えにより、転びやすくなります。

 

ちょっとの段差でつまづいたりしちゃったりしません?

目をつぶってバランス立ち(片足立ち)したら、すぐにふらついちゃったりしません?

若い頃(20・30代)は普通にできたのにってことが、40代になってくると、結構出来なかったりします。

頭はいつまでも若いままでも、体がそれについていっていないんですよね~。

『運動会でお父さんが転ぶ』がそれの典型的な例ですね。

若い頃は、転んでも、擦り傷が出来るぐらいだったけど、年齢が上がるにつれ、骨が弱くなるので、それが骨折へとつながってしまうんですね。

 

そして次に、なぜ治りにくくなるのかというと、骨密度の低下等、骨が弱い上に、更に、自然治癒力、折れた骨を修復する力も弱くなるからです。

そのため、若いときに比べ、骨がくっつくまでに時間がかかります。

 

今回の私のように、あまり生活に支障のない部位の場合はいいですが、足など、かなり生活に支障が出る部位の場合、動くのもおっくうになってしまい、更に体力が低下し、リハビリにかなりの時間がかかってしまいます。

若い頃(20・30代)は、まだ体力もありますし、また、遊びたい一心(?)というのもあり、骨折してても、比較的、結構あちこちと動き回りますが、40・50代になってくると、”無理はしない”という気持ちが先行し、”安静”にします。

それが、『動かない(動けない) → 筋力・体力が衰える → 動けない → 筋力・体力が衰える』と、悪循環に陥ってしまい、『若い時に比べ、治りにくい』となってしまうんですね。

 

年齢が上がると、若い時に比べ、骨折しやすくなり、また、治りにくくなります。

私と同じ、40代の親御さんは、『まだまだ若いときのイメージ』があるので、普通に無理をしがちです。

自分では、ぜ~~~んぜん無理と思ってないんですけどね。

 

しか~し!

 

体がついてきてくれません。゚(゚´Д`゚)゚。

健康診断の時に骨密度を図ったり、時に体力チェックをしたりすることって、うちらの年代以降は、結構大切なことかもしれません。

私が骨折した時の状況&骨折中の生活の大変さ

私が骨折したのは、子どもたちも夏休みに入ったばかりの、暑い日曜の15時でした。

 

私は、『人数が足りない』ということで、草野球の試合に、助っ人で出場しました。

 

1回表。

セカンドを守っていた私。

その、セカンドベースの少し後方へ、高いフライがフラフラと飛んできました。

 

私は、若い頃のように、少し半身になりつつ、オーライオーライと、バックしながら捕るイメージで動きました。

 

が!

 

見事に足がもつれ、後方へ、背中から派手に転んでしまいました。

 

バックで少し走り気味だったため、尻餅とかのレベルではなく、バンザイをした形で、無防備状態で、後頭部を強打。

その時に、左手にグラブをはめているため、左手を強打・骨折したのですが、この時は、後頭部を強打したため、とにかく頭のほうが真っ先に心配になり、倒れた状態で、少し天を仰いでいました。

 

少し天を仰いだ後、『頭は大丈夫そうだな』と思い、少し落ち着いた時に、『左手がやたら痛いな』と感じ、グラブを外すと、小指側の手の甲が紫色に変色して腫れていました。

しかし、この時点では、骨折したとは全く思っていませんでした。

 

私は、『小指が腫れちゃってるけど、この後、ちゃんと捕球できるかな』と思いながらも、またグラブをはめ、試合を続行しました。

なんとか1回表の守備を終え、ベンチに戻り、私は、手の甲を冷やしながらその様子を見ていました。

 

そして、いざ、2回表の守備にと思ったんですが、とにかく痛くて、グラブもはめられない!

人数が足りないということで助っ人で出場したのに、1回の表裏(バッターボックスに立ってないので、正式には表だけ)のみの出場となり、急遽、私は棄権することとなりました。

 

左手が痛い中、なんとか車を運転して帰宅。

めちゃくちゃ痛かったんですが、それでも私は、まだ骨折を疑っていませんでした。

そのため、

「イタタタ~」

と言いながら、シャワーを浴び、洗濯等、家のことをし、保冷剤で冷やしてました。

 

また、頭も打っていたので、気持ち的にアルコールを自粛。

そして、『さすがに晩御飯は作る元気はない』ということで、その日はお弁当で済ませました。

あと、夏休みに入っていたので、翌日の子どものお弁当を用意しなくていいというのは助かりましたね。

そして、その日は日曜だったため、『病院は明日行けばいっか』と思い、寝ていても、左手の痛みで寝返りもままならないまま次の日の朝を迎えました。

 

痛みが尋常じゃなかったため、仕事はお休みをいただき、すぐさま整形外科を受診し、レントゲンを撮りました。

3枚角度を変えての撮影だったんですが、苦行と言っても過言ではないぐらいの苦痛でした。

 

その後、診察で、医師から言われる前に、レントゲンを見て、折れているのがはっきりと分かりました。

そして、

医師:「少しずれて折れているので、引っ張って治しますね」
私:「・・・。は、はい。」
私の心の声:『えっ?今から?どうするの?まさか…』

と、実際の口数は少ないが、心の中でめちゃくちゃしゃべっているところに、4人ほどの看護師さんが現れ、私を励ましながら、あれよあれよという間に手術が終わりました。

途中、先生が引っ張った時に『カチッ』というような音が、体を伝って感じた気がしました。

 

その後、ちゃんと収まったのか、再びレントゲン撮影をし、無事、先生も納得するところに骨が収まっていました。

そして、骨折なので、ギプスでグルグルと巻かれるのかと思っていたんですが、小指と人差し指を、ギプスのような素材で手首辺りまで添え木され、テーピングと包帯で固定という処置でした。

 

3週間ほどは、『整形外科へ行く→レントゲンを撮る→固定する』の繰り返しで、痛みや腫れは、急激に良くなることはありませんでした。

固定も、指までグルグル巻きではなく、

「動かさないんじゃなく、むしろ、グーパーグーパーするように動かしてください」

という指示を受けたんですが、痛みと怖さから、あまりグーパーグーパーしませんでした。

 

怪我をしたのが、夏休みに入ったばかりだったんですが、気づけば夏休みも終盤。

『子どもたちのお弁当のこともあるし、夏休みが明ける前には治るかなぁ』

と心配していた夏休みの終わり頃。

その時に撮ったレントゲンで、

「折れた骨の周りに、新しい骨のつきが薄いですね~」

と医師に言われ、添え木は取れることはなく、更に固定の日々が続きました。

やっぱり、あまりグーパーグーパーしなかったのがいけなかったんですかね。

 

そして、その1週間後。

念願の固定が外されましたヽ(^0^)ノ

それと同時にリハビリが始まりました(´・ω・`)

正直最初、なかなかきつかったですね。

あと、驚いたというか、へ~と思ったというのが、『手のひら、手の甲にも筋肉がある』ということです。

手のひらとか手の甲って、なんか骨と皮だけで、筋肉があるって感じしなくないです?

手のひらと手の甲にも、ちゃんと筋肉があるということ。

そして、想像以上にそれらの筋力が落ちていたことを、今回まざまざと感じましたね。

 

リハビリは、折れた箇所に、ピンポイントで超音波を当てる治療法と、落ちた筋力を回復させるために、リハビリの先生に、骨折した部分だけでなく、そこに関わっている指・手首・肘から手首間の腕の状態をほぐしてもらいながら、以前と同じ状態になるように診てもらっています。(まだ現在進行(治療)中です)

 

超音波は、

「週に2~3回当てに来てほしい」

と言われたので、仕事や家のことを調整して、毎週2回、ちゃんと行くようにしています。

超音波は、1回20分、予約もしなくていいし、待ち時間もほぼほぼないので、早期完治のため、せっせと通っています。

 

リハビリは週1回。

こちらは要予約ですが、今年中に完治できればと思っています。

 

整形外科の先生的には、「もう大丈夫」みたいなんですが、リハビリの先生的には「もうしばらく続けたほうがいい」ということなので、言われたとおり、もうしばらく続けようと思います。

あと、今回は、あまり生活に支障のない部位とはいえ、色々と大変でした。

 

まず、固定が外れるまでは、料理をすると濡れてしまうので、料理は極力NG。

お弁当や総菜で乗り切りました。

 

次に、お風呂は、固定を濡らしちゃいけないみたいだったので、左手にすっぽりとビニール袋をはめて、布のガムテープで、手首と袋の口をグルグルに巻いて入っていました。

娘が、私のその姿を見て、さすがに大変そうと思ったのか、髪を洗うのや、右腕など、自分では洗えない部分を洗うのを手伝ってくれました(^^)

 

あと、洗濯物を干すのが超大変でした!

広げてパンパンが出来ない!

にも関わらず、家族の誰もやってくれない…(ーー;

言えばやってくれるけど、言わないと誰もやらない…。

これはマジ泣けましたね。

 

他にも、まだまだまだまだありますが、固定中は本当に大変でした。

固定が外れてからは、「イテテテテ」はありますが、結構自由に使える・動かせるので、ほとんど普通に生活が出来ています。

しかし、今は、完治するまでは、極力無理はしないようにしています。

今回の件で私、自分の年齢を再認識しましたので!

 

『私はいつまでも若い』という気持ちを持つことは大切だとは思いますが、自分の筋肉量、柔軟性、バランス感覚など、時に今の自分を知ることって大切ですよ。

まとめ

年齢が上がると、骨折しやすくなるし、治りにくくなるのはどうしようもありません。

毎日運動して、食生活を整えれば、何もしない人よりは骨折しにくくなるし、治りやすくなりますが、若い時と同じとはいきませんので、あまり無理はしないようにしてくださいね。

特に、私と同じ40代の方。

悲しいかな、結構『あれっ?で、出来ない』ってこと、ありますよorz

 

P.S.

今月(11月)、今シーズン最後の町内のソフトボールの試合があり、私、それに参加予定です!

それまでには完治するかな?

(懲りないおばさんでした♪)