「朝、いくら起こしても起きない子どもに、毎日イライラする!」
「うちなんて、子どもが朝起きれなくて、朝ご飯食べずに学校に行ってる」
などなど、朝起きれない子どもに悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか。
うちの子も朝が苦手で、何回起こしても起きて来ませんでした。
中学生とか、大きくなったら一人で学校へ行くのでいいんですが、問題は小学生の時です。
大体どこも同じだと思うんですが、集合場所に皆で集まり、一緒に登校するという流れだと思います。
そのため、1人が来ないと全員待つことになってしまうので、1分でも1秒でも早く、子どもを家から送り出すことを考えなければいけません。
それなのに起きない…って、そりゃ怒れちゃいますよね!
うちは、朝起きれない子どもに対して、朝ご飯で対処・対策をしていました。
中高生にはあまり効かないと思いますが、小学生にはある程度効果はあると思いますよ。
ということで今回は、実際にうちで実践した、朝起きれない子どもに対しての、様々な対策・対処法についてお話していきます。
朝起きれない子どもには朝ご飯で対策!?
朝が起きれない子どもには、”朝ご飯に子どもが食べたいものを作る”というのが結構効果を発揮します。
この、“子どもが食べたいもの”というのが重要です。
うちの子は、いつもギリギリの時間まで寝ていたので、ゆっくり朝ご飯を食べる時間もありませんでした。
しかし、『朝から何も食べずに学校へ行かせるのは…』ということで、一口サイズにしたご飯を作ったりもしました。
が!
それも食べる余裕もなく、何も食べずに泣きながら家を出ることもたびたびありました。
『う~ん、このままだと、毎日私も子どももストレスが溜まって悪循環になる…』
『何かいい解決策はないだろうか…』
『・・・』
『ようは、朝起きるのが楽しみになればいいってことだよね…』
『朝起きるのが楽しみ…』
『朝◯時に起きれたらご褒美を買う…』
『いやいや、そんなんしてたら家計が破綻してしまう…』
『・・・』
『朝起きるのが楽しみか…』
『さらに、朝ご飯も食べさせたいし…』
『・・・』
『・・・』
『・・・』
『!!!!!』
『そうだ!朝ご飯だ!』
ということで、朝起きれない子どもに、朝ご飯で対策をすることにしました。
毎日子どもとのお風呂タイムで、今日あったことなどを話す時間を作っていたのですが、その時に、
「ねぇ、明日の朝は何食べたい?」
と、子どもに聞いたところ、
「ホットケーキが食べたい!あと、タコさんウィンナーも食べたい!」
と。
「じゃ、明日◯時までに起きれたら、ホットケーキもタコさんウィンナーも食べれるから、頑張って起きてみよっか!」
と、子どもに伝えたところ、
「分かった!明日は頑張って起きる!」
と。
私的には、『明日は』の”は”という部分にちょっと引っかかりはしましたが、まぁ頑張って起きようという気持ち、意気込みが見られたのでその時は良しとしました。
そして翌日。
普段、ギリギリの時間まで起きてこない子どもが、普通に起きてきているじゃありませんか!
私は、ちょっと感動を覚えたのと同時に、ホットケーキとタコさんウィンナー作りに追われました(・・;)
それからは毎日、朝早く起きるようになりました…となればいいんですが、そう簡単にはいきません。
でも、徐々にではありますが、朝起きれるようになっていきました。
あっ、手の込んだ朝ご飯を要求された時は、100%といってもいいぐらいのかなりの高確率で、約束した時間に起きていたことは言うまでも(略)
このように我が家では、”朝ご飯に子どもが食べたいものを作る”作戦が成功し、子どもは徐々に朝起きれるようになっていきました。
朝、中々起きれない子どもをお持ちの親御さん、是非試してみてください。
(親は親で、朝から料理しんといかんので結構しんどいですが…)
「朝から手の込んだ物を作るのはちょっと…」
という方は、料理(朝ご飯)ではない、子どもが朝起きる楽しみ、ご褒美を探してみてください。
また、それを探す時は、子どもと会話し、直接色々聞くことをオススメします。
中々無茶な要望、ご褒美を言うときもあれば、
「えっ、そんなんでいいの!?」
というラッキーな時もありますよ♪
まとめ
朝起きれるようになるために、朝起きるのが楽しみのこと、ご褒美を作ってあげることも大切ですが、原因別の対策・対処を行ってからということを忘れないでくださいね。
例えば、
■平日・休日問わず、寝る時間と起きる時間を決める
(体内時計を狂わせない)
■◯時になったらカーテンを開けて太陽光を浴びる
(決まった時間に体内時計をリセットする)
■◯時以降はテレビ等は禁止にする
(ブルーライトを浴びないようにする)
■◯時以降は部屋を薄暗くする
(入眠準備をする)
■日中体を動かす
(公園へ連れて行くなどして体力を使わせる)
■部屋全体を適温にする
(特に冬とか、布団から出やすいようにする)
■目覚まし時計を置く
(自分で起きれるように訓練する)
などなど、まずは朝起きれない原因の根本を解消するということを忘れないでくださいね。
毎朝子どもを叩き起こし、朝から怒号が飛び交い、散々文句を言いながら始まる1日。
こんな毎日が続くと、お互いストレスが溜まってしまい、体もそうですが、親子の関係性もどんどん悪化していってしまいます。
しかし、心に余裕ができると、自然と子どもに対しても優しく接する事が出来るようになっていきます。
“子どもが朝起きれない問題”を解決することは、子どもの為でもありますが、一方で親の為でもあります。
中々最初からうまくはいかないと思いますが、うちのように、3歩進んで2歩下がるじゃないですが、徐々に徐々に起きれるようにを目指していってくださいね。
あと、怒り過ぎには十分気を付けてくださいね(^^;