みなさん、毎日しっかり睡眠はとれていますか?
仕事や家事、育児に追われる中で、十分な睡眠時間を確保するのはなかなか難しいですよね。
実は、日本人の平均睡眠時間は、世界的に見てもトップクラスで短いと言われています。
またそれは、大人だけではありません。
世界の多くの国では、子どもの平均睡眠時間が推奨範囲内に収まっている一方、日本の子どもたちは、私たち親の生活リズムも関係しているのか、推奨される睡眠時間を下回っている、もしくは下限ギリギリであると言われています。
こうした現状を知ってもらうため、最近では厚生労働省が『ポケモンスリープ』とコラボし、ピカチュウやカビゴンを”睡眠応援大使”に任命して、睡眠の大切さを啓発する取り組みも行っています。
とはいえ、
「そもそも、子どもにとって適切な睡眠時間ってどれくらいなの?」
と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、子どもの適切な(推奨される)睡眠時間について、分かりやすくお話ししていきます。
子どもの適切な睡眠時間ってどれくらい?

子どもの推奨される睡眠時間について、米国睡眠医学会では、以下の時間を推奨しています。
(日本でも、これを指標としています)
・ 1〜2歳:11〜14時間
・ 3〜5歳:10〜13時間
・ 小学生:9〜12時間
・ 中学・高校生:8〜10時間
子どもの睡眠では、睡眠時間の長さだけでなく、眠る時間帯や睡眠の質もとても重要です。
特に、夜10時から深夜2時までの4時間は、『成長ホルモン』が最も多く分泌される時間帯と言われています。
成長ホルモンは、体の成長だけでなく、脳や心の発達にも関わる大切なホルモンです。
そのため、この4時間は、しっかりと眠っていたい時間です。
ただし、『10時に寝ればよい』というわけではありません。
この時間帯に深い睡眠(熟睡)に入っていることが重要なため、できれば10時よりも前に布団に入っていることが理想的です。
また、睡眠時間だけでなく、質の良い睡眠がとれているかも大切です。
寝室の環境(光・温度・音)を整えたり、寝る前の過ごし方を見直したりすることも意識してみましょう。
特に、寝る直前のテレビやゲーム、スマートフォンやタブレットの使用は、眠りを浅くする原因になります。
就寝前はなるべく控えるようにしましょう。
でも、「人によって必要な睡眠時間には個人差があるのでは?」と思われる方もいるかもしれません。
その通りで、ここまでご紹介した睡眠時間は、あくまで目安、推奨されている時間です。
そこで、睡眠が足りているかどうかを判断するポイントをいくつかご紹介します。
■午前中から強い眠気がある■
昼食後の眠気は自然な反応ですが、午前中(学校でいうと3〜4時間目)に強い眠気がある場合は、睡眠不足のサインかもしれません。
■週末に長時間寝てしまう(寝だめ)■
平日よりも週末に3時間以上長く寝ている場合、平日の睡眠不足を補おうとしている可能性があります。
しかし、週末に3時間以上長く寝ても、平日の寝不足は補えません(寝だめはできません)
■集中力が続かない・イライラしやすい■
勉強や運動に集中できない、感情の起伏が激しいといった変化も、睡眠不足が影響していることがあります。
こうしたサインが見られる場合、今の睡眠時間では足りていない可能性があります。
まとめ
子どもの推奨される睡眠時間を見て、「思っていたより長い」と感じた親御さんも多いのではないでしょうか。
睡眠は、短すぎても長すぎても健康に影響すると言われています。
また、子どもの生活リズムは、家族の生活習慣から大きな影響を受けます。
お子さんに合った十分な睡眠時間を確保できるよう、ぜひご家族全体で生活習慣を見直すきっかけにしてみてください。
