今年は東北地方に台風が上陸したり、立て続けに台風が来たりと、例年に増して台風被害が出ています。
台風は、いつ自分の住んでいる地域に来てもおかしくありません。
皆さんのお宅では、非常時に備えて、非常持ち出し袋など用意していますか?
うちもちゃんと用意しているんですが、なんとなく非常食って、おいしくないイメージありませんか?
私はとってもあります。
でも、『非常食だから仕方ない』って思ってる方が多いのではないでしょうか。
集中豪雨や河川の氾濫、火山の噴火や地震など、日本でも毎年のように災害が発生しています。
災害は本当に辛く、悲しいことです。
しかし、その災害から多くのことを学び、最近ではおいしく、そして、温かい非常食というのが増えてきています。
“非常時だからこそ、おいしい食事で元気を出してもらいたい”という、企業の優しい思いやりの気持ちから、そういった商品が生み出されていると私は感じています。
今回は、バランスよく栄養補給が出来る非常食についてや、私のおすすめの長期保存食を一覧でご紹介していきます。
おいしい非常食でバランスの良い栄養補給を!!
昔は、非常食というと缶パンぐらいで、“本当の非常時の食事”という感じで、栄養バランスも良くなく、もちろん食欲をそそられるものではありませんでした。
でも最近は、味がおいしいのはもちろんのこと、見た目や栄養も考えられた非常食が増えてきました。
物によっては『これ、晩ごはんにしてもいいかな?』って思うものもあります。
災害はいつやってくるかわかりません。
ある日突然やってきます。
大人はある程度我慢できますが、小さい子どもはなかなか我慢ができません。
また、親としても、小さい子どもにあまり我慢をさせたくないですよね。
災害時に慌てないためにも、事前に非常食を家族分用意しておくことはとっても大切なことです。
おすすめの長期保存食一覧
まずは、絶対に用意しておくといい”非常食“をいくつかご紹介していきます。
■アメ
アメは、舐めるだけで簡単に糖分補給ができます。
また、氷砂糖もおすすめです。
■クッキー
『クッキー?』と思われた方もいるかもしれませんが、クッキーはかなりお腹を満たしてくれますので、非常食にはかなりおすすめです。
■ビタミン剤(サプリメント)
『いやいや、サプリメントって…』って思われるかもしれませんが、避難所ではどうしても栄養が偏りやすくなりがちです。
栄養補給のためにも、”マルチビタミン”などのサプリメントを用意しておくことをおすすめします。
■飲料水(水)
もちろんあればあっただけいいですが、あまりたくさんあると、重くて持っていけなくなります。
一般的には”一人500mlのペットボトルが2本あればいい”と言われてますが、家族の年齢・体型などと、ご家庭の非常用リュックサックの容量と相談しましょう。
それではお次は、私のおすすめ長期保存食です。
私の個人的なおすすめなので、色々偏ったりしてるかもしれませんが、そこは愛嬌ということでm(_ _*)m
■シーチキン
缶に穴を開けて、そこにねじったティッシュを差し込んで火をつければ、簡易ランプにもなります。
ちなみにノンオイルはダメですからね。
もちろん、その後も美味しくいただけます。
■栄養補給ゼリー
テレビコマーシャルでも”10秒チャージ”と言っているように、手軽に栄養補給が出来ます。
ゼリーなので歯が弱い方でも大丈夫です。
■チョコレート
先ほどのアメと同じ様に、糖分補給は必須です。
また、チョコレートは子どもたちが喜ぶので、用意しておくといいんじゃないでしょうか。
■缶のパン
乾パンじゃないですよ。
缶のパンですからね。
缶のパンだからといってみくびっちゃ~いけません。
オレンジ味やストロベリー味、レーズン味などなど、今は様々な味が発売されてますよ。
■レトルトのカレー
普段、当たり前のようにレンジや湯せんで温めていると思いますが、現在は多くのレトルトカレーがそのまま食べられます。
また、お肉や野菜など、具材も結構いろんなものが入っていたりします。
日本人ってやっぱりカレー好きですからね。
日持ちもするので用意しておくといいですね。
■お菓子
子どもたちのテンションを上げるにはやっぱりお菓子が効果的♪
かといって、非常用リュックにお菓子から詰めだすと肝心なものが入らない!
な~んてことになるので、本当に必要なものから入れて、余った部分にお菓子を詰めるようにしましょう。
以上、絶対用意しておくといい非常食と、私のおすすめ非常食をご紹介しましたが、非常用リュックには、非常用トイレ・携帯電話を充電可能なラジオライト・ノンアルコールの体拭き・歯ブラシ・マスク・ティッシュ・スリッパ・アルミシート・カッターナイフ・ライター・カップ・割り箸などなど、非常食以外にも様々なものを詰め込みます。
また、子どもの年齢によって、非常用リュックに入れておいたほうがいいものも変わります。
『何年か前に用意した非常用リュックが、確か押し入れの奥に…』ではなく、防災の日など、最低1年に1回は非常食の賞味期限の確認も兼ねて、非常用リュックの中身を再確認したいところですね。
まとめ
今回ご紹介した非常食・保存食の中には、お菓子なども含みましたが、お菓子は知らないうちに子どもたちの胃袋に収まってしまっているなんてこともあります。
我が家も非常食を用意して一安心と思っていたら、気付けば非常食がスッカスカに(ーー;
あの時はさすがに落胆しましたね。
“非常食を準備して安心”ではなく、”非常食なので食べないように!”と、子どもたちにしっかりと言っておくことも大切です。
災害が起こらないことを望みますが、万が一、いざという時に、家族皆がしっかりとおいしく食事を食べれて、気持ちを前向きにするためにも、非常食の準備とチェックはこまめにするようにしましょう。