赤ちゃんに必要な1日の水分量は?水分の摂り方を知って脱水症状を防止!

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毎年、夏になると患者様から

「赤ちゃんに、1日どれぐらい水分をあげてもいいんですか?」

と、よく聞かれます。

 

こう毎日暑い日が続くと、赤ちゃんが熱中症や脱水症状にならないかと心配される親御さんの気持ち、よ~くわかります。

 

親だけではなく、

「ちょっと子ども見といてね~」

と言われた、おじいちゃんおばあちゃん。

自分の子どもとは違い、孫となると、心配だけではなく、色々と気も使いますよね。

 

赤ちゃんは、いくらのどが渇いても

「のど乾いたよ~」

と、しゃべることが出来ないため、暑い日が続くと『ちゃんと水分足りてるのかな?』と、心配になりがちです。

 

ということで今回は、赤ちゃんに必要な1日の水分量はどれぐらいなのか。

そして、熱中症や脱水症状にならないための水分の摂り方・摂らせ方についてご紹介していきます。

赤ちゃんに必要な1日の水分量は?水分の摂り方を知って脱水症状を防止!

 

赤ちゃんに必要な1日の水分量は?

赤ちゃんが熱中症や脱水症状にならないために必要な1日の水分量ですが、正直、これぐらい必要ですという水分量は、一概に言うことが出来ません。

というのは、赤ちゃんがいる場所や状況によって変わってくるからです。

 

■赤ちゃんは部屋の中にいるのか、それとも外にいるのか。

■赤ちゃんはひなたにいるのか、それとも日陰にいるのか。

■赤ちゃんがいるところの気温は何度なのか。

■赤ちゃんがいる所に風は吹いているのか。

 

などなど、赤ちゃんがいる場所や状況によって、必要な水分量は変わってきます。

 

私たち大人もそうですが、35度の真夏の空の下にいる時と、エアコン(冷房)の効いた部屋にいるときとでは、喉の渇き具合って全然違いますよね

 

ここで少し本題に立ち返ってみると、親としては別に“赤ちゃんに水分を摂らせたくて摂らせている”のではなく、”赤ちゃんが脱水症状にならないか心配だから水分を摂らせている”ということですよね。

ということは言い換えると、”脱水症状についてしっかりとした知識があれば大丈夫“ということになります

ではここで少し、赤ちゃんが脱水症状になるとどういう状態になるのか、ということについてお伝えしていきます。

 

赤ちゃんの脱水症状

■おしっこが12時間出ていない

■泣いても涙が出ない

■唇が乾燥する

 

以上が、赤ちゃんの主な脱水症状です。

 

いずれもすぐにわかる症状ですが、万が一、上記の状態に気づかないでいると、赤ちゃんの皮膚の張りがなくなってきて、とても危険な状態になります。

その、赤ちゃんの皮膚の張りを確認する方法として、”ツゴール”という簡単な診断方法があります。

その方法は、

『手の甲、又は、鎖骨付近の皮膚をつまんで持ち上げる』

それだけです。

普通は、皮膚がすぐに戻るんですが、皮膚の戻りが2秒以上かかる場合は、脱水症状の可能性が高いです。

 

また、それ以外にも

『爪を上からギュッと押して離す』

という方法もあります。

通常は、爪を上からギュッと押すと、爪が白くなり、離すとすぐにピンク色に戻ります。

しかし、脱水症状の場合、血流が不十分ということもあり、爪の色が元の色に戻るまでの時間が、2秒以上かかることがあります。

 

脱水症状は、赤ちゃんが健康で、涼しい部屋にいて、普通に水分を摂らせていれば、早々起こるものではありません。

それでも不安・心配という方は、病院の血液検査やおしっこの検査で、脱水症状かどうかを調べることも出来ますので、そちらで検査してみてください。

赤ちゃんへの水分の摂らせ方・摂り方

赤ちゃんへの水分の摂らせ方・摂り方なんですが、赤ちゃんの場合、月齢にもよりますが、離乳食が始まっている5ヶ月以降の赤ちゃんは、食事の時に使用しているスプーンで、こまめに何回かに分けてあげましょう

もちろん普通の水でもいいですが、赤ちゃんが飲まない場合は、飲みやすいスープや野菜ジュースをあげるのもいいですね。

 

でも、普通におっぱいが飲めていればそんなに心配することはありません

離乳食などの食事にも、多くの水分が含まれていますからね。

 

注意しなければいけないのは、発熱時や、嘔吐や下痢などの時です。

発熱時は、熱により、普段より多く汗をかいたり、嘔吐や下痢の時は、吐いたりくだしたりと、体から水分が奪われがちです。

こういった場合は、こまめに水分を摂らせることが大切です。

 

また、赤ちゃんではなく幼児の場合、脱水症状になると、喋ったり泣いたりせず、ぐったりするので、そんな時は、ゼリーやアイスクリームなど、のどごしが良く、本人が食べやすいものをあげるようにしましょう。

 

幼児からさらに大きくなった子どもの場合、お茶はミネラルを含む麦茶、スポーツドリンクは塩分が入っているものにするなど、熱中症や脱水症状を防ぐために、ちょっとだけ気をつけてあげるといいかもしれませんね。

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まとめ

当院・しいの木こどもクリニックの院長、西村光敏先生は、

「うちの子、水分足りてるかな?脱水症状じゃないかな?と、心配されている方は、たぶん大丈夫ですよ」

と、おっしゃっています。

 

「えっ?なんで?」

って思いますよね。

 

答えは簡単で

「それだけ親御さんが赤ちゃんを気にかけている、脱水症状に対して気をつけているから」

だそうです。

 

うん。

簡単ですが、確かに納得の答えです。

 

今回は、赤ちゃんに必要な1日の水分量や、水分の摂り方・摂らせ方。

また、脱水症状について、その症状や症状の見極め方についてお話していきましたが、判断に困ったら、迷わずクリニックを受診してくださいね。

病気は、早期発見、早期治療が大切ですよ。

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