子どもは運動部に入れたほうがいいの?私が”クラブ教室”をおすすめする理由

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秋といえば食欲の秋、読書の秋、そしてスポーツの秋ですね。

2020年には、東京でオリンピックが開催されます。

2020年のオリンピックは自国開催ということで、日本人としてはどうしてもメダルラッシュに期待しちゃいます。

昨今は、日本人選手が世界の選手と互角に戦う・戦えるようになっていることに、日本人としての誇りを感じています。

 

選手がメダルを獲ると、よくテレビで、”親がその選手をどのように育ててきたのか”、ということが取り沙汰されます。

その映像を見て、

「これはうちには無理」
「これならうちでもやれそう」
「うちの子もそういう風に育てていこう!」
「うちも第二の○○選手を目指そう!」

と、親御さんたちも、様々な思いを巡らすのではないでしょうか。

 

「来年から子どもも中学生か~。部活は何部に入れたほうがいいんだろう。やっぱり体を動かさせたいから運動部かな~」

そう思われている親御さん、意外と多いんじゃないでしょうか。

というのも私がそうでした。

 

今回は、私の実体験(息子と娘)から、子ども(中学生)は運動部に入れたほうがいいのかどうか。

そして、私が”クラブ教室”をおすすめする理由についてお話していきます。

子どもは運動部に入れたほうがいいの?

子どもが中学生になった時、運動部に入れた方がいいのか。

それとも運動部に入れなくてもいいのか。

正直、どちらも正解です。

それより、“親が子どもを運動部に入れる”のではなく、”子どもが運動部に入りたいかどうか”という、子どもの気持ち・意思が大切です。

 

そして、親が子どもを運動部に入れた場合は、

「ここまでは頑張ってやってね」

と、目標をもたせやりきらせること。

また、子どもが入りたいと言って運動部に入った場合は、“自分で入ると決めたからには最後までやり通させること”が大切です。

運動部じゃない場合もそうです。

 

両方に共通していることは、やりきらせる・最後までやり通させるということです。

そして親は、どうやったら子どもにやりきらせることが出来るか。

どうやったら最後までやり通させるかということを真剣に考え、子どもをサポートすることが大切です。

途中で投げ出さない、逃げ出さずにやりきらせることで、将来、それが子どもの自信につながっていきます。

 

うちの息子は、小さい頃からスポーツが嫌いで、体育も嫌々受けています(ーー;

また、本人から話を聞くとどうやら、”人と比べられないように努力することが好きではない”ようで、また、競い合うことが嫌いなようです。

まさに”THE現代っ子”って感じです(^^;

そのため、中学は運動部に入りませんでした。

小さい頃からスポーツを避けてきたということもあり、親としてはなんとか運動部に入れたかったのですが、とにかく本人の意志が硬くお手上げでした。

 

しか~し!

 

親としては、体育の成績が5段階中1や2というのちょっと…。

ということで、テストと提出物をとにかくしっかりやらせるようにしました。

おかげ(?)で、成績は平均を維持することが出来ました。

 

あっ、息子の名誉のために補足を。

息子はスキップも出来るし、自転車にも普通に乗れるので、極端に運動ができないというわけではありません。

今思えば、親の勝手な思いで、無理やり息子を、嫌いな運動部に入れなくてよかったなと思います。

 

そして、4つ離れた下の娘。

娘の場合、体を動かす環境になんとか導き、育ててきました。

そのため、中学は運動部・陸上部に入れました。

娘は高跳びを選考したのですが、普通の中学校の部活動なので、練習量は全然足りません。

昔は中学校でも夜遅くまで練習していましたが、時代ですね~。

 

また、私の娘というこもあり、とにかく自分に甘い \(_ _*)mハンセイ

「上を目指し、厳しくても頑張っている人たちの中におけば、気持ちも上向きになるのでは!?」

と思い、また、高跳びという種目は、学校ではなかなか指導してもらえないということもあり、主人と話し合い、学校の部活動だけではなく、陸上のクラブ教室に入会させることにしました。

 

素質は別として、体格は恵まれているので、親としてはどうしても期待してしまいます。

本当は、この“親の期待”がダメなんですけどね。

でも、期待しているからといって、オリンピック選手を目指しているわけではありません。

ですが、極端に言えば、”お山の大将”ぐらいにはなってほしいかなぁって思っています。

クラスで一番、学校で一番、地域で一番と、お山の大将になると、自分に自信が持てるようになります。

その自信が大人になった時、”努力した自分・頑張った自分”を見返る・思い出すことで、自分で自分を励ませることが出来ます。

今思えば、娘を、体を動かすことが好きという環境に導き、そして、運動部(陸上部)に入れてよかったなと思います。

 

このようにうちの場合、息子は運動部に入れない選択娘は運動部に入れる選択をしました。

今現在、どちらか一方が正解だったというわけではなく、どちらも正解だったと思っています。

大切なのは、やはり子どもの気持ち・意見を尊重することだと、私は息子・娘を育てて思いました。

私がクラブ教室をおすすめする理由

先程チラッと書きましたが、娘は陸上のクラブ教室に入れています。

大変なことも多々ありますが、今は娘を陸上クラブに入れて、本当に良かったと思っています。

皆さんにもぜひおすすめしたいぐらいです!

娘を陸上クラブに入れて、実際、私が親として感じたことをお話していきます。

 

名古屋市にあるクラブが、今年の4月に岡崎市にも出来たということで、新しいクラブということもあり、主人と相談し、娘を入れることにしました。

親としてやってあげられることは、出来る限りやってあげたいと思いからでした。

もちろん、娘はイヤイヤではありませんでした。
(ノッリノリでもなかったですが…)

 

娘は部活終わりで疲れて帰ってくるので、クラブの練習に行くことにブツブツ文句を言うときも…(ーー;

でも、雨と、よっぽど体調が悪い時以外は、ブツブツ言いながらもちゃんと通っています♪

 

娘の所属しているクラブは、人として大切な礼儀なども大切にしてくれています。

本人も意識の高い仲間の中での練習は、やっていても気持ちが入り、充実感があると言っています。

 

近年、体幹を鍛えることが重要だとよく言われています。

スポーツでもダンスでも、基本を大切にし、体幹を鍛え、走る・跳ぶ・投げるといった基本的な動きを大切にし、そこに時間を掛けています。

陸上クラブにはなりますが、その点(体幹)を踏まえてか、サッカーなどをやっている子もチラホラいます。

 

クラブには、いろんな学校の子どもたちが集まってくるので、

娘:「お母さん。クラブは、優しくイケメンな子がいっぱいいるんだよね~」

母:「ふ~ん、そうなんだ…」

母の心の声:「いやいや、そこじゃなくて…」

と思うんですが、まぁなんだかんだと彼女なりに頑張ってくれているので、今もそっとしています(^^;

 

子どもたちの多くは岡崎市の子で、何人か近郊の西尾市の子もいたりします。

送迎はもちろん親です。

年齢は、幼稚園児・小学生・中学生と様々。

トレーニング用のハードルを使用して、重い大きめのボールを使用して、体を使って投げたり、マットの上で30秒体勢をキープして体幹を鍛えたりと、基本が一通り終わると、中学生はそれぞれの種目練習に入ります。

 

コーチは、

「基本、火曜日から日曜日まで、練習があれば全部参加すること」

と言いますが、娘は週3日で参加させています。

あまり無理強いさせてしまうと、嫌いになってしまいますからね。

娘はすぐに体重が増えてしまうので大変ですが、1~2kgぐらい体幹は強くなってきたと思います。

 

春から秋にかけてが記録会や大会なので、それがない時は、学校の部活に行き、その後、名古屋の合同練習に参加させたりもしています。

もちろん、これも送迎は親です。

春や夏前・秋には、美浜や長野で1泊2日の合宿もあります。

これは、名古屋のクラブの子と一緒にです。

これも基本、参加ありきです。

そのため正直、親も半端な気持ちでは難しいかもしれないです。

 

娘は、高跳びの記録が飛躍的に伸びたとかは残念ながらないのですが、大会が終わると審判さんに挨拶したり、最後まで残り、先生たちに教えをいただくために声をかけたりと、少しずつ、体だけではなく、心も成長している姿が見られます。

また、クラブで知り合った子たちが、会場でそれぞれの中学から出場するので、大会でも顔見知りが増え、声を掛け合ったりして、交友も広がりました。

そのおかげか、大会の場の雰囲気にも飲まれることが少ないように感じています。

 

このように、クラブのいいところは、運動だけではなく、人としての成長も導いてくれるところです。

また、学校単位ではなく、競技単位で知り合いが増えるので、学校という狭いコミュニティだけで物事を考えず、子どもの世界・視野が広くなります。

塾に始まり、体操に英会話、スイミングにピアノ、習字にそろばんと、今は様々な習い事があります。

習い事の選択肢の一つとして、陸上を考えてみるのもありですよ。

【子どもの習い事って必要?】

まとめ

正直、親のエゴで子どもを運動部に入れる場合もあるかと思います。

私も10代の頃までは、スポーツが大好きで、選抜とかには選ばれてませんでしたが、そこそこ出来た方でした。

そのため、息子や娘を運動部に入れたいという思いは、他の親御さんたちよりも強かったと思います。

でも、それではダメだということを気づかせてくれたのは、他ならぬ、運動嫌いな息子でした。

その時はちょっと寂しく感じていましたが、今となっては無理強いさせず良かったと思っています。

 

親として、子どもに運動をさせたいと思うのであれば、学校の部活だけではなく、陸上や体操のクラブという道もあります。

両方共、体幹を鍛える事ができるので、将来、陸上や体操だけではなく、すべての競技に通じることが出来ます。

 

子どもが小さいうちは、何をやりたい・やりたくない、何が好き・嫌いかが、わからない子も多いかと思います。

そういった場合、今回のうちの娘もそうだったんですが、早めに親が環境を整えて、用意してあげることも大事だと思います。

そして、子どもだけではなく、親もそれによって成長することが出来る・成長するんだ!という意欲・強い気持ちも必要です。

というのも、周囲との関わりや、子ども同士の関わりなど、色々と悩むことも多く、トラブルになったりすることもあるからです。

もし、子どもをクラブに入れる場合は、そのクラブの説明会や、体験を利用して、親子、また、特に夫婦で話し合ったほうがいいです。

そして、子どもがクラブに通うことになると、送迎など、協力しなければいけないことが多くなりますので、事前に夫婦でよ~く話し合うことが非常に大切です。

 

半年たった今、私は、娘を入会させてよかったと思っています。

「入れなければよかった」

という、マイナスなところはないと確信しています。

でも、正直なところ、娘はどうなんでしょうかね(^^;

 

親として欲を言えば、高跳び意外の種目にも興味を持ち、チャレンジしてくれるといいなと思います。

でも、この”親の期待”が子どものプレッシャーになってしまうので、子どもへの期待は、私の心の内に秘めておこうと思います。

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