子どもが成長するにつれ、やってくる『イヤイヤ期』。
経験をした方、そして、今実際に経験をされている方は分かると思いますが…。
めちゃくちゃ大変! ですよね。
私…というかうちの子、只今絶賛イヤイヤ期中です!
気に入らないことがあるとすぐに泣いたり、駄々をこねたり、寝転がったりと…。
何をするにもイヤイヤイヤイヤ… (;-_-) =3 ハァ
家でやられる分にはまだいい…というか我慢できますが、外出先でやられると、さすがに顔が( ̄∇ ̄メ)こうなります(苦笑)
当院のブログで、以前、他のスタッフが書いた、【子どものイヤイヤ期はなぜあるの?接し方や上手に付き合っていくコツ】を読んで、
『「イヤ!」が出せて自己主張が出来ることは、子どもにとっては大事なこと』
と、”イヤイヤ期は子どもの成長の証”と分かってはいるけど、時間がないなど、自分に余裕がないときに子どもにイヤイヤされると、どうしても(#^ω^)ピキピキってなっちゃいますね。
そんなこんなな毎日を送っているので、
「今日はこうしてみよう」
「今回はこの作戦を試してみよう」
と、日々あれこれ考え、試行錯誤の毎日です。
そこで今回は、うちの2歳児のイヤイヤ期に対し、私が今実際に実践している対応・対処法を、自宅篇と外出先篇に分けてお話していこうと思います。
うちの2歳児のイヤイヤ期の対応・対処法!【自宅篇】
毎日子どものイヤイヤに付き合っていると、
「うちの子、この(シーンの)時に、毎回のようにイヤイヤする」
という、パターンみたいなのがなんとなく分かってきます。
では、実際にうちの子の、イヤイヤパターン&そのときの対応・対処法についてお話していきますね。
【おむつ替えの時】
うちの子はまだおむつなので、おしっこやウンチをした時におむつ替えをするのですが、そのおむつ替えが本人は嫌いらしく、
「○○(子どもの名前)、おむつパンパンだからおむつ替えよ」
「○○(子どもの名前)、くさいくさいしたからおむつ替えよ」
と言うと、え~、一回私から逃げます(笑)
そして、逃げた子どもを捕まえ、寝転がせておむつ替えをするんですが、足をバタバタさせたり、寝返りをうって立とうとしたりするので、簡単におむつを替えることが出来ません(T^T)
1日1回ならまだしも、おむつ替えって日に何回もすることなので、さすがに対策を考えました。
その、我が家の対策というのが、『チョ待てよ作戦』です。
私達親が、『これ、そろそろおむつ替えたほうがいいよね』と思っても、ちょっと待ちます。
そして、子どもが気になってきた頃を見計らい、
「どうしたの?おむつ気になる?替えっこする」
などと聞いてから、おむつを替えるようにしています。
『本人の意志を尊重させる、子どもに決めさせる』という感じですね。
しか~し!
本人に聞いてからおむつを替えても、替えている時に暴れるときがあります( ̄0 ̄;
その時は、うちの子の好きなぬいぐるみやおもちゃを渡し、そっちに集中している間に替えるようにしています。
この作戦を使ってからは、私の『おむつを替えなければいけない』という気持ちが薄らいだからか、おむつ替えがだいぶ楽になりましたね。
【お風呂に入る時】
うちの子、毎回じゃないんですが、たまにお風呂に入ることをとても嫌がります。
『たまにだったら別にいいんじゃない?』と思うかもしれませんが、それが連日だったり、外で遊んで汚れたときだったりすると、親としてはお風呂に入れたいですよね~。
まずは、
「○○、お風呂入ると気持ちいいよ~」
「ママ、○○がお風呂入ってくれると嬉しいな~」
などと、『お風呂に入ることでこうなるよ~』、『お風呂に入ってくれるとママやパパはこう思うよ~』ということを伝え、子どもにお風呂に入るということを具体的に想像させます。
子どもの機嫌がいい時は、これだけですんなりお風呂に入ってくれます。
しかし、あまり機嫌が良くない時、他のことに夢中になっているときなどは、この声掛けだけでは、大体お風呂場までたどり着けませんorz
そこで考えた我が家の対策というのが、『湯~とぴあ作戦』です。
お風呂で遊ぶおもちゃを子どもに見せて、
「一緒にお風呂でこのおもちゃで遊ぼ♪」
と言って誘ったり、お風呂に入れるバブル石鹸を、お風呂に入る前に一緒にやったりして、お風呂は楽しい場所と思わせるようにします。
最初は、今遊んでいるおもちゃに夢中で、なかなか振り向いてくれませんでしたが、『こっち(お風呂)のほうが楽しいよ~』という、私の誘導がうまくなったのか、徐々にすんなりとお風呂に入ってくれるようになりました。
そしていつからか、子どもが『お風呂は楽しい場所』と思うようになったのか、今では率先してお風呂へ行くようになりました。
お風呂の場合、『子どもが集中していること・夢中なことから気持ちを切り替えさせる』といった感じですかね。
お風呂だけに限りませんが、この気持ちの切り替え、一見、難しいように思うかもしれませんが、やってみると結構すんなりいくことが多いですよ。
基本、子どもって飽き性ですからね(^^)
おむつ替えやお風呂の時以外も、子どもは時間関係なくイヤイヤし、泣いたりぐずったりします。
家にいるときぐらいご機嫌に過ごしてくれればいいのに…って思うんですけどね~。
また、24時間子どもの相手ができればまだいいんですが、家のことをやりながら相手をしなきゃいけないので大変です。
しかし、家だからこそ、家にいるからこそ、豊富(様々)なアイテムを使って、子どものイヤイヤを防ぐことができます!
子どもの気持ちを切り替える、気持ちをそらすアイテムを、常にいくつか用意しておくと、少しは気持ちが楽になりますよ。
うちの2歳児のイヤイヤ期の対応・対処法!【外出先篇】
次は、外出先での、うちの子のイヤイヤパターン&そのときの対応・対処法についてお話していきますね。
【買い物の時】
買い物の時、子どもがおもちゃ売り場を見つけて、
「このおもちゃがほしい!」
「今日は買わないよ」
「うわ~~~~~ん!」
と言って泣きじゃくり、その場に座りこんでしまい、周りの人にジロジロ見られてオロオロしてしまったということ、ほっとんどの親御さんが経験してるんじゃないでしょうか。
そして、
「次のところ行こ?おいで」
「いや!」
「もう知らないからね」
「うわ~~~~~ん!」
と、恥ずかしいから早くその場から離れたいのに離れられない、地獄の無限ループに陥ったことのある親御さんも多いかと思います。
うちも何回…いや、何十回と経験してます( ̄  ̄;
昔はというか、いつもの流れで言うと、まずは、子どもが落ち着くのを待ち、落ち着いたら本人に
「これ本当にいるかな?」
と聞きます。
まぁ大抵
「いる!」
って答えますけどね(ーー;
そしたら次は、
「今度、パパも連れて一緒に買いにこよ?」
と聞きます。
まぁ大抵
「いや!今買って!」
ってなりますけどね(ーー;
子どものその時の心境や、ほしい物によっては上の会話で収まるんですが、そうでない場合が多々あります。
その時の我が家の対策というのが、『脱出大作戦』です。
「よし!じゃ、お菓子買いに行こう!」
「アイスでも食べよっか!」
「ちょっと車へ行って、○○(子どもが好きなアニメ)でも見よっか!」
と、別の楽しいことを伝え、子どもの気持ちを切り替えさせ、一旦その場(おもちゃ売り場等)から脱出します。
まずはその物から遠ざける、視界から外すということが最重要です!
先程の『湯~とぴあ作戦』でもお伝えしましたが、基本、子どもって飽き性、忘れっぽいです。
その場(おもちゃ売り場等)から離れれば、忘れると…いうか、諦めます!
そして、夜や翌日になれば、本当に忘れます!
買い物でイヤイヤ(これ買って~)が発生した場合、『まずは子どもの気持ちを切り替えさせる(別のものに興味を向ける)』。
それがうまくいけばいいですが、うまくいかなかった場合でも、『一旦その場を離れる』。
もっと言うなら、子どもをカートに乗せて、おもちゃ売り場へ行かせない。
更に言うなら、遠回りしてでもおもちゃ売り場の近くを通らない。
うちでは、時間に余裕がある時・ない時など、その時の状況に応じてそれらを使い分けています。
【保育園や公園帰りの時】
保育園や公園から帰る時、子どもの『まだ遊びたい!』っていう気持ちが強すぎて、なかなか帰れない時ってありますよね。
「もう帰るよ!」
と言っても、子どもにガン無視される…(ーー;
無理やり抱っこして帰ろうとすると、暴れまくる…。
かといって、子どもの気が済むまで遊ばせる、それを待ってるなんていうことも出来ないですよね。
うちでは、保育園でも公園でも、『これをやったら帰ろうね』と、最初に子どもと一緒に決めてから遊ばせるようにしています。
これですんなり帰ってくれるときもあれば、帰らないときもあります。
その時は更に、
「ママ、おうちに帰って○○のご飯作りたいな~」
などと、次にやること(やらなければいけないこと)を子どもに伝えます。
その時の子どもの熱中度合いにもよりますが、これでも帰らない時もあります。
その時の我が家の対策というのが、『お友達(他の子)作戦』です。
「あの子も今から家に帰ってご飯かな~。○○もママと一緒に帰ってご飯食べよ?」
「あのお友達、ママと一緒に帰ってるよ。○○もママと一緒に帰ろ?」
と、『お友達がそうしている(帰る)から、○○もそうしよう』という感じで話をします。
すると、結構すんなり帰ろうとしてくれます。
特に、同じぐらいの年齢(2歳前後)の親子連れを見て話をすると、効果てきめんです!
いつもはイヤイヤ言っている2歳児でも、ちゃ~んと話をすれば分かってくれますよ(分かってくれないことも多いんですけどね(^^;)
まとめ
イヤイヤ期のお子さんをお持ちで大変な親御さんに、まさに今、自分の子どもがイヤイヤ期ということもあり、少しでもイヤイヤ期をスムーズに乗り越えてもらいたいという思いから、今回この記事を書こうと思いました。
正直、イヤイヤ期の子どもへの対応で、『これが正解!』というのはありません。
子どもひとりひとり、性格・性が違いますからね。
でも、子どもの気を引く、気持ちを切り替えさせるというのは、共通すること、大事な部分だと思います。
今、子どもがイヤイヤ期の親御さん。
本当に本当に頑張っていると思います。
イヤイヤ期の子育ては、相当な体力を使います。
また、なぜイヤイヤ言うのか。
そして、いつまで続くか、明確な終わりの時期もわからないということもあり、精神的にも疲れます。
でも、イヤイヤ期は、子どもとちゃんと向き合える時期でもあると私は思います。
少しでも楽ができるやり方、気持ちが楽になる方法を見つけ、この時期を乗り越えてください。
って、私も頑張って乗り越えます!
あと、すごく悩んだり、困ったりすることもあると思います。
実際、私がそうです。
そんな時は、一人で悩まず、抱え込まず、周りに相談してみることも大切だと思いますよ。