各ご家庭の環境にもよりますが、子どもが小学生にもなってくると、
「そろそろ子ども部屋、作ったほうがいいのかな?」
「いやいや、まだ早いよね」
「皆何歳から(いつから)用意してるんだろう?」
「いやいや、うちの子は甘えん坊だから、もう少し大きくなってからかな」
「っていうか、子ども部屋って必要なのかな?」
「いやいや、もっと一緒に寝ていたいからいらないいらない」
と、そろそろ子ども部屋を作った方がいいと思うけど、まだ子離れしたくないという親の葛藤が始まります(苦笑)
我が家には3人の子どもがいます。
上の2人にはそれぞれ部屋がありますが、末っ子の4年生の息子にはまだありません(でした)。
そんな末っ子の息子が遂に、
「僕も自分の部屋が欲しい」
と言い出しました。
親としてはまだまだ子離れしたくないのですが、子どもの自立性等も考えて、GWに末っ子のための部屋を作りました。
そこで今回は、子ども部屋は何歳から(いつから)必要なのか。
そして、あとから後悔しないためにも、始めに子どもとしっかりと約束事をしておくことが重要という、我が家で子ども部屋を作った年齢と、ルール等をお話していきたいと思います。
子ども部屋って何歳から必要?
子ども部屋が何歳から必要・不要という考えから用意しているのではなく、
「子どもが小学校に入学したので」
「子どもが自分の部屋がほしいと言ってきたので」
といった、それぞれのタイミングで子ども部屋を用意しているご家庭が多いようです。
ちなみに、一番多いのが小学校の高学年からで、次に多いのが小学校の低学年からと、子どもが小学生の頃に準備しているご家庭が多いようです。
我が家の1人目・長男は、小学1年生から子ども部屋を用意しました。
小学校入学を機に、
『自分のことを自分でできるように』
『自分で整理整頓ができるように』
『1人で寝れるように』
『勉強を部屋で集中して、自分で考えてできるように』
などという思いから子ども部屋を用意しました。
でも実は、長男が年長の頃から、
『園から手紙があれば自分でカバンから出すこと』
『連絡帳にも何かしら先生から記載があれば出すこと』
『洗い物もちゃんと出すこと』
などなど、“園から帰宅したらやること”として、1年生になる前に、いろいろなことを自分でできるようにしていました。
性格上しっかりとした子だったので、1年生になって子ども部屋を作ることに不安はなかったです。
2人目の子ども・長女は、小学3年生から子ども部屋を用意しました。
1人目の子よりも更にしっかりとした子だったので、小学校入学時に部屋は作れたのですが、私が子離れできず…( ̄▽ ̄;
そのままずっと作らずにいたんですが、長女が小学3年生の時に末っ子が産まれたことがきっかけとなり、
「そろそろ自分の部屋が欲しい」
と長女から言われ、泣く泣く子ども部屋を作ることにしました。
そして3人目の子ども・末っ子は、現在小学4年生。
今回も子離れできない私がおり、ず~っと子ども部屋(末っ子の部屋)を作らずにいました。
冒頭でも少しお話しましたが、そんな末っ子の息子が遂に、
「僕も自分の部屋が欲しい」
と言い出しました。
子離れできない私としては、いつまでも一緒にいたい(寝ていたい)という気持ちがありましたが、子どもの自立性やプライバシー等を考え、”これも子どもの成長かな”と思い、泣く泣く子ども部屋を作りました。
末っ子は、1人(自分)の部屋が嬉しいようでしたが、GWに末っ子の部屋を作った時、長男&長女が
長男:夜、ベッドの下を覗くと、白く光る目がこっちを見てくるよ。
長女:夜、廊下の青白い電気が、ボワ~っと明るくなってくるよ。
長男&長女:あと、夜になると家がミシミシ音がするよ。
などなど、末っ子を怖がらせてしまったため、
末っ子:僕の部屋暑いからお母さんと一緒に寝る。
私(母):怖いの?
末っ子:うううん。暑いの!
と、末っ子は必死に強っていましたが、やっぱり怖いようで、しばらくは私と一緒に寝ていました(笑)
そんな、まだまだ子どもな様子が、めちゃくちゃ可愛く愛おしかったですよ♪
とまぁうちの場合、三者三様ですが、いつから(何歳から)子ども部屋が必要・不要という考えから用意したのではなく、それぞれのタイミングで子ども部屋を用意しました。
ご家庭によっては中学生からというところも結構ありますので、各家庭の事情を考慮し、タイミングを図って作るのがいいと思います。
あとから後悔しないためにもしっかり約束事を!
「子ども部屋を作ったら、子どもがなかなか部屋から出てこない!」
「子どもが自分の部屋でゲームばっかりしてる!」
などなど、子ども部屋を作る(与える)だけでは、色々と問題が出てきがちです。
そのため、あとから後悔しないためにも、子どもと最初にしっかり約束事をしておくことが大切です。
もちろんうちも、約束事・子ども部屋でのルールを設けました。
小学生の間は、ゲームや玩具は部屋では禁止。(リビングのみ)
中学生の間は、ゲームや携帯は部屋でもOKだが、テスト週間の2週間前からは部屋では禁止。
リビングではOKだが、夕方までという時間制限付き。
高校生になったら制限はなく、プラス、エアコンOK。(高校生になるまで部屋にエアコンなし)
大学生になったら部屋にテレビやパソコンが付く。(大学生になるまで部屋にテレビやパソコンはなし)
と、このように、少しずつ少しずつ自分の部屋でできることを増やしていき、また、自分たちの部屋が快適な空間になるようにしていきました。
また、宿題等の勉強については、長男(1人目の子)は部屋で一人黙々とやるタイプだったので部屋で。
長女(2人目の子)は、「リビングでやりたい!」という希望から、小学生の間は、部屋ではなくリビングで勉強してました。
次男(末っ子)は、「部屋で勉強したい!」という希望がありましたが、どうも性格的にずる賢いので、現時点では部屋ではなく、リビングで勉強させています(苦笑)
とまぁこちらも三者三様ですが、子どものプライバシーや家族との距離感。
そして、それぞれの子どもの性格等を考えて決めるのがいいと思います。
まとめ
子どもを皆、同じ年齢だから部屋を作るのではなく、その子の性格等を考えて作るのがいいかなと思います。
うちの場合、私(母)が子離れしたくないという甘えもあり、今まで子ども部屋を作らずにいましたが、『子どもにとっての1番を親として提供することも、子育ての上では大事なのかな』と思い、今回作ることにしました。
本音はまだまだ作りたくなかったです(笑)
各家庭それぞれ、家庭環境や家庭の事情もあるかと思います。
部屋を作れないのであれば、パーテーションで間仕切るなどでもいいかと思います。
子どもが一人になれる、プライベート空間を作ってあげることって大切なことです。
親だけでなく、子どもも安心して過ごせる家(部屋)にしてあげてくださいね。