子ども医療費受給者証とはどういうもの?よくある・聞くQ&A(愛知県岡崎市編)

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「岡崎市の子ども医療費受給者証って、県外(愛知県外)でも使えます?」

「岡崎市の子ども医療費受給者証って、市外(岡崎市以外)でも使えます?」

「子ども医療費受給者証を子どもが破いちゃったんですが使えます?」

などなど、子ども医療費受給者証について、何となくは知っているけど詳しくは知らない…という親御さん、多いんじゃないでしょうか。

今回はその、”子ども医療費受給者証”についての質問・回答をブログにさせていただきました。

 

ということで今回は、子ども医療費受給者証について、親御さん等から頂いた質問に対しての私(と他のスタッフ)の回答をお伝えしていこうと思います。

子ども医療費受給者証についてのQ&A

それでは、親御さん等からたまに聞かれる・質問される”子ども医療費受給者証”についてのQ&(私と他のスタッフの)A”です。

 

Q.愛知県(岡崎市)の子ども医療費受給者証とはどういうものなんですか?

A.保険証と併用して使用すると、医療費を負担してくれる用紙のことで、15歳到達の年度末まで使用できます。

もう少し詳しく説明すると、保険証は、保険診療でかかった医療費の2割か3割を負担します。

しかし、子どもは風邪をひきやすい(病気になりやすい)し、更に子育てでお金もかかるので大変!

ということから、その2割か3割を県や市が助成(負担)するというのが子ども医療費受給者証です。

また助成は、その2割か3割を負担するものなので、保険診療のものでないと助成になりません。

 

Q.子ども医療費受給者証って、予防接種も助成の対象になります?

A.予防接種は、保険診療ではないため助成の対象になりません。

(子ども医療費受給者証は、保険にかかわる助成になります)

 

Q.子ども医療費受給者証は、県外(愛知県外)でも使えますか?

A.愛知県の子ども医療費受給者証は、県内でのみ使用可能で、県外(愛知県外)では使えません。

もし、県外で医療機関を受診した場合は、保険証のみが使用でき、子ども医療費受給者証は使用できません。

しかし、住んでいる(岡崎の)市役所で手続きをすれば、支払った分が返金されます。

流れとしては、県外で医療機関を受診した場合は、保険証を提示し、2割か3割の負担金を支払います。

その時に必ず「領収書(あれば「明細書」)」をもらいます。

その後、住んでいる(岡崎の)市役所で手続きをすると、支払った分が返金されます。

市役所での返金は、2年ほど猶予があるそうなんですが、早めに手続きをした方が安心ですよ。

 

Q.子ども医療費受給者証って、違う市(岡崎市以外)でも使えるんですか?

A.違う市(岡崎市以外)でも使えます。

ただし、愛知県内に限ります。

 

Q.今度、愛知県から他県に引っ越すんですが、子ども医療費受給者証の住所変更の届け出・手続きって、どこでどうすればいいんですか?

A.まず、住んでいる地域(岡崎市)の市役所で「子ども医療費受給者資格喪失の手続き」が必要になります。

詳しくはこちらのページをご覧ください。

子ども医療費受給者資格喪失の手続き – 岡崎市ホームページ

その後、引越し先の市役所で、「子ども医療費受給者証交付申請の手続き」をする形になります。

 

Q.子ども医療費受給者証って、即日発行してもらえるんですか?

A.窓口申請と電子申請があって、本庁での窓口申請の場合は、そこで即日交付してもらえます。

しかし、支所で申請する場合や、電子申請の場合は、後日郵送になります。

ちなみに、保険証とマイナンバーカード(個人番号カード)、または通知カード・届出者の本人確認書類が必要になるのでご注意ください。

詳しくはこちらのページをご覧ください。

子ども医療費受給者証交付申請の手続 – 岡崎市ホームページ

後日郵送の場合は、大体1週間程度かかるため、できる限り本庁での窓口申請(即日交付)をおすすめします。

 

Q.子ども医療費受給者証って、有効期限ってあるんですか?

A.使用期限(有効期限)は、基本的に15歳到達の年度末までになります。

しかし、母子家庭や精神障がいがある方、身体障がいのある方は、子ども医療費受給者証と使用期限が異なります。

母子や障がいの子ども医療費受給者証以外の受給者証は、トータルの使用期限は長いですが、更新され、新しい期限になっているものが自宅に届くので、こまめに期限の確認をした方が安心です。

 

Q.子ども医療費受給者証をなくした場合、再発行の手続きって、どこでどうすればいいんですか?

A.先程の「子ども医療費受給者証って、即日発行してもらえるんですか?」という質問と同じで、再発行の手続きは、窓口申請と電子申請、どちらでも行なえます。

本庁での窓口申請の場合は即日交付。

支所で申請する場合や、電子申請の場合は、後日郵送になります。

詳しくはこちらのページをご覧ください。

子ども医療費受給者証の再交付の手続き – 岡崎市ホームページ

なくした、なくしたことに気づいた場合は、早めに再発行することをおすすめします。

 

Q.子ども医療費受給者証は何歳まで・いつまで使えますか?

A.15歳到達の年度末まで使用できます。

しかし、母子家庭や障がい者等の受給者証は、15歳を過ぎても使用できます。

また、岡崎市では、18歳まで、入院費のみ医療費の助成対象となっています。

詳しくはこちらのページをご覧ください。

令和2年9月診療分から子ども医療費の助成対象を18歳(入院費)まで拡大しました – 岡崎市ホームページ

※ちなみにこちらは、受給者証というものはありません。

 

Q.子ども医療費受給者証を忘れた場合って、お金とか手続きとかってどうなります?

A.当院(しいの木こどもクリニック)では、特に変更がなければ当月、先月確認していれば、万が一忘れた場合でも、保険として診察を行います。

久しぶりの受診で、子ども医療費受給者証を忘れた場合は、保険証があれば、2割か3割の負担、保険証もない場合は、一度全額お支払いしていただく形になります。

その後、払い戻しの申請を行い、支払った費用が戻ってくる形になります。

詳しくはこちらのページをご覧ください。

Q.子ども医療費受給者証を使えなかったとき、後日払い戻しを受ける方法を知りたい。 – 岡崎市ホームページ

 

Q.子ども医療費受給者証はあるんですが、保険証がない場合って、お金とかってどうなります?

A.子ども医療費受給者証は、保険証とセットで使えるものになります。

そのため、保険証がないと、子ども医療費受給者証は使用することはできません。

(子ども医療費受給者証は、単体で使用することはできません)

先月・当月に保険証の確認がない場合は、一旦全額自費でお支払いする形になります。

 

Q.子ども医療費受給者証って歯医者とか眼科でも使えます?

A.使えます。

ただし、保険診療(自由診療以外のもの)に限ります。

(自費対応の診察には使用できません)

 

Q.薬局でも子ども医療費受給者証の提示って必要なんですか?

A.提示は必要です。

自費での薬でなければ、保険証と受給者証を提示するだけで、負担金はありません。

しかし、薬局や薬の種類によっては、容器代がかかるところもありますので、一応お金は持っていくようにしてください。

 

Q.子ども医療費受給者証が破れて半分ないんですが使えますか?

A.内容が分かる程度(番号等が分かる程度)の破損であれば、うち(しいの木こどもクリニック)では使えますが、クリニックによってその範囲が違うので、ある程度破れてしまったら再発行してもらいってください。

基本的には、”破れているものは再発行の対象となり、使用ができません”ので、市役所で速やかに手続きをお願いします。

あと、子ども医療費受給者証が破れないよう、100均等で買ったケースに入れている親御さんが多いです。

再発行の手続きは、そんなに手間ではないですが、即日発行したい場合とかだと、わざわざ本庁の窓口へ行かなければいけないので、子どもが大きくなるまでずっと使うものなので、ケースに入れることをおすすめします。

 

Q.ここに連絡すれば間違いない連絡先等を教えてください。

A.子ども医療費受給者証に関する問い合わせ先は、

岡崎市役所 医療助成室福祉医療係

電話番号:0564-23-6148

〒444-8601岡崎市十王町2丁目9番地(東庁舎1階11番窓口)

となります。

 

[来院される患者様(親御さん)へ]

当院(しいの木こどもクリニック)の場合、自費でお支払いの場合は、その支払い月でしか返金ができず、月をまたいでしまうと、患者様(親御さん)に、市役所へ行って手続きをしてもらう形になってしまいます。

その場合、手続き等、大変手間がかかってしまいますので、できる限り受診される場合は、子ども医療費受給者証を忘れないようにお願いします。

まとめ

私達、しいの木こどもクリニックは、病気を診るのはもちろんですが、それだけではないと考え、小児科医として、そしてかかりつけ医として、親御さん達が困っていることに対しても、真剣に向き合ってアドバイスしています。

 

今回の”子ども医療費受給者証についての悩み・疑問”もそうです。

「これを使うことで医療費が無料になる」

ということは知っていても、

「(クリニック受診用)バッグを変えたら、子ども医療費受給者証がどっかいっちゃった…」

「名古屋(岡崎市外)へ遊びに来たけど、子どもが怪我しちゃった!医療費ってどうなるんだろう…」

などなど、様々な場面でどうなるのかということは、知らない人がほとんどです。

私もそうですが、実際その場面にならないと調べません。

 

そして、今回記事を書くために調べてわかったことは、”目的のページにたどり着きにくい”ということです。

そのため今回は、『詳しくはこちらのページをご覧ください。』のリンクをいくつも貼らせていただきました。

基本は、岡崎市役所の医療助成室福祉医療係に電話すればいいんですが、時間外や、電話が混雑するなど、電話が繋がらない場合も考え、患者さんからの質問に対する回答+αを載せさせていただきました。

 

子どもさんのためだけでなく、困っている親御さんの力になれることは何なのかということも考える。

それも、小児科医として、かかりつけ医としての課せられた役割と考えています。

子どもさんや親御さん達が、どうしたらその疑問を解決できる、問題を乗り越えていけるのかを一緒に考える。

かかりつけ医だからこそできる関わり方を今後も大切にしていきたいと思っています。