子どもにとっては嬉しい、長い長~い夏休み。
ただでさえ暑いのに、子どもの宿題の進み具合で、私たち親の体温(特に頭)も上昇しちゃいますよね(ーー;
「あれだけ早くやっちゃいなさいって言ったのに…」
「ホント、毎年毎年…」
って、きっとうちだけじゃないですよね(願)
その宿題で一番頭を抱えるのは、何と言っても『自由研究』じゃないでしょうか。
うちは、ドリルとかはチャッチャと終わらすんですが、自由研究などのボスというか、大物というか、それらを残す癖があるんですよね。
そのためうちは『素晴らしい賞』を目指すのではなく、『9月1日に提出!』を目標に毎年奮闘しています(^^;
本当は『素晴らしい賞』を目指してほしいんですけどね。
なかなかね…。
ということで今回は、そんな私たち親子で頑張った(といっても1日で簡単にですが)、自由研究をご紹介していきます。
1日で簡単に出来る、小学生の夏休みの自由研究(イースト菌篇)
まず、一つ目にご紹介する我が家で奮闘した夏休みの自由研究は、パン作りに使うイースト菌と飲み物を使って、『膨らみ方でどの飲み物に多くの糖分が含まれているのか』を調べる実験です。
飲み物の種類が多いに越したことはないんですが、差を見るということで、水といろんな種類のジュース3・4本程あれば十分です。
まずは、ポリ袋に飲み物とイースト菌を入れ、よく揉み、溶かします。
そして、一定の温度に保ったお湯にそのポリ袋を入れて、ポリ袋の膨らみ具合を観察するという実験です。
我が家では、30分~1時間を目安に実験を行ったんですが、その実験自体は簡単だったんですが、その前の準備がまぁ大変でした。
実験では、イースト菌を10g用意するんですが、うちにある量りでは、そこまで細かいのが量れなかったので、微妙な針の動きを見極め、イースト菌を10g用意しました。
あれは職人技でしたね~。
そして、お湯を一定の温度に保たなければいけないので、温度計が必要なんですが、その温度計。
夏休みに入る前は、100均にたくさん売っていたんですが、夏休みも後半になると品切れする店が続出。
やっぱり夏休みの宿題で、結構皆さん使われてるんですかね?
温度計一つのために、100均を何件も何件もはしごするのはちょっと…。
ということでうちの場合、仕方なく、キッチン用品コーナーで、100円じゃなく、ちょっと高めの温度計を買うことになってしまいました(T^T)
『実験グッズは早めに用意すること』と、この時はいい勉強になりました。
実験としては、袋がパンパンに膨らんできて、大人が見てても結構面白いものでしたよ。
1日で簡単に出来る、小学生の夏休みの自由研究(飲み物の層作り篇)
次に紹介するのは飲み物の層作りです。
簡単に言うと、『比重が目で見える』という実験です。
やり方としては、透明のグラスにティーパックの紅茶で色を付けてガムシロ(ガムシロップ)を入れ、ガムシロと紅茶の層の分離を見ます。
1時間を目安に、10分・20分・30分と、経過を観察したんですが、
「時間を計って観察をしたことがないのか?」
というぐらい娘が全く時間を気にせず、紅茶を作ってガムシロ入れたらはい終わりみたいな(ーー;
「それでどうやってまとめるんだ~~!!」
と、私一人で腹を立てつつ、写真を撮り、コメントを考えました。
こういった経過観察は、忍耐力が必要なので、”親子で一緒に楽しく”っていうのは、うちでは夢のまた夢だなぁって思った実験でした。
実験としては、層がきれいに分かれて、”なんかちゃんと自由研究やってる”って感じでした♪
まとめ
2年ほど前、子どもが
「この自由研究は、お父さんやお母さんがやれって言った」
みたいなことを言い出したので、それからは、本屋に並んだ自由研究の本を購入するようにし、子どもに
「この中で気になったのを選びなさい」
と言って、子どもに自由研究を選ばせるようにしました。
子ども自身に選ばせると、ちょっと…いや、ほんのちょっとですが、やらされ感がなくなったように思います。
私の気のせいかもしれませんが(ーー;
自由研究って、自由な研究なので、簡単なようで難しいんですよね。
なのでうちでは、『最初から誰もやっていない自由研究をやる』なんてことは考えず、『本で紹介されている実験をやって、本当に自分達でやっても同じようになるのか』っていう考えで最近は自由研究をやっています。
結構、実験結果が同じようになると嬉しいものです。
「こんなこと、私が子どもの頃にやれてたら良かったなぁ」
って思い、今は子どもと一緒に楽しくやることが出来るようになりました。
でも、いつの時代も
自由研究って親の宿題のような気がするんですが(ーー;
この一文を読んで、きっと多くの親御さんが
「うんうん。そうそう。うちもうちも」
と、思ってくれていることを願うばかりです(笑)
まっ、視点を変えて『自由研究は親と子どもの夏休みの思い出づくり』だと思えば、楽しく出来るもんです。
忍耐と寛容が必要ですけどね(^^;