暦は9月。
まだまだ残暑は厳しいですが、秋ももうすぐそこまで来てますね。
し・か・し!
ある日、夜寝ていたら耳元で
「ぷ~ぅ~~う~~ん」
・・・
そう、あの音を聞くだけで体がかゆくなるアイツ、『蚊』が現れたのです。
一度あの音を聞いたが最後。
退治するまで寝られません(T^T)
蚊といえば夏の風物詩と思っている方も多いんじゃないでしょうか。
しかし、蚊の活動は夏だけにとどまらず、残暑厳しいこの秋にも活発に活動しているんです!
実は、蚊が活動的になる気温は22~30℃。
まさに今の季節なんです。
9月の蚊は、越冬卵を産むため、吸血活動にめっちゃ元気になるんです( ̄▽ ̄;
よく、蚊に刺されたらこうしましょう♪みたいなのはあるんですが、私的にはそもそも蚊に刺されたくない!
ということで今回は、蚊に刺されないためにはどうすればいいのか。
蚊にさされやすい人の特徴や、蚊に刺されないための超基本的な対策をご紹介していきます。
蚊に刺されやすい人ってどういう人?蚊に刺されないための基本対策
蚊に刺されやすい人ってどういう人?
そもそも蚊に刺されるということは、蚊の好みとなる条件がある、その条件に当てはまるということですよね。
そこでまず、蚊の習性・好みを見ていきましょう。
■蚊は二酸化炭素を好む
蚊は、人間や動物が排出する二酸化炭素に反応しています。
その為、運動した後で、
「ゼーゼー」
と激しく呼吸をしている時は注意が必要です。
また、お酒を飲んだ後も要注意です。
お酒を飲んだあとは、体がアルコールを分解するため、二酸化炭素が生成されます。
暑い日の一杯は最高においしいですよね♪
でも、蚊に刺されやすくなってしまうので、蚊に刺されたくない人は、少し控えたほうがいいかもしれませんね。
■蚊は温度が高い場所・体温が高い人・汗を好む
蚊は、熱を感知して、温度が高い場所や、体温が高い人によっていきます。
また、人間の汗の成分に含まれる乳酸に反応してよってきます。
その為、新陳代謝のいい妊婦さんや赤ちゃん、子どもは、普通の人より、より虫除け対策をしたほうがいいですね。
■蚊は暗い色を好む
蚊は暗い色に集まりやすく、特に黒色に反応します。
『黒色の服は体型が締まってみえるから』とか、『暗い色の服は合わせやすいよね』といって暗い色の服ばかり着ていると…。
って私、結構黒が多いんですけどね(^^;
蚊に刺されたくない人は、イメチェンも兼ねて、少し明るめの服を着てみるというのもいいかもしれませんね。
まだまだ他にもありますが、このように、蚊にさされやすい人には特徴があります。
蚊の習性・好みから、蚊に刺されにくい人、蚊に嫌われる人を目指しましょう。
蚊に刺されないための超基本的な対策
蚊に刺されやすい人がどういう人かわかったところなんですが、あくまでも『刺されやすい・刺されにくい』というだけで、蚊は人間が大好物ということに変わりはありません。
なのでお次は、蚊に刺されないための、超基本的な対策をご紹介していきます。
■蚊の発生源を作らない
日本で一般的に見られる蚊は、アカイエカとヒトスジシマカ(ヤブ蚊)です。
これらの蚊は、水のあるところに卵を産み付け、水の中で幼虫から成虫になります。
ということなので、水のある所、水が溜まる場所を作らないということが大切です。
とは言っても、下水溝や浄化槽、田んぼや池などは、自分たちではどうにもなりませんよね。
なので、自分たちだけでも出来ることはちゃんとやる。
家の庭やベランダに、水をはったバケツや水たまりなどないですか?
ヤブ蚊は、特に少量の水でも繁殖・増殖するので注意したいところです。
■蚊を自分に寄せ付けない
近くに蚊の発生源がなくても、蚊は突然外部からやってきます。
ほんと、
「どこから入ってきたの!」
って時、たまにありません?
家の中への侵入を許してしまった場合、
「ちょっと出ていってよ!」
って言っても、当然ですが蚊は言うことを聞いてくれません。
また、いくら手でブンブン追い払っても、元気に飛んでいる蚊をジャストミートするのは、なかなか至難のわざです。
なので、家の中へ蚊の侵入を許してしまった場合は、蚊取り線香などの蚊取りグッズを使って、自分に寄せ付けないようにしましょう。
現在は、ほんと様々な蚊の対策グッズがありますので、用途に合わせて使用しましょう。
例えば、赤ちゃんや子どもがいる家庭では、蚊帳(かや)やスプレータイプの物を使用するとか。
あと、ハーブで蚊を寄せ付けないとか。
変わったものだと、スマホのアプリなんていうのもあります。
効果の実感は人それぞれ違うので、自分の環境にあったものを取り入れてみてくださいね。
また、こまめに汗を拭いたり、扇風機やエアコンで体温調整をする。
虫よけスプレーをふりかけたり、アルコールは控えるなど、極力蚊に嫌われるように対策をしましょう。
まとめ
先日クリニックに
「ママ、かゆいよ~」
と、半べそをかいていた子がいました。
「蚊に刺されたの?◯◯はおいしいから~」
と、お母さん。
そんな光景を見て、
「私も昔はあぁだったのかな」
と、なんだか懐かしく感じました。
悲しいかな、私は人一倍、いや、人二倍、蚊に刺されやすいんです。
秋になってもお祭りに行ったら刺され、お墓参りに行っても刺され…。
一緒にいる人は全然刺されてないのに、なぜか私一人だけ何箇所も刺されるという始末…。
蚊からしてみたら、私は人気のスポット・絶品グルメってなるんでしょうか。
いやいや、全然嬉しくないんですけど(ーー;
通常、蚊に刺されるとかゆくなり、一旦腫れるけど次第に治っていくというのが一般的ですが、人によってはかゆみが続いたり、腫れがひどくなったりすることがあります。
赤ちゃんや子どもが刺された時は、かゆみが我慢できずにかきむしり、ひどくなってしまう場合がありますので、患部を流水で洗い、濡れタオルで冷やし、子ども(赤ちゃん)用のかゆみ止めを塗ってあげるといいですね。
蚊に刺されないためには、『蚊を家の中に入れない』この徹底に尽きます。