「うちの子、毎日夜泣きするから大変」
「うちは最近やっと落ち着いてきたけど、ほんと夜泣きはしんどかった…」
と、赤ちゃん・子どもの夜泣きに悩まされる親御さんがほとんどなんじゃないでしょうか。
我が家には二人の子どもがいますが、二人共夜泣きがあり、特に下の息子は何をしても泣き止まなくて大変だったことを覚えています。
「昼間はいつもと変わらず機嫌よく遊んでいて、ミルクや母乳の飲みもよく、離乳食もちゃんと食べているのに、夜になると毎日のように急に泣き出し、抱っこしても泣きやまない…」
「アパートだと声が響くから、お隣さんに迷惑がかかっちゃうし、一体どうすればいいの…」
と、本当に辛かったことを今でも鮮明に覚えています。
今回は、そんな私の経験を踏まえて、赤ちゃん・子どもの夜泣きは一般的にはいつから始まりいつまで続くのか。
そして、その夜泣きの原因と、泣き止ませる方法についていくつかお話していきます。
夜泣きっていつからいつまで続くの?夜泣きの原因と泣き止ませる方法
夜泣きっていつから始まっていつまで続くの?
まず、夜泣きがいつから始まるかですが、一般的には6ヶ月頃から始まります。
しかし、個人差があるため、早い子だと3ヶ月頃から夜泣きが始まります。
もちろんその逆もあり、1歳になってから夜泣きが始まるという子もいます。
そして、夜泣きがいつまで続くのかですが、一般的には1歳6ヶ月頃には終わります。
しかし、こちらも個人差があるため、遅い子だと2歳頃まで夜泣きが続きます。
もちろんその逆もあり、すぐに夜泣きがなくなるという子もいます。
このように、夜泣きの期間には個人差があります。
ちなみにうちは、上の娘、下の息子、二人共夜泣きがありました。
娘の夜泣きが始まったのは10ヶ月頃です。
もう10年以上前のことなんですが、娘は9ヶ月で歩くようになり、歩くようになってしばらくしてから夜泣きが始まったので、時期は鮮明に覚えています(^^;
そして、1歳を過ぎてから徐々に収まっていきました。
なので、娘の夜泣きの期間は、大体3・4ヶ月ぐらいですね。
そして、大変だったのは息子です。
息子は、6ヶ月になっても、お姉ちゃんの夜泣きが始まった10ヶ月頃になっても夜泣きが始まらなかったので、
「これは夜泣きがないパターン!?」
と、ちょっと期待したんですが、1歳を過ぎた頃に夜泣きは突然やってきました。
息子の夜泣きの始まりは、高熱が出た時にけいれんを起こす、熱性けいれんを起こしてからでした。
お姉ちゃんの時は、夜泣きはしたけどそれほど大変じゃなかったんですが、息子の時はほんとひどくて、夜泣きが収まる1歳6ヶ月頃まで、とにかく毎日のようにずっと抱っこしていたのを覚えています。
息子の夜泣きの期間は、大体5・6ヶ月ぐらいだったんですが、ほんと、この5・6ヶ月はしんどかったですね(ーー;
このように、姉弟(きょうだい)でも夜泣きの始まり・終わり・期間は違います。
でも、夜泣きは一時的なもので、必ず終わりがやってきます。
夜泣きの終わり・ゴールがあるとわかると、少し頑張ろうっていう気持ちになりますよね。
「あと少し。もうちょっと」
と、頑張るというか、無理せず子育てしていきましょう。
夜泣きの原因や泣き止ませる方法
夜泣きって、一般的には、”夜間に目を覚まし激しく泣くこと”と捉えられているんですが、”おむつが濡れているから泣いている”とか、”お腹が空いているから泣いている”、”暑い or 寒いから泣いている”というのは、実は夜泣きとは言わないんですね。
夜泣きとは『生後6ヶ月頃から1歳6ヶ月頃に多く見られる、はっきりした理由がないのに、夜間に目を覚まし激しく泣くこと』を言います。
はい。
“はっきりした理由がないのに、夜間に目を覚まし激しく泣くこと”を夜泣きと言います。
そう聞くと、夜泣きの原因はなく、泣き止ませる方法もないように思いますよね。
でも、私の経験上、子どもが夜間に泣く理由としては
■おむつが濡れているから泣いている・・・10%
■暑い or 寒いから泣いている・・・10%
■お腹が空いているから泣いている・・・60%
■理由もなく泣いている・・・20%
※ 上記の割合は私の感覚です
と、大体このような割合でした。
夜泣きが終わり、今、冷静に思い出すと割合的にはこんな感じですが、でも当時の大変さで言えば、理由もなく泣いているがほぼ10割ですね。
ほんと、夜泣きって大変です。
では、泣き止ませる方法について、少しお話していきますね。
おむつが濡れているから泣いているという場合は、おむつを変えればいいだけです。
でも、おむつを変える時は、お尻が濡れているのですぐには着けず、少し乾燥させるような感じで、軽く扇いだりするといいですね。
ただ、男の子の場合、おむつを変えている時におしっこをする可能性があるので気を付けてくださいね。
私はまんまとやられました…(ーー;
また、暑い or 寒いから泣いているという場合は、空調の調整や、一枚脱がせたり、一枚羽織らせたりするだけです。
季節によって様々ですが、特に寒い時期は多く着せがちなため、子どもの顔が赤くなっていたら一枚脱がせてあげてください。
また逆に夏は、子どもの手が冷たくなっているとか、震えている感じがあれば一枚羽織らせてあげてください。
ただ、体調が悪く熱のある時は、あまり脱がせて薄着にしてはいけないので、そこは気を付けてくださいね。
そして、お腹が空いているから泣いているという場合は、母乳やミルク・離乳食を与えるだけです。
年齢にもよりますが、虫歯になるかもなどと考えると、本当はあげないほうがいいと思うんですが、正直、“あげなくて泣き止まなくてしんどい”よりも、”あげて泣き止んで楽”を選ぶべきと私は思いますし、そうしてきました。
卒乳して離乳食に変わった途端、夜泣きが始まったという方も結構みえますので、離乳食は決まった時間に、何分と食べる時間を決めて、しっかり食べさせるようにしてくださいね。
私の場合、子どもが泣いたら、まずおむつが濡れていないかを見ます。
そして、暑がっていないか、また、寒がっていないかを確認。
そして、一旦抱っこをします。
その時、子どもがお腹が空いている場合は、胸を触って、「ご飯が欲しい」アピールをしてきます。
と、ここまでで解決できればいいんですが、大変なのは”ご飯が欲しいアピール”がなかった場合です。
そう、“理由もなく泣いている場合”、いわゆる本当の夜泣きの場合です。
正直、はっきりとした理由もなく泣いているので、あやして、子どもが寝るまで待つしかありません。
私の場合、娘の時は社宅(アパート)だったので、
「お隣に聞こえてないかしら」
と、周りに迷惑をかけていないかという不安が大きかったですね。
社宅は同世代の方が多かったということもあり、また、娘は抱っこして手を握っていると、すぐに泣き止んでということもあり、あまり心配するほどでもなかったです。
でも、ギャン泣きがなかったというわけではありません。
ギャン泣きした時は、暖かい季節だったということもあり、外に行ってお散歩するような感じで連れ出したことがしばしばありました。
すると、気分が落ち着くのか、その時は娘もすぐに泣き止みましたね。
また、
「うちの場合、周りに迷惑になると思って、ギャン泣きした時は車に乗せて寝かせてたよ」
というママ友もいましたね。
皆、それぞれ独自の夜泣きの対策というか、泣き止ませる方法を持っていましたね。
と、うちは娘は手間がかからなかったんですが、問題は息子です。
夜中に突然
「ギャー」1回目
と泣き出すのは日常茶飯事(ーー;
抱っこして背中をトントンしたり、一緒にゆっくり揺れたりして、
「やっと泣き止んだ。もう寝たかな?」
と思って、ベッドに下ろそうとしたら
「ギャー」2回目
とギャン泣き!
ギャン泣き後、しばらく抱っこして落ち着かせ
「もう泣き疲れて寝たよね?」
と思って、ベッドに下ろそうとしたら
「ギャー」3回目
とまたギャン泣き!
「これはもうダメだ!私も寝たい~~~~~」
と、気づけば私の胸のあたりに、うつ伏せで一緒に寝るというのを、何度もやっていましたね。
また、抱っこしても5分・10分と泣き止まず、気付けば座ったまま抱っこして、そのまま寝ていた時もあります(^^;
息子も泣き疲れたのか、気付けば一緒に寝ていました(。-ω-)zzz
このように、子どもが夜間に泣く理由・原因は分かるし、泣き止ませる方法もあります。
しかし、本当の夜泣きは”原因はない”し、”これをすれば泣き止む”というものでもありません。
その子その子に合わせた、オリジナルの泣き止ませる方法を見つけていってみてください。
まとめ
今回は、乳児健診の時によく質問される、”夜泣き”についてお話していきました。
夜泣きに原因はありません。
「私の何がいけないの?」
「私の育て方・接し方がいけないの?」
と、間違っても自分を責めないようにしてくださいね。
また、途中にもお話しましたが、夜泣きは一時的なもので、必ず終わりがやってきます。
ずっとこの状態が続くというものではありませんので、周りに助けてもらいながら乗り越えていきましょう。
「両親とは離れて暮らしているから頼れない…」
「旦那が子育てしてくれない!」
という場合、かかりつけ医はもちろん、お住いの地域の育児相談窓口や、全国各地に子育ての相談窓口がありますので、そちらで悩みを相談されるのがいいですね。
一度、『 育児相談 』で検索してみてください。
子育てについて相談できるところがたくさん出てきますよ。
夜泣きは、期間も原因も対策(泣き止ませる方法)も個人差があります。
無理のない、自分のやり方を見つけていってくださいね。