多くの方が、子どもの頃に縄跳びで遊んだ思い出があると思います。
何回跳べるか目標を立てて跳んだり、二重跳び・エックス跳び(交差跳び)・大縄跳びなどのいろんな跳び方をしたりと、縄跳びの遊び方は様々ですよね。
何回跳べるか目標を立てて跳んだり、二重跳び・エックス跳び(交差跳び)・大縄跳びなどのいろんな跳び方をしたりと、縄跳びの遊び方は様々ですよね。
そんな縄跳びですが、大人は当たり前のように出来ますが、いざ子どもに教える時、
「ん?自分は跳べるけど、子どもにどうやって教えればいいんだろう。まだうちの子に教えるのは早いかな?」
と、いろんな疑問が湧いてくるのではないでしょうか?
私も保育士の時に、頭では分かっていても、『子どもにどうやって教えればいいんだろう?』と、考えたことがありました。
「ん?自分は跳べるけど、子どもにどうやって教えればいいんだろう。まだうちの子に教えるのは早いかな?」
と、いろんな疑問が湧いてくるのではないでしょうか?
私も保育士の時に、頭では分かっていても、『子どもにどうやって教えればいいんだろう?』と、考えたことがありました。
そこで今回は、縄跳びは何歳ぐらいから練習するのがいいのか。
また、縄跳びの教え方のコツについてお話していきます。
また、縄跳びの教え方のコツについてお話していきます。
縄跳びは何歳から練習するのがいいの?
縄跳びの練習は、4歳~6歳(年中~年長さん)から練習を始めるのがオススメです。
その理由を少しお話しますと、まず3歳では、同時に違った動作が出来るようになります。
つまり、”○○しながら□□する”という動作が出来るようになります。
しかし、まだこの頃は、自分の体を動かすだけで精一杯で、縄跳びを回して跳ぶというのは難しいですね。
3歳ぐらいだと、ロープを地面に這わせて左右にニョロニョロ動かして跳ぶ、『ヘビさん跳び』が楽しいと思いますよ。
“動いているものを飛び越える”ということを、遊びながら楽しく出来るので、私も保育士の時によくやっていました。
つまり、”○○しながら□□する”という動作が出来るようになります。
しかし、まだこの頃は、自分の体を動かすだけで精一杯で、縄跳びを回して跳ぶというのは難しいですね。
3歳ぐらいだと、ロープを地面に這わせて左右にニョロニョロ動かして跳ぶ、『ヘビさん跳び』が楽しいと思いますよ。
“動いているものを飛び越える”ということを、遊びながら楽しく出来るので、私も保育士の時によくやっていました。
そして、4歳になると、全身のバランスをとる能力が発達し、体の動きが巧みになり、リズムに合わせて自由に体を動かすことが出来るようになってきます。
さらに、5歳では、運動機能の柔軟性・機敏性・持久力・平衡感覚、また、筋力が増します。
これらのことから、子どもの発達段階を見ると、4歳頃から始める、縄跳びを練習するのがオススメです。
さらに、5歳では、運動機能の柔軟性・機敏性・持久力・平衡感覚、また、筋力が増します。
これらのことから、子どもの発達段階を見ると、4歳頃から始める、縄跳びを練習するのがオススメです。
周りの子が、早い段階で練習していたり、縄跳びを使って遊んでいたりするのを見ると、『うちの子もそろそろやった方がいいのかな?』と、少し焦りますよね。
でも、焦りは禁物です!
縄跳びって、『腕を回す』『ジャンプする』『バランスをとる』というような動作を一度にするので、子どもにとってみれば難しい動作なんです。
理解力と集中力が続かない時期に、縄跳びを無理に練習すると、縄跳びだけではなく、運動そのものが嫌になってしまう可能性もあります。
成長には個人差があるので、子どもの姿を見ながら進めていくことが大切であり基本です。
別に、小学生になってからでも全然遅くはないですよ♪
でも、焦りは禁物です!
縄跳びって、『腕を回す』『ジャンプする』『バランスをとる』というような動作を一度にするので、子どもにとってみれば難しい動作なんです。
理解力と集中力が続かない時期に、縄跳びを無理に練習すると、縄跳びだけではなく、運動そのものが嫌になってしまう可能性もあります。
成長には個人差があるので、子どもの姿を見ながら進めていくことが大切であり基本です。
別に、小学生になってからでも全然遅くはないですよ♪
縄跳びの教え方のコツって?
縄跳びの教え方のコツですが、子どもが縄跳びに興味を持っていることを前提にお話していきますね。
先程少し書いたように、縄跳びで楽しく遊ぶためには、まずは興味を持たないことには始まりませんからね。
まずはそこからがスタートです。
先程少し書いたように、縄跳びで楽しく遊ぶためには、まずは興味を持たないことには始まりませんからね。
まずはそこからがスタートです。
そして、コツとしては、『跳ぶこと』と『回すこと』を分けて練習することです。
なぜ、『跳ぶこと』と『回すこと』を分けて練習するのかと言うと、子どもは最初、腕を回すと同時にジャンプをしてしまう、つまり、『回す(こと)』と『ジャンプ(跳ぶこと)』が一緒になってしまうからです。
そのため、最初は、いわゆる縄跳び、『回しながら跳ぶ』という2つの動作をいきなりやるのではなく、『回す』という動作と、『ジャンプ』という動作を、1つずつ分けてやったほうが子どもは理解しやすいんですね。
なぜ、『跳ぶこと』と『回すこと』を分けて練習するのかと言うと、子どもは最初、腕を回すと同時にジャンプをしてしまう、つまり、『回す(こと)』と『ジャンプ(跳ぶこと)』が一緒になってしまうからです。
そのため、最初は、いわゆる縄跳び、『回しながら跳ぶ』という2つの動作をいきなりやるのではなく、『回す』という動作と、『ジャンプ』という動作を、1つずつ分けてやったほうが子どもは理解しやすいんですね。
縄跳びの教え方の流れとしては、
① 縄跳びを跳ばずに、後ろから前に移動させる(回すこと)
② 足の前まで移動させた縄跳びを、腕を動かさずに飛び越える(跳ぶこと)
③ ①・②が出来たら連続で跳んでみる
こんな感じですね。
① 縄跳びを跳ばずに、後ろから前に移動させる(回すこと)
② 足の前まで移動させた縄跳びを、腕を動かさずに飛び越える(跳ぶこと)
③ ①・②が出来たら連続で跳んでみる
こんな感じですね。
あと、練習するにあたって大切なことは、『出来ないことに対して叱らない』、『練習を無理強いしない』ことです。
大人は何で出来ないかが理解できず、つい熱心になりがちですが、そこはグッと気持ちを抑えてくださいね。
大人は何で出来ないかが理解できず、つい熱心になりがちですが、そこはグッと気持ちを抑えてくださいね。
私が保育士の時、4・5歳児が園庭で遊ぶときには、箱の中に、縄跳びやコマを入れておいて、好きな物を使えるようにしていました。
お友達が縄跳びをやっているのを見ると、興味がある子は縄跳びを手に取って自分なりにやってみる、なんていう光景もありました。
そんな時は、私達大人が実際にやってみせたり、上記の手順で丁寧に教えたりしていました。
お友達が縄跳びをやっているのを見ると、興味がある子は縄跳びを手に取って自分なりにやってみる、なんていう光景もありました。
そんな時は、私達大人が実際にやってみせたり、上記の手順で丁寧に教えたりしていました。
また、中には、縄跳びを跳べる子が跳べない子に
「こうやればいいんだよ」
「こうやって跳ぶんだよ」
など、アドバイスをして教えるという、なんともほほえましい光景も(^^)
これ、子どもが子どもに教えるため、教え方としてはとっても雑というか、簡単なことしか言ってないんですが、子ども同士だから通じるものがあるのか、大人が言うよりもすんなり出来たりすることもあるんですよね( ̄  ̄;
ホント、集団の中で育つ力って凄いな~と思いましたね。
「こうやればいいんだよ」
「こうやって跳ぶんだよ」
など、アドバイスをして教えるという、なんともほほえましい光景も(^^)
これ、子どもが子どもに教えるため、教え方としてはとっても雑というか、簡単なことしか言ってないんですが、子ども同士だから通じるものがあるのか、大人が言うよりもすんなり出来たりすることもあるんですよね( ̄  ̄;
ホント、集団の中で育つ力って凄いな~と思いましたね。
縄跳びは、まず、『跳ぶこと』と『回すこと』を分けて練習すること。
『回すこと』の練習は本人にしかできませんが、『跳ぶこと』の練習は何人かでやる大縄跳びでも出来ます。
1人でやる縄跳びより、大勢でやる大縄跳びは楽しいですよ♪
縄を回す大人は大変で疲れますけどね( ̄▽ ̄;
『回すこと』の練習は本人にしかできませんが、『跳ぶこと』の練習は何人かでやる大縄跳びでも出来ます。
1人でやる縄跳びより、大勢でやる大縄跳びは楽しいですよ♪
縄を回す大人は大変で疲れますけどね( ̄▽ ̄;
まとめ
縄跳びは、一見簡単そうに見えますが、一度にする動作が複数あり、実は、子どもにとってはとても難しいものなんです。
今回お話したように、一応練習を始めるオススメの年齢はありますが、難しいからこそ無理強いはせず、年齢関係なく、子どものタイミングで楽しみながら練習するのがいいですね。
今回お話したように、一応練習を始めるオススメの年齢はありますが、難しいからこそ無理強いはせず、年齢関係なく、子どものタイミングで楽しみながら練習するのがいいですね。