子どもと一緒に外で遊ぶ場合、鬼ごっこで走り回ったり、ボールを投げたり蹴ったりして遊んだりと、遊び方のバリエーションの豊富ですよね。
一方、子どもと一緒に家の中で遊ぶ場合、走れないし、ボールも投げられないので、どうしても遊びの幅が狭まってしまいます。
うちは家の中で遊ぶ場合、市販のおもちゃで遊ぶことが多かったんですが、子どもたちはすぐに飽きてしまい、
「外で遊びたい~~!お出かけしたい~~!」
と、毎回のように駄々をこねて大変でした(ーー;
『これは早急になんとかしなければ、次第に「新しいおもちゃ買って~」になり、それがエンドレスに続いてしまう…。』と思い、頭をぐるぐる回転させ、家の中をキョロキョロと見回したら…。
・・・
!!
こ、これだ~!
と、私の目に、100均で買った“マスキングテープ”が飛び込んできました!
マスキングテープを使った工作というか、遊び方はたっくさんあります。
しかも、小さい子でも安全だし、準備も片付けも楽なので、親としても大助かり!
小さい子でも簡単にできるものを少しネットで調べ、早速試しにマスキングテープを使って子どもと一緒に工作(?)したところ、めっちゃ楽しく遊んでくれました!
ということで今回は、我が家で大活躍した、子どもと一緒におうち時間を楽しく遊ぶ、マスキングテープを使った工作・遊び方についてご紹介していきます。
マスキングテープで子どもと一緒に工作!
「マスキングテープで工作って言っても、作ったもののふちとかに、セロテープの代わりに貼って終わりでしょ?」
と思われる方もいるかも知れませんが、そうじゃないんです。
まず、マスキングテープは、色んな種類があるというのがポイントです。
柄のついたものや、カラーもたくさんあるので、子どもが好きな柄・色のものを選んで買うことが出来ます。
あと、100均でも十分すぎるぐらいの種類のマスキングテープが置いてあるので、お財布にやさしいところも嬉しいところです♪
では実際に、うちで子どもと一緒に作った、マスキングテープ工作をいくつかご紹介していきます。
マスキングテープで道路・街づくり
【準備するもの】
■マスキングテープ
■A3サイズの画用紙(何枚でもOK)
■おうちにあるミニカー(乗り物のおもちゃでもOK)
■セロハンテープ
【作り方・遊び方】
① まず、画用紙(A3サイズ)を6枚用意して、画用紙と画用紙が合わさるところをセロハンテープでくっつけて、一枚の大きな画用紙を作ります(これは親がチャチャッと作ってしまいましょう)
② ①にマスキングテープを貼って、道路を作っていきます。
③ ②の作った道路でミニカーを走らせます。
以上です。
え~どちらかというと、今回は②、道路を作るというのがメインです。
③のミニカーを走らせるのはおまけみたいなものです。
そのため、いかに楽しくオリジナルな道路を作るかというのがポイントです。
例えば、道路を作る時、両サイドを縁取りをして、さらに中央に破線を貼ると、より道路っぽくできます。
また、道路の道をどうするか、ここは十字路にするとか、ここは三叉路にするとか、この道とこの道をつなげちゃおうとか、子どもと話しながら作るとより楽しいですよ。
あと、道路だからということでグレーのマスキングテープを使うのではなく、途中途中でテープの色を変えて鮮やかにしてみたり、柄のついたテープで可愛くしてみたりと、せっかくなので個性豊かな道路を作ってみてくださいね。
うちの場合、画用紙の空いているスペースに、道路だけではなく、駐車場なども作りました。
あと、普通のお家や、ブロック塀のお家、木が生えているお家、また、公園やスーパーなど、ちょっと街の感じを出す(お手伝いをする)と、子どものテンションも上がって楽しそうでした。
うちの場合、画用紙にマスキングテープを貼って道を作りましたが、画用紙だと道路にできる範囲が決められてしまうので、ご家庭によっては床などに貼って、大きい道路を作るのも面白いかもしれませんね。
マスキングテープ等でアート作品作り
【準備するもの】
■マスキングテープ
■A4サイズの画用紙
■折り紙
■ペン(色鉛筆・クレヨンなど)
■のり
■額縁(必要であれば)
【作り方・遊び方】
① まず子どもに、折り紙を好きなようにビリビリに破いてもらいます(できるだけ多くの色)
② ①を、子どもが好きなように、画用紙へのりで貼ってもらいます(重ねて貼ってもOK)
③ ②に、マスキングテープを、好きな長さに切って貼るを繰り返してもらいます。
④ ③に、ペンで周りなどを塗ってもらっています。
⑤ ④を、100均で買ってきた額縁に入れて飾ります。
以上です。
こちらは、折り紙・マスキングテープ・ペンと、様々なものを使ったアート作品づくりといったところでしょうか。
もちろん、色んな色・柄のマスキングテープだけを使っても大丈夫なんですが、今度は「マスキングテープなの~~」ってなりかねないので、様々なものを使いました。
うちの場合、子どもたちが作った作品を、おじいちゃんおばあちゃんにプレゼントしました。
きっと、リビングの特等席、いつでも見える所に飾ってくれていると思います!
子ども(孫)の写真を送るのもいいですが、作品を送る・プレゼントするというのもなかなかいいものですよ。
とまぁこのように、特に小さいお子さんがいるご家庭では、子どもでも簡単に手でちぎれるマスキングテープは大活躍です。
また、市販のおもちゃを使って遊ぶのではなく、マスキングテープを使って遊ぶ場合、これといった決まった型がないので、『どんな道(道路)にしようか』『どこにお店や公園を作ろうか』というのも子どもの自由なので、遊びの幅がぐんと広がります。
マスキングテープ等を使った絵(アート作品作り)も同じで、『どんな絵を描こうか』『どんな配色にしようか』というときに、マスキングテープを使うことで、絵の描き方のバリエーションがぐんと広がります。
自分(子ども)の好きなようにできる。
自由自在になんとでもできる遊びって、子どもは大好きですからね。
あと、うちの場合は、マスキングテープで遊ぶ時、“親子のコミュニケーションを取る”ということを大事にしています。
基本、子どもに自由に作らせますが、全部が全部一人で作らせるのではなく、
「ここにスーパー作ってよ~」
「ここに公園があると嬉しいな~」
「駐車場は広くしてね」
などなど、「こうしてほしいな~」を伝えたり、
「これはお家?」
「公園はどれ?」
などなど、「これはな~に?」と聞いたりして、子どもとコミュニケーションを取ることを大事にしています。
うちの場合、マスキングテープは、子どもの遊び道具でもあり、親子のコミュニケーションを取る道具でもあります。
マスキングテープで子どもと一緒に出来る工作、作れるものってたっくさんありますので、ぜひ、色々と作って、コミュニケーション、スキンシップをはかってくださいね。
まとめ
私も小さい子ども、しかも息子×2なので、おうち時間はめちゃくちゃ大変です。
私と同じ、また、似たような境遇のママさんパパさんのお役に立てればと思い、今回この記事を書くことにしました。
あと、うちがそうだったのですが、作品が完成しても、最後ぐしゃぐしゃにしたり、破られたりします。
なので、親が気合いを入れて、きれいなものを作ろうとしないでくださいね。
ぐしゃぐしゃにされたり、破られたりしたときのショックが大きいですから…( ̄▽ ̄;
簡単かつ手間いらずなのに子どもが大喜びするマスキングテープ工作。
ぜひ一度、おうち時間で作ってみてくださいね。