子どもの発音が気になる!そんな時はかかりつけ医に相談&こんな練習も!

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当院をかかりつけ医にしている親御さんから、たまに、『子ども発音が気になる』という相談があります。

これ、うちの次男もそうだったため、親御さんの気持ちがよ~くわかります。

うちの場合、保育園の年中(4歳)頃までは、気になる発音が多々ありました。

もちろんかかりつけ医でも発達の相談はしましたが、それだけでは自分の不安が拭えなかったということもあり、自宅でも発音の練習・トレーニングを行いました。

そのかいもあって(?)か、保育園の年長(5歳)頃には、きちんと発音ができるようになりました。

そこで今回は、子どもの発音が気になったときに行った、我が家のトレーニング方法等についてお話していこうと思います。

うちの子って構音障害!?

まず、うちの子の状態を調べたところ、『構音障害(かも!?)』ということがわかりました。

 

構音障害とは、『言葉は理解しているが、舌や顎等がうまく使えず、伝えたいことを、音としてうまく発音できない状態のこと』を言います。

子どもの場合は、年齢に応じて音作りが上達している時期のため、必ずしも問題がある(構音障害)とは限りません。

 

と、調べるとこのような事が書かれてありました。

 

ちなみに、うちの次男が保育園の年少(3歳)の頃は、

『さかな』→『ちゃかな』

『やさい』→『やちゃい』

『すし』→『ちゅし』

『かめ』→『ため』

『おかいもの』→『おたいもの』

などなど、『さ行』が『た行』に、『か行』が『た行』になることが多々ありました。

 

上の子(長男・長女)の時にはなかったため、気にはなっていましたが、

『まぁ発達には個人差もあるからね』

『まだ年少(3歳)だから仕方ないし、それにかわいい♪』

『言葉は理解しているから大丈夫大丈夫』

と思い、そのまま過ごしていました。

 

しかしそれが、保育園の年中(4歳)頃になっても続くと、さすがにかわいいだけではなく、

『これ、大丈夫だよね?』

『言語訓練に紹介とかならないよね?』

という不安が出てきました。

 

先述した通り、年齢に応じて音作りが上達している時期のため、必ずしも問題がある(構音障害)とは限りません。

しかし私は、

『話が相手に伝わりにくかったり、言葉が不自然になったりすると、コミュニケーションに支障が…。そうなるとからかわれたりして…』

と、不安になってしまいました。

そして、

『少しでもいいから家で何かしら練習ができないか』

と考え、次男が嫌にならない程度に練習をすることにしました。

子どもの発音が気になった時に行った我が家の練習方法

子どもの発音が気になった時に行った我が家のトレーニングの一つ目は、”顔じゃんけん”です。
(顔じゃんけんで調べると結構色々出てきますよ)

【グー】 目をぎゅっと閉じる
【チョキ】唇をとがらせる
【パー】 口を大きく開ける

これ、遊び感覚でできるので、意外と盛り上がります。

ただ、私も次男も”グー”の時は、二人とも目を閉じてしまうので、実際にちゃんとできているのか、また、どっちが勝っているのかは分かりませんでしたけどね(^^;

 

次に、我が家で行ったトレーニングの二つ目は、”一語ずつ苦手な単語を言う”です。
(すいません。いいネーミングがありませんでした m(_ _*)m )

うちの次男の場合、『さ行』と『た行』がうまく発音できなかったので、『さ・し・す・せ・そ』を一語ずつ言って、その後に、『さ・さ・さ・さかな』『し・し・し・しか』『す・す・す・すいか』といったように、一語ずつ苦手な単語を言うようにしました。

でも、次男がその練習を嫌にならないように、”すべてお風呂の中だけで行う”ようにしました。

この、あまりやりすぎず(練習しすぎず)、長い期間をかけてゆっくり行うというのも大切です。

 

その他だと、具体的なトレーニングとはちょっと違いますが、次男が会話の中で言い間違えたときは、言い直すように伝えていました。

でも、毎回毎回指摘してしまうと、次男が喋るのを嫌になってしまうと思い、たまに言い直すように伝えるぐらいにしていました。

 

が!

 

うちの長男や長女はスパルタで、次男がいい間違えるたびに、

「ため(かめ)って何?何それ?分かんないし~。まだ赤ちゃんなの?」

「ちりん(きりん)って何?何言ってるの?分からんこと言わんといて~。まだまだバブちゃんだね~」

って、笑いながら容赦なくいじめていました…。

 

と、私の訓練のおかげなのか(?)、上の子たちの意地悪のおかげなのか(?)、それとも年齢的なものなのか(?)、どれが要因かはわかりませんが、結果として保育園の年長(5歳)頃には、きちんと発音できるようになりました。

まぁ正直、練習しなくてもきちんと発音できるようになっていたかもしれません。

しかし、『練習しなかったけどきちんと発音できるようになった』『練習しなかったから発音が直らなかった』と、練習をせずに安堵や後悔をするのではなく、『無駄かもしれないけど、練習して発音できるようになってよかった』と、練習をするという選択をして良かったと私は思っています。

 

と、このうちのことを院長先生に話したところ、こんなお話をしてくれました。

日本人が日本語を喋るのを教える時って、唇をどう使いなさいとか、この言葉の時は舌をどこに当てなさいとか、どんな風にして息を吐きなさいとか、具体的に説明して発音の練習ってしないよね。
少し大きくなってとか、大人になって、例えば日本人が英語を覚える時は、そういった発音の練習は、英会話学校ではするよね。
じゃあ子どもはどうやって覚えるのか、ということになってくるんだけど、聴力が正常であれば、自分が喋った声を自分の耳で聞くから、喋っていくうちにその違和感を捉えて、試行錯誤して喋っていくうちに正しい発音になる。
今回は、聴力は正常だったが、親や兄姉など、人・周りから言われて違和感に気づき、本人が意識するようになり、試行錯誤して正しい発音になったという形。
でも、今回はちゃんと注意しているからいいけど、何回も言い過ぎると、変な音(言葉)が気になって喋らなくなったり、兄姉の意地悪が過ぎてしゃべらなくなったりとか逆効果になるから、その点は十分注意しないといけない。

あと、今回は自分の耳で聞いて「あれっ?」って思う子だったからいい。
でも、「別におかしくない」「これが普通」って思う子、気づかない子もいる。
その場合は、中々発音が直らなかったリする。
そういった場合は、5歳ぐらいになったら言語訓練の先生のところへ行くという方法もある。
いろいろやってもどうしても直らなかったけど、専門家からアドバイスをもらったらすぐにうまく喋れるようになったという子もたくさんいるからね。
自分たち(親)だけで不安や悩みをなんとかしようとしない、抱え込まないというのも大切だね。

 

というようなことを話してくれました。

ホント、不安や悩みを抱え込まないのは大切だと改めて思いましたね。

まとめ

『言葉をうまく発音できない』=『構音障害』『(何かしら)器質的な疾患がある』というわけではありませんので、今回の我が家のように自宅で試してみるのも良いと思います。

しかし、不安に思ったことは、一度かかりつけ医を受診して相談し、先生(医師)に判断してもらうことが大切だと思います。

 

今回の『子どもの発音が気になる』もそうですが、子育てをしていると、気になること、不安に思うことってたくさん出てきます。

私もそうでしたが、それらを調べれば調べるほどよく分からなくなり、時間ばかりが過ぎて、結果大きな不安と疲れだけが残るということが多々ありました。

そういった自分で解決できない問題に時間と体力を使うのではなく、一度かかりつけ医を受診する、先生(医師)に相談するのが一番です。

かかりつけ医(小児科)は、子どもの病気をみるだけでなく、成長をともに見守る役目も担っているため、子どものちょっとした異変にもいち早く気づくことが出来ます。

小さなことでも不安・心配に思うことがあったら、一度かかりつけ医を受診し、医師に話・確認するようにしてください。

きっと、不安が解消されたり、よいアドバイスがもらえたりして、安心・スッキリすると思いますよ。