しもやけになる原因って何?原因から見た予防方法や対策!

この記事は約6分で読めます。

“しもやけ”ってみなさんなったことありますか?

しもやけになったことがある方はわかると思うんですが、あのかゆさっていったらたまらないですよね~。

実は私、子どもの頃は毎年のようにしもやけになり、

「かゆい~、かゆいよ~」

と苦しんだ、苦~い思い出があります。

 

私に似たのか、息子も小学校に入ってから、毎年のように足にしもやけが出来て、

「かゆいよ~、痛いよ~」

と、冬の時期になると毎日わめいています。

※ 私に似たのかって書いてますが、しもやけは似ませんのでご安心ください。

 

誰しも出来ればしもやけになりたくないですよね。

でも、しもやけって突然なりませんか?

しもやけになる原因さえ分かれば対策ができるのに…。

 

ということで今回は、なぜしもやけになるのか、その原因についてや、しもやけの予防方法や対策をご紹介していきます。

しもやけになる原因って何?原因を知って適切な予防方法や対策を!

 

しもやけになる原因って何?

「人はなぜしもやけになるのか?」

その原因を簡単にお伝えすると、しもやけになった場所の『血液の循環が悪くなったから』です。

 

しもやけは、正式には”凍瘡(とうそう)”と呼ばれていて、冷えや寒さで血液の循環が悪くなることが原因で起こる炎症です。

その為、今までしもやけになったことがないという人でも、ある日突然しもやけになる可能性は十分あります。

というか、いつなってもおかしくありません。

 

なんか、凍瘡(とうそう)って漢字で見ると、凍っちゃうようなイメージで怖いですが、テレビなどでよく見聞きする凍傷(とうしょう)とは別物で、症状としては腫れや赤い発疹、かゆみや痛みが出ます。

 

私の場合、腫れはそこまでひどくないんですが、かゆみが強く、しもやけになると毎回このかゆみと格闘しています。

また、うちの息子の場合は、足の指がパンパンに腫れていて、家に帰ってくるなり、

「靴がきつい~」

と言って、靴を脱ぎ散らかします(ーー;

 

しもやけは、手、足の先になることが多く、子どもや女性に多いと言われています。

しかし、子どもや女性に多いと言われているだけで、もちろん男性もしもやけになります。

って、私の周りの男性は、結構な人数しもやけになってますね(^^;

しもやけの予防方法や対策

では、しもやけになる原因がわかったところで、どうしたらしもやけにならないように予防できるのでしょうか。

先程、しもやけは、『冷えや寒さで血液の循環が悪くなることで起こる炎症』ということがわかったんですが、原因がわかっただけじゃダメですよね。

ということで、しもやけにならないための予防方法や、対策についてお話していきます。

 

■長時間体を冷やさない

体が冷えることで血行が悪くなり、しもやけになってしまいます。

冬場の外出時には、マスク、手袋、厚手の靴下を履いたりして、体の手先・足先を冷やさないようにするのが大切です。

 

「ちょっとそこまでだから」

「すぐそこだから」

と言って薄着で出かけ、気づけば外で長話。

そんな経験、皆さんあるんじゃないでしょうか。

って、私のことですが(^^;

外出時は、とにかく体を冷やさないように気を付けましょう。

 

■肌を濡れたままにしない

肌を濡れたままにしておくと、水分が蒸発して、体温が奪われ、冷えてしまいます。

手や足を洗ったら、すぐに水分を拭き取るのがポイントです。

 

あと、汗をかいた時も、靴下や手袋はすぐに取り替えたほうがいいですね。

冬の時期だと、風邪の予防にもなります。

 

しもやけについて、雪国出身の知人と少し話をしたんですが、

「子どもの頃は、毎年のようにしもやけになってた」

と言ってました。

でも、

「大人になってからは、ほとんどしもやけにならなくなった」

とも言ってました。

 

そこで色々話を聞いた所、その違い・理由がわかりました。

その違い・理由というのが

「小さい頃(子どもの頃)は、雪が長靴に入っても気にせず、平気で野原を駆け回ってた」

「大人になってからは、雪が積もっているところは極力行かないし、避けてる」

 

うん。

 

そりゃ子どもの頃はしもやけになるし、大人になってからはしもやけにならんよねって感じでした。

肌は濡れたままにしておかず、すぐに水分を拭き取るようにしましょう。

 

■温度差を少なくする

私個人の感覚としては、結構この『温度差』で、しもやけになっている方が多いんじゃないかなと思ってます。

寒い冬でも、子どもは平気で外で遊びます。

そして、男の子の場合、だいたい汚れて帰ってきます(ーー;

そんな時は決まって

 

「お風呂入っちゃいなさい」

 

こういう光景って、どこの家庭でも結構あるあるなんじゃないでしょうか。

 

 

しか~し!

 

 

手足が冷えた、冷たい状態で熱い湯船に浸かる、熱いシャワーを浴びるのは禁物です!

一発でしもやけになる場合もあります。

冷えた手足を少し温めて、温度差をなくした状態で少しぬるめのシャワーを浴びて、暖かい湯船に浸かるようにしましょう。

【風邪の時ってお風呂に入っていいの?】

まとめ

もちろん、しもやけはならないのが一番いいんですが、私たち親子は毎年しもやけになってしまいます( ̄▽ ̄;

 

はい。

 

今回お伝えしたとおり、ちゃんと原因や予防方法、対策は知っているんですが、正直なかなかできていないんです(^^;

肌トラブルと一緒で、しもやけも毎日のケア、こまめな対策が必要とわかっているんですけどね。

なんでですかね。

もしかして、しもやけのあの『いたがゆ~い』が好きなのかも?

いやいや、そんなことはありま…。

 

今回はなぜしもやけになるのか、その原因や予防方法、対策をご紹介しましたが、しもやけの赤みやかゆみがひどくなったり、悪化するようならクリニックを受診してください。

「こんなことで受診していいのかな?」

と、二の足を踏んで症状が悪化してから受診するより、早めに受診して処置してもらったり、対策を聞いたりしたほうが、うんと早く治りますよ。

【子どもが怪我や病気の時、クリニック(小児科)はどのタイミングで受診すればいいの?】