“しもやけ”ってみなさんなったことありますか?
しもやけになったことがある方はわかると思うんですが、あのかゆさっていったらたまらないですよね~。
実は私、子どもの頃は毎年のようにしもやけになり、
「かゆい~、かゆいよ~」
と苦しんだ、苦~い思い出があります。
私に似たのか、息子も小学校に入ってから、毎年のように足にしもやけが出来て、
「かゆいよ~、痛いよ~」
と、冬の時期になると毎日わめいています。
※ 私に似たのかって書いてますが、しもやけは似ませんのでご安心ください。
誰しも出来ればしもやけになりたくないですよね。
でも、しもやけって突然なりませんか?
しもやけになる原因さえ分かれば対策ができるのに…。
ということで今回は、なぜしもやけになるのか、その原因についてや、しもやけの予防方法や対策をご紹介していきます。
しもやけになる原因って何?原因を知って適切な予防方法や対策を!
しもやけになる原因って何?
「人はなぜしもやけになるのか?」
その原因を簡単にお伝えすると、しもやけになった場所の『血液の循環が悪くなったから』です。
しもやけは、正式には”凍瘡(とうそう)”と呼ばれていて、冷えや寒さで血液の循環が悪くなることが原因で起こる炎症です。
その為、今までしもやけになったことがないという人でも、ある日突然しもやけになる可能性は十分あります。
というか、いつなってもおかしくありません。
なんか、凍瘡(とうそう)って漢字で見ると、凍っちゃうようなイメージで怖いですが、テレビなどでよく見聞きする凍傷(とうしょう)とは別物で、症状としては腫れや赤い発疹、かゆみや痛みが出ます。
私の場合、腫れはそこまでひどくないんですが、かゆみが強く、しもやけになると毎回このかゆみと格闘しています。
また、うちの息子の場合は、足の指がパンパンに腫れていて、家に帰ってくるなり、
「靴がきつい~」
と言って、靴を脱ぎ散らかします(ーー;
しもやけは、手、足の先になることが多く、子どもや女性に多いと言われています。
しかし、子どもや女性に多いと言われているだけで、もちろん男性もしもやけになります。
って、私の周りの男性は、結構な人数しもやけになってますね(^^;
しもやけの予防方法や対策
では、しもやけになる原因がわかったところで、どうしたらしもやけにならないように予防できるのでしょうか。
先程、しもやけは、『冷えや寒さで血液の循環が悪くなることで起こる炎症』ということがわかったんですが、原因がわかっただけじゃダメですよね。
ということで、しもやけにならないための予防方法や、対策についてお話していきます。
■長時間体を冷やさない
体が冷えることで血行が悪くなり、しもやけになってしまいます。
冬場の外出時には、マスク、手袋、厚手の靴下を履いたりして、体の手先・足先を冷やさないようにするのが大切です。
「ちょっとそこまでだから」
「すぐそこだから」
と言って薄着で出かけ、気づけば外で長話。
そんな経験、皆さんあるんじゃないでしょうか。
って、私のことですが(^^;
外出時は、とにかく体を冷やさないように気を付けましょう。
■肌を濡れたままにしない
肌を濡れたままにしておくと、水分が蒸発して、体温が奪われ、冷えてしまいます。
手や足を洗ったら、すぐに水分を拭き取るのがポイントです。
あと、汗をかいた時も、靴下や手袋はすぐに取り替えたほうがいいですね。
冬の時期だと、風邪の予防にもなります。
しもやけについて、雪国出身の知人と少し話をしたんですが、
「子どもの頃は、毎年のようにしもやけになってた」
と言ってました。
でも、
「大人になってからは、ほとんどしもやけにならなくなった」
とも言ってました。
そこで色々話を聞いた所、その違い・理由がわかりました。
その違い・理由というのが
「小さい頃(子どもの頃)は、雪が長靴に入っても気にせず、平気で野原を駆け回ってた」
「大人になってからは、雪が積もっているところは極力行かないし、避けてる」
うん。
そりゃ子どもの頃はしもやけになるし、大人になってからはしもやけにならんよねって感じでした。
肌は濡れたままにしておかず、すぐに水分を拭き取るようにしましょう。
■温度差を少なくする
私個人の感覚としては、結構この『温度差』で、しもやけになっている方が多いんじゃないかなと思ってます。
寒い冬でも、子どもは平気で外で遊びます。
そして、男の子の場合、だいたい汚れて帰ってきます(ーー;
そんな時は決まって
「お風呂入っちゃいなさい」
こういう光景って、どこの家庭でも結構あるあるなんじゃないでしょうか。
しか~し!
手足が冷えた、冷たい状態で熱い湯船に浸かる、熱いシャワーを浴びるのは禁物です!
一発でしもやけになる場合もあります。
冷えた手足を少し温めて、温度差をなくした状態で少しぬるめのシャワーを浴びて、暖かい湯船に浸かるようにしましょう。
まとめ
もちろん、しもやけはならないのが一番いいんですが、私たち親子は毎年しもやけになってしまいます( ̄▽ ̄;
はい。
今回お伝えしたとおり、ちゃんと原因や予防方法、対策は知っているんですが、正直なかなかできていないんです(^^;
肌トラブルと一緒で、しもやけも毎日のケア、こまめな対策が必要とわかっているんですけどね。
なんでですかね。
もしかして、しもやけのあの『いたがゆ~い』が好きなのかも?
いやいや、そんなことはありま…。
今回はなぜしもやけになるのか、その原因や予防方法、対策をご紹介しましたが、しもやけの赤みやかゆみがひどくなったり、悪化するようならクリニックを受診してください。
「こんなことで受診していいのかな?」
と、二の足を踏んで症状が悪化してから受診するより、早めに受診して処置してもらったり、対策を聞いたりしたほうが、うんと早く治りますよ。