赤ちゃんのスキンケアってどうすればいいの?体の洗い方と保湿剤の塗り方が重要!

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赤ちゃんの肌って、プルプルすべすべでうらやましいですよね。

よく、化粧品のキャッチコピーにも、『赤ちゃん肌になれる』とか目にすると、つい購入しようか悩んでしまう私です(^^;

 

そんな、キレイな赤ちゃんの時の肌を、少しでも長く保ってあげたいと思っているママさんも多いと思います。

プルプルすべすべの肌を保つためには、正しいスキンケアを続けていくことがとても大切です。

 

実は近年、正しいスキンケアを続けていくことで、各種のアレルギー性疾患の予防につながることがわかってきました。

毎日の積み重ねで、将来の病気を予防できるってすごいですよね。

そこで今回は、赤ちゃんの正しいスキンケア方法についてお話していきます。

赤ちゃんのスキンケアってどうすればいいの?体の洗い方と保湿剤の塗り方が重要!

 

赤ちゃんのスキンケア ~正しい体の洗い方~

スキンケアと聞くと、お風呂から上がった後のケアのことをイメージしませんか?

しかし、正しいスキンケアとは、体の洗い方も含まれているんです。

 

「えっ!洗い方もなの?」

と、少し意外に思う方もいるかもしれませんが、”ちゃんと汚れは落としながらも、必要以上に肌に負担をかけない洗い方“が、とても大切なのです。

 

私達大人でも、冬になると肌が乾燥しやすくなり、ボディソープをしっとりタイプに代えたり、洗い方に気をつけたりと、肌が乾燥することに対して様々な気を使いますよね。

それと一緒です。

 

赤ちゃんの肌はバリア機能が未熟なため、とてもデリケートです。

だから、正しい体の洗い方がとても大切になってきます。

ということで、正しい体の洗い方について、少し詳しくお伝えしていきますね。

 

まず、石けんはきちんと泡立てて使いましょう

赤ちゃんには、弱酸性のものや、試してみて肌に合うものがおすすめです。

泡タイプのボディソープは使い勝手がいいですよ。

 

そして、泡を肌にのせ、汚れを拭き取るイメージで、手でやさしく洗います

スポンジなどで肌を強くこすったり、石けんを直接肌につけて洗うことは絶対にやめましょう。

肘裏や脇などのシワのあるところや、皮膚が重なっているところ、顔・髪の生え際などは、洗い忘れがないようにしっかり洗いましょう。

 

また、『シャワーの水圧は弱め!38~39℃のぬるめのお湯でしっかりすすぐ!入浴時間を5分以内に!』することがポイントですよ。

ママさんのお顔のスキンケアと一緒に、赤ちゃんの肌のことも考えてあげてくださいね。

赤ちゃんのスキンケア ~効果的な保湿剤の塗り方~

先ほど、“ママさんのお顔のスキンケアと一緒に、赤ちゃんの肌のことを考えてあげてくださいね。”とお伝えしましたが、赤ちゃんのスキンケアを、ママさんのお顔のケアと、一緒の感覚で考えてみるとわかりやすいかと思います。

 

例えば、化粧水・美容液・乳液などなど、使うものは同じでも、使用方法によって、肌へのなじみ方や効果に違いを感じたりしたことありませんか?

“ちょっとやり方を変えたらお肌が違う♪”ってこと、ありますよね。

そういうところは大雑把なので、説明書をよく読まず、後から気付くってことも多々ある私です(^^;

 

赤ちゃんのスキンケアも、“塗ったから大丈夫”ではなく、効果的に保湿をすることが大切なんです。

効果的に保湿するためのポイントは、肌にのせる感じでやさしく、ティッシュが肌にくっつくくらい“たっぷり”と塗ること!です。

保湿剤は、肌から水分が逃げないように“ふた”をする役割もしてくれるので、カサカサしている部分だけではなく、顔や体全体にまんべんなく塗ることも忘れないようにしましょう。

 

使用量の大体の目安としては、“大人の人差し指の先から第一関節まで出した量”が、“大人の手のひら2つ分の面積に塗る量”といわれていますが、しっとり感が足りないなぁと思う時は、少し多めに使用しても構いません。

ティッシュが肌にくっつくぐらいが上手に保湿ができている証ですよ。

 

また、入浴後は、時間の経過と共に、肌の水分量が失われていきます。

なるべく、5分以内の、肌がみずみずしいうちに塗ってあげましょう。

 

でも、意外と5分って短いんですよね。

のんきな私は特にそう感じます(^^;

 

正直、はじめのうちは

「5分?短くない?赤ちゃんの体を拭いて、私の体を拭いたりしているうちにあっという間に5分過ぎちゃうよ。」

って思っていました。

 

なので、私はバスローブを使用し時短。

赤ちゃんは、大判のバスタオルを、おくるみみたいに使って一度に拭き取り作戦。

皮膚が重なり合うところや、髪の毛だけ念入りにすれば、5分以内は楽勝でした。

 

のんきなくせに欲張りな私は、ここにひと作業増やし、私のお顔にパック♪

だって、赤ちゃんの肌と同じように、ママの顔も乾いてきてしまいます(^^;

見た目は、ちょっと

 

 

「えっ!( ̄▽ ̄; 」

 

 

ですが、赤ちゃんが怖がって泣かなければ“よし”としちゃいます。

 

ちなみにうちの子は、パックしているママの顔をおもしろがっていました。

ご機嫌ならまぁいっか♪

何でも楽しみながら、笑いながら、子育てできると一番いいですよね。

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まとめ

今回は、赤ちゃんのお風呂の時の体の洗い方、お風呂上りの保湿の仕方をお話しました。

保湿のケアは、1日朝・晩(入浴後)の2回ケアを基本とし、その他、授乳や離乳食の前後、外出の前後など、肌がカサついて、しっとり感がないなと思ったら、その都度保湿することをおすすめします。

 

また、今回は1年を通してよく使用されるクリームタイプのものを例としてご紹介しましたが、使用する時期や場所により、保湿剤の種類も適切なものを使ってあげることが大切です。

 

赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。

いい状態を保つためにも、少しでも不安に思うことがあれば、受診時にご相談ください。

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