今年は暖冬といっても、やはり朝晩は寒いですよね。
こう寒いと、朝起きるのがなかなか辛い!
でもまぁ私達大人は、なんだかんだでちゃんと起きますよね。
しかし、問題は子どもです。
うちの中学生の息子は、朝が本当に苦手で、いつも我が家では
母:「もう○○分よ。起きなさい」
息子:「うん…」
母:「もう□□分よ。起きなさい」
息子:「分かった…」
のラリーの応酬です( ̄  ̄;
でも最近、ある出来事をきっかけに、息子が朝起きられるようになったんです。
私にとってはかなり悲痛な体験でしたが、意外と大きなものを得ることが出来ました♪
ということで今回は、朝起きられない私の息子、中学生の子どもが、朝起きられるようになった理由を、私の悲痛な体験談を交えてご紹介していきます。
朝起きられない子どもが起きられるようになった理由
朝起きられない子どもが起きられるようになった理由ですが、簡単に言うと、子どもの中で生活のリズムが出来たということです。
私、最近ある出来事がありまして、しばらく家を空けておりました。
また、旦那さんは昼勤・夜勤と交代制勤務。
そのため、息子にとっては朝起こしてくれる人がいないということもあり、息子は自分で起きるしかなくなったんですね。
え~、その、私の最近のある出来事なんですが、私、体を動かしたくて、季節に関係なく毎週バレーをやっているんですが、そこでやっちゃいました。
もちろん、体を動かす前は、必ずストレッチや準備運動をしていますよ。
でもその時は、いざ試合ということで、ボールを取った後に左足に重心をかけてふんばったんですね。
そして、体を元に戻そうと思った瞬間、“ポキッ”と音が…。
私はそのまま倒れ、救急を受診。
レントゲンを撮ったら、なんと3ヶ所骨が折れており、そのまま入院となりました。
しかも20日間!
この時はまぁ自分でもビックリしましたね。
でも、それと同時に、すぐに息子のこと、しかも、
「私が入院となると、学校がある日、あの子ちゃんと起きられるかなぁ」
ということが頭に浮かびました。
もちろん、
「ご飯はちゃんと食べられるかなぁ」
「洗濯、あの子出来るかしら」
なども頭に浮かびましたが、一番気になったのはやはり”朝起きられるかどうか”ということでした。
そのため、早速目覚まし時計を購入し、1つだけだと心配だったので、もう1つ目覚まし時計を用意。
準備は万全だが、いつもの息子の朝の様子を知っているだけに、それでも心配は拭えませんでした。
でも、それらはいらぬ心配でした。
最初はやはり、1つの目覚まし時計だけでは起きられなかったようですが、しばらくしたら、
「1つの目覚まし時計で起きられるようになった」
と息子。
そして現在は、
「起きる時間になると、目覚ましが鳴る前に起きれるようになった」
と言ってます。
一応私も朝様子を見に、息子に声をかけに行くんですが、ホント今までがウソのようにスムーズに朝起きるようになりました。
ただし、休みの日や、部活のない日は時間にルーズになっていますが…。
どうやら、母がいる、朝起こしてくれる人がいるという甘えから起きられなかったというのも理由としてあったようです。
また、それ以外にも、母親の入院で、息子は息子なりに色々と考えたんでしょうね。
私には何も言わなかったのですが、『自分で色々とやらなきゃいけない!』と思ったみたいで、毎日必要な体操服を洗濯したりたたんだりするのはもちろん、
「お母さん、○○ってどこにある?」
と、いろんな物がどこにしまってあるのかを聞いたりしていました。
1日・2日ならまだしも、やはり20日間ともなると、結構色々やらなきゃいけないことが出てきますからね。
この時は、ちょっと息子の成長を感じましたね(T^T)
でも、入院後半の頃には、
息子:「いつ退院できるの?」
母:「どうして?」
息子「家の手伝いが飽きた」
と、本音が出てましたけどね(^^;
でも、退院してしばらくは松葉杖だったので、洗濯はほぼ毎日してくれました♪
また、松葉杖なしで歩行が出来るようになった頃も、時々お手伝いをしてくれました。
え~、今はと言うと… (ーー;
でも、今回の怪我の件で、息子とちょっと距離が縮まった感じがします。
怪我をして入院したことはとても大変なことでしたが、息子の優しい部分、ちょっと可愛い部分が見れて嬉しかったです(^^)
また、私が入院している間のいっときではなく、息子が今も普通に朝起きられるようになったことは、私にとっては嬉しい誤算です♪
まとめ
今回、”まさか私が手術して入院”という、予想もしていなかった”まさか”が起こり、息子のこと、家のこと、今後のことなどなど色々と考え、とても心配で不安でした。
子どもだけじゃなく、私達親も体調管理・健康管理には十分気をつけなければと思い、また、嬉しい誤算もあり、今回この記事を書くことにしました。
この記事を院長先生に見てもらった時
日常生活の中で、”何がお母さんの課題”で、”何が子どもの課題”かが、今回の入院を通して分かったみたいだね。
親として子どもの手伝い、手助けをするのはいいけど、手を焼きすぎるのはダメ。
『子どものためにやってあげたい!』という気持ちはわかるけど、やりすぎてしまうと、子どもは親に頼り切ってしまう場合がある。
今回の入院は、”子どもが起きられない”という”子どもの課題”を、子どもがしっかり認識でき、またそれは”母親の課題ではない”ということをお母さんが気づけたいい機会だったね。
と、話してくれました。
どうやら私、過保護すぎたみたいです(^^;
毎日決まった時間に起きて、決まった時間に寝るなど、1日の生活リズムが出来ているって、当たり前のことかもしれませんがとても大事なことです。
「うちの子、朝起きれなくて…」
という場合、1日の生活リズムを見直してみるといいかもしれませんよ。
もちろんそれは、母親の課題ではなく、子どもの課題ですよ。