傘が手放せない、台風の季節がやって来ましたね。
でも子どもって、傘を持っていくのをとても嫌がりますよね。
うちも
「持っていきなさい!」
と言うと
「嫌!面倒くさい!手に持ちたくない!」
と言い返してきます(ーー;
その結果子どもは
「折りたたみ傘なら持っていく!」
と言うので、仕方なく折りたたみ傘を持たせています。
雨に濡れて風邪をひかないためには傘は必要ですよね。
でも、台風の時とかだと、『折りたたみ傘だと濡れちゃうんじゃないか』って心配ですよね。
ということで今回は、台風の時でも折りたたみ傘は役に立つのか、それとも役に立たないのか。
そして、雨に濡れない傘のさし方についてお話していきます。
台風の時に折りたたみ傘って役に立つ?
台風の時に折りたたみ傘は役に立つのかということなんですが、はっきり言って”傘がないよりはマシ”ぐらいです。
まずもって折りたたみ傘って小さいですよね。
そして強度も弱い。
そのため、台風の時に折りたたみ傘をさしても、小さいがため雨に濡れてしまったり、強度が弱いために風にあおられ、傘の骨が折れてしまったりと、踏んだり蹴ったりです。
折りたたみ傘がないと”びしょびしょ”に濡れてしまうけど、折りたたみ傘があれば”びしょ濡れ”程度ですむくらいなので、ホント、ないよりはマシぐらいです。
でも最近は、折りたたみ傘でもサイズが大きいものがあったり、風に強い折りたたみ傘があったりします。
値段は大体3,000~4,000円と、折りたたみ傘としてはちょっと値が張っちゃいますけどね。
でも、その折りたたみ傘だったら、十分普通の傘の代わりになりますよ。
出来れば雨風が弱くなるのをちょっと待って帰ってきて欲しいんですが、子どもはそんなのお構いなしです。
土砂降りの中、怖いもの知らずで帰ってきます。
強風の中でも涼しい顔して帰ってきます。
何度言っても聞きません。
って、私も小さいころを思い出すとそういう子でした(^^;
そう考えると、子どもが雨で濡れないためには、子どもが嫌がっても大きい傘を持たせたほうがいいですね。
雨に濡れない傘のさし方
絶対雨に濡れない傘のさし方というのはないですが、”濡れにくい傘のさし方”というのはいくつかあります。
まず一つ目は、雨風の降ってくる、吹いてくる方に向いて斜めにさす。
雨って当然ながら空から降ってきますが、常にまっすぐ下に降る(落ちる)というわけではありません。
というのは、雨が風に吹かれることによって、斜めに降る(落ちる)ことがあるからです。
そのため、傘は基本、風の吹いてくる方向に向けて、斜めにさすと雨に濡れにくくなります。
そして二つ目は、柄(え)を短く持ってさす。
傘の柄の部分を長く持ってさすと、少しの風であおられてしまいます。
また、傘と体に距離(間)が出来てしまうので、そこから雨が入ってきて濡れてしまいます。
本降り、土砂降りの時は、柄を短く持ってさすと雨に濡れにくくなります。
と、雨に濡れない・濡れにくい傘のさし方としては、この二点に限りますね。
この二点をしっかり守れば、よっぽどの強風じゃないかぎり、傘の骨が折れるということはありません。(強度の弱いビニール傘などは別です)
しかし、あまり風の強い時には、子どもの安全性を考えて、傘をささないほうがいい時もあります。
雨風の強い時は、傘ではなく、カッパ(レインコート)のほうが安全なのでおすすめです。
あと、レインコートですが、撥水力(雨を弾く力)が落ちてきたらそのまま使うのではなく、撥水(防水)スプレーを使うなど、メンテナンスをしてあげてくださいね。
子どもが濡れて帰ってきたら、すぐに温かいお風呂に入れて、風邪をひかないように気をつけてあげましょう。
まとめ
台風の時に折りたたみ傘を持っていくのは、全く役に立たないわけではないですが、どうしても大きい普通の傘に比べると濡れてしまうことが多いです。
子どもが嫌がっても、子どもの為を考えて、大きい傘を極力持たせるようにしましょう。
しかし、大きい傘でも、風の強い時などは、傘のさし方によっては役に立たないことがあります。
傘を持っていくのを嫌がり、持って行かなかったり、また、傘を持って行ったが、あまりにも雨風が強かったりした時は、子どもの安全性も考えて、迎えに行ってあげるという選択肢もありかもしれませんね。