子どもが花粉症の場合、何科を受診すればいいの?おすすめの対策は?

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季節はもうすっかり春ですね♪

外に出て散歩したい気分です!

 

春と言えば花粉の季節ですね。

現在、花粉症の症状で毎日が辛い!という方も結構いるんじゃないでしょうか?

大人もそうですが、子どもが花粉症の場合って、何科を受診すればいいかちょっと迷っちゃいますよね。

 

そこで今回は、子どもが花粉症の場合、一体何科を受診すればいいのか。

おすすめの花粉症の対策方法と合わせてご紹介していきます。

子どもが花粉症の場合、何科を受診すればいいの?おすすめの対策は?

 

子どもが花粉症の時って、何科を受診すればいいの?

子どもが花粉症の時って、『小児科』『耳鼻科』『眼科』『アレルギー科』と、いろんな科があるだけに、一体何科を受診すればいいのかちょっと迷っちゃいますよね。

最初は、症状を問わず小児科の受診をおすすめします。

 

花粉症の症状で思い浮かぶのはどんな症状ですか?

鼻水がダラダラと垂れてきたり、目がかゆくなって赤く充血してしまったり、また、肌が荒れやすくなってかゆかったりと、症状は体のいろんな場所で見られますよね。

 

花粉を原因とする病気として

■アレルギー性鼻炎
■アレルギー性結膜炎
■アレルギー性皮膚炎

などがありますが、すべてを花粉症と呼びます

 

子どもは大人と違い、鼻水は耳鼻科、目は眼科など、症状が出る場所によって受診する科を変えていては、子どもの状態を総合的に診ていることにはなりません

 

同じ時期に同じような症状があると、

「私も花粉症だから、この子もきっとそうなのね」

と思いがちですが、1歳未満の赤ちゃんには花粉症とは診断されないんです。

花粉症と診断されるまでには、少なくとも1シーズン過ごし、翌年も同じような症状が出たら初めて“花粉症”と診断されます。

 

また、小さい子どもほどよく風邪をひきますが、風邪と花粉症の症状って、すごく似ていたりしますよね。

そのため、花粉症だろうと思ってクリニックに行ったら、実は風邪だったというケースもあります。

 

子どもの病気は様々です。

まずは花粉症の診断ができる、“子どもの病気のスペシャリスト”である、小児科の先生に相談するようにしましょう。

他の科を受診する必要がある場合は、その時にちゃんと小児科の先生からお話がありますので、迷ったら小児科がまず間違いないですよ。

花粉症対策のおすすめは?

この時期になると、テレビでもいろんなおすすめ花粉症対策が紹介されますよね。

○○を飲むといいとか、私も結構試しました(^^;

でも、花粉症に効く食べ物を食べるとか、いい空気清浄機を買うとかは、根本的な解決になっていないんです。

根本的な解決として一番の対策は、“花粉をつけない・持ち込まない”ことです。

 

「えっ?外になるべく出ないってこと?そんなの無理」

って普通思いますよね。

 

ほとんどの子どもは外で遊ぶのが大好きです。

雨で外で遊べない日が2日・3日と続くだけでも、子どものストレスはめちゃ溜まり、そのストレスは一緒に家の中にいる私達親に向けられます(ーー;

「雨も降っていないのになんで外で遊べないの!」

「お外は花粉でいっぱいだからね…」

なんて理由、子どもが納得するはずもありません。

ということで、外に出ないのではなく、外出時や日常生活の中での対策としてできることをお話していきます。

 

対策1:花粉をつけない(ついたら、なるべく早く落とす)

暖かい日が多くなる春は、気温に合わせ、中に着る衣類を調節できるように、1枚薄い長袖の羽織物があると便利ですよね。

その羽織物をツルツルした素材の物(春コートのような素材の物)にすると、衣類に花粉がつくことを少なくできる他、はらっても花粉が落ちやすいのでおすすめです。

 

また、外出時には、マスク・メガネ・帽子を着用し、肌に直接花粉がつかないように防ぐことが大切です。

 

でも、子どもの場合、ちゃんとつけていることが難しいですよね。

そういう時は、帰宅後のうがいをいつもより丁寧にさせたり、顔や目を洗ってあげたりしてくださいね。

 

対策2:花粉を持ち込まない

外出時にいくら気をつけていても、体のどこかには花粉がついています。

そのため、家に着いたら花粉を室内に持ち込まないように、玄関先で花粉をはらうのを忘れないようにしてください。

 

また、部屋着と外出着を別々にし、家に帰ったら部屋着に着替えるようにしましょう。

 

その他に、日々の家事の中でできる対策として、布団は基本外に干さない、洗濯物も部屋干しが理想です。

布団は布団乾燥機を使用することをおすすめしますが、難しい場合は干した後に掃除機ヘッドを替えて、掃除機で布団についた花粉を吸うようにしましょう。

 

更にちょっと手間ですが、部屋の掃除は、掃除機よりも雑巾がけをすると効果的といわれています。

 

と、上記の対策を全てやろうとするとけっこう大変ですよね(^^;

すべてができればとても効果は高いと思います。

 

でも、子どもが熱を出した時や、急な用事ができた時など、思い通りにいかないことも多いはずです。

実際に、毎日すべてを続けてやるとなると、正直無理なところがありますよね。

 

すべてができれば理想ですが、1つでも対策していくことで、全くやらないよりは違うはずです。

お母さんの負担にならない程度に続けられることを行ってみてくださいね。

 

あっ、あと、花粉症対策は、子どもたちだけでなく、私たち大人もしっかりやってくださいね。

特に旦那さん。

「大丈夫大丈夫」

と言って何もやらない場合が多々あります(ーー;

「何が大丈夫なん!?」

って言うとけんかになるかもしれないので、”子どものため”ということを全面に出して、しっかりその対策をすることの重要性を伝えてくださいね。

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まとめ

一度花粉症になると、多くの場合、この先ずっと花粉症と付き合っていかなくてはいけません。

うちの子どももアレルギーの採血をしたら、スギ花粉の数値が高く出ていました。

いつ鼻の症状や目のかゆみなどが発症するのか心配です。

 

花粉症かな?と思ったら、まずは小児科を受診してみてください。

そして、花粉対策としては、”根本的な解決”を心がけるようにしましょう。

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