今から2年ぐらい前でしょうか。
『シャンプーを嫌がる』『歯磨きを嫌がる』うちの息子の体験談について書かせていただきましたが、今は嫌がらずに出来るようになりました♪
2年前の私は
『嫌がるのも子どもの成長過程のひとつ』
と、頭でわかってはいたものの、いろんな言葉で息子を騙して(笑)、今思えば、結構必死だったなぁと思います。
そんな私の誘いに乗っていた息子も今は6歳になり、しっかりと自分の気持ちが言えるようになりました。
そこで今回は、どうしてあの時は嫌だったのか。
また、どういう気持ちだったのか。
あと、なぜ出来るようになったのかなど、ちょっと大きくなった息子に直接聞いてみたので、今回は、息子の気持ちを含めてお話していきたいと思います。
シャンプーが出来るようになった理由は?
母:前はなんでシャンプー嫌だった?
息子:昔(4歳の時)は、泡が目に入ると痛かったから嫌だった。
と。
確かにこの頃は、言葉騙し騙しで誘い、ママ友に聞いたりして色々試して、結果、美容院スタイルが一番という事になり、ずっとその方法で洗っていました。
しかしこのあと、私は、息子から衝撃の告白をされました。
息子:5歳ぐらいからかな。お父さんと一緒にお風呂に入った時は、座って洗ってたよ。
母:えっ ∑( ̄□ ̄ノ)ノ
息子:好きなタオルを顔に当てて、シャンプーで洗う時や、シャワーで流す時は、その都度父さんが「○○するよ」って言ってくれて、それで僕も心構えして、それからシャンプーやシャワーをしていたよ。
と。
また、更に詳しく話を聞くと、母の時にも、座ってシャンプーが出来るようになった頃には、父の時には、すでに顔にタオルを当てることなく、髪の毛を洗うことが出来ていたらしい…。
父の声掛けの仕方がよかったのか、母よりも、一歩進んだ感じの父に、ちょっとジェラシーを感じました。
そして今は、父の時も母の時も、タオルを当てることなく、座った姿勢で頭を下に向けて、目を閉じて洗っています。
シャンプーが出来るようになったことを息子に聞くと、
息子:父さんは、「こうやると良いよ」って教えてくれた。それで少しずつ出来るようになった。父さんの時は頑張ってたもん! かっか(お母さん)の時は頑張ってないもん♪」
と。
父の時には頑張り、母の時には甘える。
まっ、これはこれでありなのかもと思いましたね。
歯磨きが出来るようになった理由は?
母:なんで歯磨き出来るようになった?
息子:歯医者さんに行くと、大きな口を開けるでしょ。それが本当は嫌なんだけどね。でも、大きな口を開けないと先生が「見えない。口開けて。口開けて」って何回もうるさいから(笑) だからさぁ、口を開けることに慣れちゃったの
と。
え~、定期的に歯医者へ通っていたことが、結果、良かったようです(笑)
4歳くらいからか、
「歯を磨くよ」
と言うと、素直に口を開けるようにはなりましたが、大きな口を開けるようになったのは、本当につい最近のことです。
はい。
6歳になってからです( ̄▽ ̄;
そのため、結局何が良かったのかはわからないけど、やはり、前もブログで同じことを書かせてもらったんですが、
『必要なことは、必要と分かってもらえるまで言い続ければ、そのうち分かってくれる』
そう信じて今までやってきたからよかったのかなと思いました。
まとめ
「まだ小さいから、きっと言っても分からないだろう」
と思い、言わないのではなく、騙し騙しでもいいので、必要性をちゃんと説明して、声をかけていく事は大事だと、私は実感しています。
その時は一生懸命でも、過ぎてしまって振り返ると、いつの間にか
「あれ?いつの間にか出来てるじゃん!」
と思うことも、正直多いです。
まずは、騙し騙しでもいいので、子どもに「楽しい」という気持ちを持たせ、そして「自信」をつけさせる。
この繰り返しかなと思います。
この繰り返しが、今回のシャンプーが出来るようになったこと、歯磨きが出来るようになったことにつながったと思います。
私は、6歳の息子だけでなく、15歳・18歳の子どもも育ててきましたが、今、思う事はたくさんあります。
また、子どもが大きくなれば、反抗期や思春期などで、色々と違った悩みも出てきます。
でも、完璧な子育てなんて不可能です。
失敗を繰り返し繰り返し、私たち親も、子どもと一緒に成長していく。
子どもに私たちも成長させてもらってるぐらいの気持ちで、肩の力を抜いて、楽しく子育てをしていくことが大切ですよ。