今は皆さん、子どもと一緒にお出かけして帰ってきたら、
「はい。手洗おうね~」
と言って、子どもと一緒に欠かさず手洗いをされているかと思います。
しかし、テレビ等では、
「帰ってきたら、手洗いとうがいをしましょう」
ってよく言っていますよね。
手洗いのやり方は、私達親が子どもの手を取って教えることが出来ますが、うがいはなかなかそうはいきませんよね。
うがいは、のどの粘膜についた細菌やウイルスを洗い流す等の効果があるため、出来れば、帰宅したら手洗いとセットでやりたいものです。
もう何十年も経っていますが、自分が子どもの時は、気がついたら出来ていたような気がします。
って、多分親に教えてもらってると思うんですが、全く記憶にありません(^^;
そんなこともあり、いざ実際に自分が子どもにうがいのやり方を教えようとしても、どう教えれば上手く伝わるのかって、意外と難しく思ったりします。
そこで今回は、子どもにうがいを覚えさせたい親御さん必見!
難しそうで実は意外と簡単な、子どもにうがいのやり方を伝える方法(うがいのやり方や練習方法)についてお話していきます。
子どもがうがいができない!うがいの練習ってどうやってするの?
うがいのやり方や練習方法って?
子どもにうがいのやり方を伝える方法ですが、まず始めは、私達親が、子どもにうがいをしている所を見せるのがいいですね。
そして、手洗いもそうですが、毎回親のその姿を見ていると、子どもって、真似して自分もやりたくなっちゃうものなんです。
そうなったら子どもに、
「じゃ、やってみる?」
と言って、その後は、毎回親子でうがいをするといいですね。
自分たち親はやらず、子どもだけにやらせようと思っても、子どもはやりません。
子どもは親の背中を見て育つので、私達親が率先してやる・子どもに見せるということが大切です。
それでは、実際にうがいのやり方・練習方法についてです。
①まず、口の中に水を含みます。
そして、それを少しの時間キープします。(口の中に水を溜めるという練習)
『これぐらいなら簡単簡単♪』と思うかもしれませんが、最初はそうでもなかったりします。
子どもは、口の中に水を含むと、そのままゴクンと飲んでしまったり、そのまま”べーっ”と吐き出してしまったりすることがあります。
ってこれ、うちの子どもなんですけどね(ーー;
娘の時はスムーズに出来たのですが、息子の時は、ふざけたり遊び回ったりで、なかなか大変でした。
最初は私も
「コラー!ちゃんとしなさい!」
と怒っていましたが、私が怒れば怒るほど息子は言うことを聞かないので、途中からあまり怒らない・言わないようにしました。
すると、自然と息子は、ふざけたり遊び回ったりしなくなりました。
この時に、『何でも真剣に100%の力で子育てするのではなく、”良い加減”で子育てをするのが、結果的に親にも子どもにもいい』ということを学びましたね。
『少しでも出来てくれると嬉しい』というぐらいの、ゆる~い気持ちでやるのがいいですね♪
②次は、いきなりうがいをするのではなく、そのままクチュクチュして吐き出します。(2回ほど)
喉ではなく、まずはこうして口の中をきれいにします。
③次は、口の中に水を含み、上を向いてガラガラうがいをします(ガラガラうがいの練習[10秒程度を2回ほど])
ガラガラうがいということで、子どもに
「上を向いてガラガラ~ってしてね」
と言うと、子どもは純粋に
「ガラガラ~」
と、言葉で言ってしまうので、
「上を向いてアー(エー)って言ってね(声を出してね)」
と伝えてくださいね。
すんなり出来ればいいんですが、うちの場合は苦戦しました。
そのためまずは、口の中に水を含ませない状態で、アーとかエーとか、声だけを出す練習をしました。
そして、そのイメージが出来ている状態で、すかさず口の中に水を含ませ、うがいをさせてみました。
が!
上手くいきませんでした…。
やはり上を向くと、喉の方まで水が行き渡るので、慣れない最初のうちは、どうしてもむせてしまったり、思わず水を飲んでしまうんですね。
そのため、
「じゃ、もう1回ね。もう1回やってみようね」
と言って、何度も繰り返しやらせていたら、
「もう嫌だーーーーー!」
と息子…。
その後しばらくは、ガラガラうがいをやらなくなってしまいました…。
そんなこともあり、うちの場合は、水なしの状態でしばらく練習(真似)して、それが上手にできるようになった頃に、水を含んでやるようにと、一つ段階を踏んでやるようにしました。
水を含んでのうがいの最初の頃は、『それ、ちゃんとうがい出来てる?』って感じでしたが、ふと気がつくと、ちゃんとやれている子どもの姿に驚きましたね。
そして、この時はすかさず
「うがい上手にできたね!」
と、褒めちぎっていました。
この、褒めるということは、子どものやる気に繋がるとても大切なことなので、ホント、大げさなくらい褒めてあげて下さい!
うがいは、言葉だけで伝えるのはとても難しいです。
そのため、まずはお手本を見せ、そして、子どもに真似をさせるというのが一番伝わりやすい・上手く伝わるかと思います。
そして、手洗いもそうですが、うがいも、毎日のように続けることがとても大切です。
うちの場合、子ども達が帰ってきたら必ず
「手洗いとうがいしてね!」
と声掛けをし、更に、やっているかどうかをチェックしていました。
でも、この声がけは、最初のうちだけで、2人とも、自然と言う前にやるようになりました。
やはり、習慣化させることって大切なことだと思いましたね。
あっ、でも、無理強いなどはせず、無理のないように続けてくださいね。
子どもに無理なく続けさせるためにも、”親の背中”、見せてあげてくださいね。
まとめ
コロナウイルスの影響で、毎日のようにテレビやネットなどで、『手洗いやうがいをしましょう』と言われているのを見聞きして、『そういえばうちの子ども達はどうだったかな~』と思い、今回この記事を書くことにしました。
洗面台って、子どもの年齢(身長)によっては、結構高さがあったりするので、慣れない最初のうちは、一緒にお風呂場でうがいをするのもいいかもしれません。
うちの場合、毎回洗面所がビショビショにされていたので…(ーー;
最初は、濡れても大丈夫な場所でやるといいですよ。
また、記事の内容について院長先生に確認したところ、少し補足を頂いたのでご紹介します。
最初のうちは、うがいをするときの全量ではなく、少量から始めて徐々に増やしていくとうまくいきやすい。
また、「イソジンなどのうがい液を使ったほうがいいですか?」とたまに聞かれるけど、それは風邪などのときだけで、通常は水やぬるま湯で十分。
記事にも書いてあったけど、子どもはとにかく親のマネをしたがるので、子どもにうがいをさせたいのであれば、まず、親がちゃんとやらなきゃいけない。
うがいをすることを、”家に入る時は靴を脱ぐ”ぐらい普通のこと、当たり前のことと覚えさせ、ルーティン化することが大切。
家に帰ってきたら、”まず最初に手洗いとうがいをする”ということを当たり前のことにしてしまえば、嫌という感情自体がなくなる。
ハミガキをすることや、外出時にマスクをつけることは、嫌がる子どもが多いけど、うがいはそうでもない。
手洗いとうがいは、コロナウイルスだけではなく、風邪などの病気の予防にもなるので、今回のコロナウイルスをきっかけにしてもらい、手洗いとうがいを、ぜひ自然な習慣にしてもらいたい。
とおっしゃっていました。
手洗いとうがいだけではなく、何事も習慣化させることは大切ですね。
子どもにうがいを習慣化させることで、風邪などの病気も予防することが出来ます。
しかし、正しいうがいと言うか、ちゃんとうがいをしないと、あまり意味がありません。
手洗いも同じですね。
今回のうがいのやり方、子どもへの教え方(伝え方)、是非参考にしてみて下さい。