子どものマイナンバーカードの作り方って?オンライン申請がおすすめ!

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現在、まだマイナンバーカードを作っていないご家庭には、

「マイナンバーカードを作成してください」

というお知らせ・封筒が、国から届いていると思います。

 

でも、

「マイナンバーカードって、なんだか作るのが大変そう…」

「マイナンバーカードって、別に作らなくても困らないでしょ?」

という考えから、封筒をそのままに…なんていう方もいるんじゃないでしょうか。

 

どちらかというと、私も最近作った方なので、あまり大きくは言えないんですが、今後、保険証代わりに使えるなどということもあり、私と子どものマイナンバーカードを実際に作ってきました。

 

そこで今回は、子どものマイナンバーカードの作り方について、私が実際に作って思ったことなどをお話していきます。

マイナンバーカードってなに?

そもそも、

「マイナンバーカードってなに?」

「マイナンバーカードって、いつ・どこで使うの?」

「マイナンバーカードって、別に作らなくても困らないでしょ?」

と思われている方(作る前の私)も多いと思うので、マイナンバーカードの疑問について、Q&A形式で少し簡単に説明していきますね。

 

■マイナンバーカードってなに?

□氏名・住所・生年月日・性別と、マイナンバー(個人番号)に顔写真、ICチップが付いているカードのことです。

 

■マイナンバーカードの有効期限ってあるの?

□有効期限は、20歳以上は10年(発行の日から10回目の誕生日まで)。

未成年(19歳以下)は、容姿の変動が大きいことから、顔写真を考慮して5年(発行の日から5回目の誕生日まで)です。

※マイナンバーカードに格納されている電子証明書の有効期限は5年です。

 

■マイナンバーカードを作るのにお金ってかかるの?

□かかりません。

※更新時も、”旧カードを返納すれば”、無料です。(有効期限満了時の再交付申請や、紛失等による再交付申請は、『再発行手数料:800円(電子証明書有のカードは+200円)』がかかることがあります。)

 

■マイナンバーカードって、何が出来るの?

□金融機関での口座開設やパスポートの発行など、本人確認の公的な身分証明書として使用できます。

□コンビニなどで、住民票や印鑑登録証明書などの公的な証明書を発行できます。

□マイナンバーカードを、健康保険証として利用できます。

※医療機関・薬局によって開始時期が異なります(利用できる医療機関・薬局は厚生労働省のホームページにて公開)

※マイナンバーカード取得後、Webやアプリ等で健康保険証利用の申込みが必要

 

■特に乳幼児って、成長して顔が変わるけど、写真は更新しなくても大丈夫なの?

□5年間(発行の日から5回目の誕生日まで)は、写真で本人とわからなくても、写真を撮り直すことなく、問題なく使用できます。

 

などなど…。

え~、挙げるときりがないのでこれぐらいで。

もっと詳しいことや、その他の疑問については、『マイナンバーカード総合サイト』を参考にしてくださいね。

マイナンバーカード総合サイト

高校生とかでアルバイトをする際、今は会社側(アルバイト先)からマイナンバーカードの提示が求められるので、中学・高校生ぐらいのお子さんがいるのであれば、作っておいたほうがいいですね。

あと、マイナンバーカードって、申請してすぐ届くわけではなく、申し込み時の込み具合にもよりますが、大体申請して1ヶ月程度かかりますので、『必要になって作る』のではなく、『前もって作っておく』ってしておいたほうがいいですよ。

 

え~、私個人的にですが、小さい子どものマイナンバーカードですが、現時点では、あまり使い所がないといった感じを受けるので、正直、急いで作らなくてもいいかなと思います。

しかし今後、健康保険証と紐付けされ、それが様々な医療機関で使用できるようになった場合、薬剤情報や医療費情報の閲覧が可能になるので、

「前にもらった薬の名前ってなんだったっけ?」

「この薬、いつ処方されたんだっけ?」

という場合でも、マイナンバーカードと健康保険証を紐付けしておけば、それらをマイナポータル(というサイト)で確認することが出来ます。

 

その他にも今後、マイナンバーカードの用途は広がっていくと思われます。

その時にバタバタしないためにも、やっぱり今のうちに作っておいたほうがいいかなと思います。

子どものマイナンバーカードの作り方

では実際に、子どものマイナンバーカードの作り方についてご紹介していきます。

まず、マイナンバーカードを作成(申請)時に必要なものは、

■通知カード

■身分を証明できるもの(大人は運転免許証など)(子どもはかかりつけ医の診察券など)

■顔写真(直接行って申請する場合は不要)

です。

 

マイナンバーカードの申請方法は、現在は複数あり、

■直接行って申請する

□当院・しいの木こどもクリニックがある岡崎市の場合は、『岡崎市役所』『岡崎イオンの中にある「市民サービスコーナー」』で申請できます。

■郵送で申請する

□送られてきた封筒に、申請用の用紙が入っているので、それに記入し、顔写真を貼って、郵便ポストに投函して申請できます。

■パソコンで申請する(オンライン申請)

□デジタルカメラやスマートフォンで顔写真を撮ってパソコンに保存し、交付申請用のサイトから、指示に従って入力することで申請できます。

■スマートフォンで申請する(オンライン申請)

□スマートフォンで顔写真を撮って、交付申請用のQRコードを読み込み、交付申請用のサイトから、指示に従って入力することで申請できます。

と、現在は4通りの申請方法があります。

 

ちなみに私は、自分のマイナンバーカードを作成(申請)した時には、『市役所に直接行って申請』しました。

平日の朝早くに行ったんですが、結構な待ち時間がありました。

多分、『マイナポイントの駆け込み需要と重なってしまったのでは?』と思っています。

今はそう待つこともなく、すんなり申請できると思います。

 

作成(申請)は、係の方の言われた通りに用紙へ記入し、また、専用のiPadで写真を撮ってもらい、すんなり終了しました。

係の方に教えてもらいながら作成(申請)するので、申請に必要なものだけ忘れずに持っていけばいいので、直接行って申請するのは本当に楽でした。

 

すぐにはマイナンバーカードはもらえず(できず)、後日、はがきが自宅に届き、そのはがきに、Web予約のQRコードが付いており、市役所か、岡崎イオンのどちらでマイナンバーカードを受け取るか、場所と日付を選択・予約し、当日指定した場所へ取りに行きました。

マイナンバーカードを取りに行った時は、順番の番号用紙を取り、自分の順番が来たら、身分が証明できるものを提出し、マイナンバーカードの説明等をしてもらい、暗証番号などを決めて、用紙にサインをし、マイナンバーカードをもらい終了と、自分(私)のを作る(申請する)のは、何も難しいことはありませんでした。

 

そして、いざ、子どものマイナンバーカードなんですが、私は、『スマートフォンで申請』をしました。

子どものマイナンバーカードも、直接市役所へ行って作成しようと思ったんですが、『うちの子、まだ小さいから、きっと待てないだろうなぁ。写真撮るのも一苦労(じっとしていられない)だろうなぁ』と思い、スマートフォンでの申請にしました。

 

申請用のサイトにアクセスし、項目を順番に入力していき、子どもの通知カードの個人番号を入力して、最後に写真を撮って申請。

写真を撮る時の条件がいくつかあるので、申請後、『やっぱりオンライン申請で申請してよかった~』と、しみじみ思いましたね。

うちで写真を撮るのですら、めちゃくちゃ大変でしたからね(苦笑)

 

後日、はがきが自宅に届き…と、あとの流れは私(親)の時と一緒です。

実際作ってみて思ったのが、作るのは意外と簡単だったということ。

そして、小さい子どものマイナンバーカードを作るのであれば、パソコンやスマートフォンで申請するのが間違いない・楽だということを感じました。

まだマイナンバーカードを作ってない方は、ぜひ、参考にしていただければと思います。

特に、未成年や、運転免許証がない、運転免許証を返納したという方には、公的な身分証明書として、広く使えるのでおすすめですよ。

まとめ

マイナンバーカードの申請は大変!…ではありません!

いろんな申請方法があるので、自分にあったやり方で申請してくださいね。

 

また、これからマイナンバーカードが、保険証の代わりになったり、自分の予防接種の実施に関する情報が見れたり、自分に関する手当・給付情報を見ることが出来たりと、何かと必要な機会が増えてくると思います。

マイナンバーカードは、実際手元に来るまで、私の場合は1ヶ月程度かかりました。

そういった様々なことを考えると、早めに、ちょっと気持ちに余裕があるうちに作成(申請)することをおすすめします。